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【バレエ】ターン・アウト

バレエダンサーって常に内くるぶしを正面に向けているのだそうです。

トレーナー(スポーツ)で言うところの「股関節外旋」。
バレエでは「ターン・アウト」と言うそうです。

“常に”内くるぶしを正面に向ける
これは脚を後方へ伸ばした時もです。
これをするとすごくお尻が痛い。ものすごく痛い。
ですが、バレエ・ダンサーたちのお尻が引き締まっているのがよくわかります。

専門的な話になりますが、筋肉の力を発揮させるには、筋肉同士を戦わせる必要があります。互いに働きが拮抗する筋肉が必ずあるので、それを同時に働かせるということです。

例えば、膝を曲げる筋肉と伸ばす筋肉。(真逆の筋肉=拮抗筋)
膝を曲げるとき、
 膝を曲げる筋肉100% vs 膝を伸ばす筋肉0%
にはなりません。もしかしたら99% vs 1%になることはあるかもしれませんが、どちらかが0%になることはありません0%にしてはいけません。

脚を後方に伸ばすとき、太ももの骨は内旋(内回し)に向きます。内くるぶしを正面に向ける力は太ももの骨を外旋(外回し)させる力です。
内と外で拮抗しています。

内と外を拮抗させることでどんな力が発揮されるかというと、上半身が伸びる力が発揮されます。行ってみるとわかります。

美しさを表現するとは筋力だな〜と実感します。

先日のレッスンで先生から
「そろそろ優雅さを覚えようか〜」
と言われました。

がんばる。

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