言葉の威力〜言葉にすると壊れる↔言葉にするとできるもの〜
「言葉にしたとき壊れてしまう優しい気持ちを初めて知ったわ」聖子ちゃんの歌〘赤い靴のバレリーナ〙の一節です。
本当にそう思います。
「好き」という気持ちは、簡単には言葉で表せない、表すとどこか本当の気持ちと違ってしまう…
「好き」だけではなく、どんな気持ち・言葉にもそういうところはあると思います。
でも、それでも、言葉にすることはとても大切です!!!
ということを体験しました。
私には好きな人がいます。
その人は、恋愛を受付けないので、
私に少なからず好意を持ってはいても、距離を取り、「好き」とか言いません。
「嫌いじゃない」「気が楽」とは言われたけど。
そんな状態なので、私の中には片思い感がずっとあり、一歩引いて遠慮しているようなところがありました。
ある時、起業に向けて本心で生きると決意した私にとって、その「遠慮感」をどうにかしたくなりました。これじゃいかんと。
好き嫌いの話が大嫌いな相手に、
もうこれが最後になっても仕方ない、それでも私は本心で生きる方を選ぶのだ、という覚悟で
好き嫌いの話をするために電話をしました。
結果的に、私が言わせたような形で(笑)、でもごく自然に「好きだね」と言ってくれました。
実は、たまに会う毎に、彼の私への警戒心はだんだん薄れ、好意も大きくなっているのはひしと感じていました。それでも私は自信を持てずにいたんです。
が!これが言葉の威力です!
言葉にしてもらったら、ものすごく、私の肩の力が抜けました。これまでよりも、楽に自分の足で立っていられる感じです。
言葉にするというのは、ぼんやりした思いをはっきりと認識することだと思うんです。言葉にした本人の中でも、相手に対しても。
恐らく彼は初めて、私への「好き」を自分で認識したと思います。そして私も、それをちゃんと受け取ることができた。
「《言葉》という形」になったから、なんです。
言葉にするかしないかで、こんなに違うのか…
言葉は人を傷付けることもある。
言葉にすると壊れてしまう気持ちもある。
でも、とっても大切なんだと、こんなにも威力があるのだと、知りました。
これからも言葉を大切にします。
それは、心を大切にすることと同じ。
言葉ですれ違うこともあるけど、私は私の言葉を紡ぎ続けます。
あなたの言葉も聞きたいです。
よかったら、お気軽にコメントください。
内容に関係無いことでも(笑)
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