生きてる実感の実体＝ただ、自分の意志で動くこと
あまりテレビを見ない私だが、年始に地震が気になって点けた時、たまたまDr.コトー診療所の再放送を目にして、すぐに引き込まれ、見続けた。私って本当はドラマ大好きなんだよね。大好きだけど、テレビに時間を費やした後の虚しさが恐くて見ないようにしているところがある。
それはさておき。
ドラマの中で気に留まった場面があった。
患者が、これからどう生活して行くか自分で決める場面。まぁ、よくある場面なんだけど。
本人が自分で考えて決めた姿に… 納得した。
これが、生きてる実感 となるんだ。
これでいいんだ、と。
こういう、正解の無い選択をする時には（選択はいつでも正解は無いのだろうけど）、
どうしても、自分の中の正解のようなものを探してしまう。それを探し当てないといけないような気になっている。世間の正解、置かれた環境の正解から逃れられても、自分の正解を探してしまう。私の場合、本心で生きたいを中心に置いているから、「自分の本心はどれだ」と本心を正解として探してしまう。
でも、本心がわからない時もあるし、本心に拘ることが、反って自分を固くしてしまうこともある気がしている。(これは、今初めて、気がした)
だけど、大事なのは正解らしきものを探し当てることではなくて、何を選ぼうと自分の意志で決めることなのだと、落ちた。
これは、本心で生きたいと願っている私を、安心させた。どこかホッとした。
それでいいんだ、と。
仮に正解があったとしても、
正解を選べなくても、
自分の意志で選ぶことこそが、生きてる実感となって行く。そこの＝(イコール)が、その患者の姿に見えた。
本当のことを言うと、私が真に求めているのは、本心で生きることではなくて、生きてる実感を持つことなんだ。
と、今気付いた。
うん。
わーい！
それでいいんだ。
気が楽になったーー＼(^o^)／
正解見つけなくていいなんて、なんて気が楽なんだ♪♪♪ ﾙﾝﾙﾝﾙｰﾝ♪
「それでいいんだよ」って言葉をすべての人にかけたい…と初めて思ったのは、20年ほど前だっただろうか？
それからずっとその思いを持ち続けている。
それとは少し違うかもしれないけど、
私が「それでいい」って言われたようで、安心した。
ちなみに、「それでいいんだよ」は、「そのままでいいんだよ」とは全く違うのよ。
通りすがりのドラマに引き込まれた自分のセンサーを、歓迎したい。でかした！と言いたい。その場面に出合えて、私は嬉しかったと思う。
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