Nami Goto Artist Statement

この度わたしの美術家としてのステートメントを動画にまとめることができました。今、どのような姿勢で制作に向かっているのかを、今年2月に行った個展の展示や作品画像を背景に語っています。ぜひご覧ください。

以下、概要から
「制作するとき、わたしは、わたしという人間の主観を極力排除するように心がけていて、身体、精神、心理などわたしという個体のすべてをひとつの触媒として、絵画を生み出そうとしています。色と油がわたしの身体を通過して画面に定着するとき、時間や空間を超えた世界がそこに広がります。時間は、わたしを含む観覧する者自らの没入によっていかようにも変幻し、それに相応するように空間も畝り動きます。物質としてアートを定義したポロックを超え、わたしは自らを触媒として生み出す行為をアートの、そしてアーティストの定義として制作を続けています」

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