「人」が生み出す新しい景色を味わう
観光SaaSを手掛けるスタートアップ、ナツメグのミヤサカです。
2023年7月某日、幹部メンバー総勢7名で、2泊3日で金沢に合宿に行ってきました。
半期に一度行われる幹部合宿は、膝をつきあわせてノンストップで語り合える貴重な機会。本日はこの合宿の様子をご紹介します。
新しいメンバーを迎え、次に行くべき場所(目標)を定める
コロナ禍中は、夜明けを信じてとにもかくにもプロダクト開発に取り組んできたナツメグですが、今年は営業体制の強化に着手する年です。
今期は人財採用を最重要経営課題として掲げ、まさに社員一丸となって仲間集めに取り組んできたわけですが、そのかいあって上半期にはビジネス(営業)部門で7人の入社が決まりました。
(私が日本法人では8人目の入社だったと思うので、あっという間に倍!)
今回の合宿は、新しく入社したばかりの幹部となるメンバーを中心に、市場における自社の現在地を確認し、来期中(2024年12月時点)にどこまで到達するかといった観点でOKR*を議論しました。
今回は新入社員かつセールス系のメンバーが多かったこともあり、これまでとは違う視点や議論がたくさん出てきました。
そして、この会社で見られる風景が、がらりと変わった感覚を覚えたのです。
これこそスタートアップの成長フェーズ。
スタートアップでは、一人ひとりの存在感と及ぼす影響力が圧倒的に大きい。
たった1人の優秀な人財が加わることで、大幅に知見が広がり、みんなの視界ががらりと変わったりします。
一段上の領域に一歩踏み出した、または背中を押された感覚。
未知の世界が見えると、自分自身がちゃんとついていけるかという不安や緊張感も味わうことになる。一方で、この先にまだ見ぬ新しい世界が広がっていることに気づいて、わくわくもする。
この感覚も、スタートアップのモメンタム(成長実感)。
この緊張感を伴うわくわくこそ、個々人の成長の原動力となるのだと思います。
これを書きながら、イタリアからスイスに抜ける電車や、スイスの車窓風景を思い出しています。これからたくさんのトンネルをくぐって、仲間を迎えるたびにその車窓風景を次々と彩っていくんだろうな。
ALL STAR採用にチャレンジします
食事の席では、みんなにどんなチームが理想か尋ねたのですが、プロフェッショナルとして一人ひとりが自立し、切磋琢磨できる。純粋に、まっすぐに成果に向かっていけるようなチームにしたいというメンバーが多かったように思います。
そこで、採用を担う者として私が掲げたOKRのObjectは、「俺らALL STARS!」。
まずは日本一、そして世界一のプロダクトとして認知されることを目標に、世界で戦えるだけのオールスターチームをつくる。
そう、今年日本中を沸かせたWBCの侍ジャパンのような。
というわけで、秋にはオールスターを迎えられるだけの制度や環境を用意して、採用活動を加速することになると思います。
ぜひ、今後のナツメグにご注目ください。
おまけ:金沢グルメ事情
コアバリューに”Fun(楽しさ)”を掲げるナツメグは、旅先を楽しむことも忘れません。もちろん、日中はほぼ議論に時間を費やしましたが、ランチタイムに貸し会議室近くの兼六園をお散歩したり、夜は北陸の海の幸を楽しみつつ、親交を深めました。
私は早起きしてホテル近所をお散歩。古都の街並みも楽しみました。平日だったこともあるでしょうが、京都に比べてさほど混雑していないですし、食材レベルが高い割には京都より断然お安い印象でした。
今回意表をついてヒットだったのが、Dinnerでお世話になったスペイン料理レストラン「アロス」。店員さんのキャラと料理の画が強い。そして、美味しい。