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先出し?後出し?子どもがChatGPTを使うべきタイミングとは
3人の子どもを育てながら、小学校の先生として働いているダディです。
今日は、「お子さんがChatGPTを使うタイミング」について投稿します。
ChatGPTを使わせたら、考える力が落ちるのではないか…
誰もが考えたことのある心配ではないでしょうか。
ベネッセの調査でも、同じ心配を多く抱いていることがわかっています。
![](https://assets.st-note.com/img/1730503262-XQYW9v0UzsuHGKeBPVpq3bRl.png)
現役で小学校教員をしている私としては、この心配はいらないと考えています。
カギを握るのは、”ChatGPTを提供するタイミング”。
タイミングがうまく噛み合えば、お子さんの考える力を加速させるツールになるのです。
ChatGPTを運営しているOpenAIという企業の日本支部「OpenAI Japan」の代表である、長崎忠雄さんへのインタビュー記事を見つけたので紹介します。
以下、インタビュー記事より引用します。
教育分野でも、AIの活用に大きな期待を寄せる。
「ChatGPTを使った事前学習とディベートを組み合わせることで、より深い思考力を養成できる」と長崎社長は提案する。
具体的には、授業前にChatGPTで事前調査を行い、授業ではその知識を基にディベートを行うという方法だ。
これは、AIと共存する未来社会に適応した人材育成の新しいモデルとなりうる。
要するに、”授業の前”にChatGPTを使わせようというもの。
先日発表された、「ChatGPT search」もあるので、事前学習は格段にスピードアップするはずです。
✨ChatGPT search機能で進化✨
— ダディ|AI・NFTのやさしい案内人 (@3daddy_nft) October 31, 2024
Perplexity @perplexity_jp @perplexity_ai
Genspark @genspark_ai
Felo @felo_ai
に続き、ChatGPTにも検索機能が追加されました!
”生成AIは信用できない”
と感じている人の理由の1つに、「情報源が分からない」というものがあります
これを打破する一手‼️… pic.twitter.com/JXGMGDLyge
実はこれ、文部科学省とは逆の考え方なんです。
文科省は、
1.自分で考える
2.AIからの答えを取り入れて再考する
という順番。
下の画像は文科省が考える、AIの活用が適切かどうかの例です。
![](https://assets.st-note.com/img/1730503720-LspoFIvX7zq0ARfcJyT5C1aQ.jpg?width=1200)
「始めからAIに聞いたら、自分で考えないでしょ。」というのが文科省の考え方。
とはいえ、長崎さんの考え方も納得できますよね。
国際化が進み、現代では表現力が求められるようになりました。
話したり、書いたり、まとめたり。
表現するためには、前提になる知識が不可欠です。
その知識を獲得するためには、長崎さんのような使い方が不可欠。
どちらが良い・悪いという問題ではなく、大事なのは”使い分け”。
自分で考えることを磨いていく小・中学生には、文科省スタイル
表現力が求められる高校生や大学生には、長崎さんスタイル
お子さんの発達段階に合わせて、ChatGPTを使わせてあげるのが適切です。
小・中学生の子がいきなりChatGPTを使いたいと言ってきたら、
「あなたはこの問題について、どう考えたの?」
と考えを引き出してあげることが必要。
高校生・大学生が下調べに時間をかけていたら、
「ChatGPTを使えば効率的だよ。」
とアドバイスしてあげるのが効果大。
ChatGPTを差し出すタイミングを見極め、お子さんの成長につなげていきましょう!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました♪
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