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三社祭の話
浅草はこの週末、”三社祭”で活気付いています。
4年振りの完全復活ということで、お神輿を担ぐ人たちも楽しそうというか熱のこもった雰囲気で、なんだか物々しさすら感じます。
個人的には浅草に越してきて初めての三社祭なので楽しみでもありますが、いざ始まるとなると近所だしチラッと見に行けば良いやくらいの気持ちになってきているから不思議。人も多そうだし。 たまたま早起きしたので、土曜の朝の浅草の様子をチラッと覗いてみましたが、浅草にどんどん人が流れ込んできて、満潮になる時の海のように、ボーッとしてると人の波に飲まれてしまいそうだったので、早々に移動しました。
高校生くらいまでは親父が転勤族だったし、大人になってからも実家が転々としているので、”地元の祭り”みたいなものに対しては少し距離を感じていたりするんですが、”地元の神輿”を担いでいる人たちを見ているとやっぱり羨ましいと思うわけです。心のどこかで「どこかに根を下ろしたいなあ」と感じているんだと思います。 自分の上の世代とか、過去に対しての執着ではないと思うんですけど、”正月は皆んなで実家に集まる”とか”地元に帰る”とか、そういう感じって良いよなあと思っているわけで、いつかそういう場所を自分が作れるかなあと、じんわり。家族だけじゃなくて、色んな人にとっての帰れる場所が良いなあ。みんなで楽しく。
明日は隙間時間にチラッと三社祭を覗いてみよう。人混みはクラクラするから、上手いことスルスルっと。