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vol.74:「Blue Hunter」連載開始

こんにちは。
大切に、大切に育ててきた作品を、
ようやく披露することができました。

◆「海ガールは大海獣の夢をみたい~Blue Hunter~」
https://manga.line.me/product/periodic?id=S137514

「Blue Hunter~真夏と時のカイリュウ~」
改め、「海ガールは大海獣の夢をみたい~Blue Hunter~」
というwebtoonに合わせたタイトルにしました。
 
今から20年後の未来。
世界は大海洋開発時代に沸き、
未知の海洋生物を発見すると、
仮想通貨「Blue」が手に入る世界。
「Blue」を求めて海洋探索を行う人たちを
「Blue Hunter」と呼び、
老若男女、世界中の人たちが、
海辺の生物から、深海の生物まで
位置情報と共に、海洋生物情報を
「パトランティック」と呼ばれる巨大サーバーに送る。
 
ちなみに現実世界でも、
海洋生物は約200万種、存在すると言われていますが、
人類が発見しているのは、その僅か10%程度だということ。
 
たとえば、深海では、種を継承するため、
生物は両性具有だったり、雄が雌に変化したり、
また、その体内に、
モルヒネの1000倍の成分をもつ
生物がいたりなど、
海洋生物の生体やDNAを解析すると、
医療やエネルギー、さまざまな分野に
フィードバックができます。
 
なので、物語の舞台である20年後の未来では、
世界人口を巻き込んだ、一大海洋生物探索を、
世界中のメジャー企業が出資をして支援し、
「Blue」に価値を与えているので、
「Blue」は法定通貨以上に、
価値のある仮想通貨となっています。
 
物語の冒頭で、
高知県室戸市でフリーダイビング取り組む
ある女子高生が、潜水中に大発見をし、
一躍、世界中で有名になります。
 
そして、手にした莫大な「Blue」をもとに、
女子高生たちがギルドを組んで、
海洋冒険に出かける、というおはなしです。
 
彼女たちの旅の目的は、
2000年をかけて地球を一周するといわれる
深層海流を渡る生物「シーザウルス」を求めること。
 
女子高生たちが、
「シーザウルス」「Blue」を求めて、
世界の海を探索する、
それが「Blue Hunter」です。
 
原案・世界観・設定は、波房の創作ですが、
弊社の若いスタッフが懸命に取り組んでいる
渾身の力作です。
 
物語には4人の女子高生が登場し、
彼女たちの出身地ともリアルなコラボレーションを
展開していくなど、
波房らしく、ソーシャル×エンターテインメント
といった取組で進めていきます。
 
そのあたりは、乞うご期待。
ぜひ、この取組、応援してください!!
 
「燈の守り人」に次ぐ、エンターテインメント、
第2弾です!!!
 
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◎【結び】
50歳の年、
2023年はもう少しで終わりますが、
波房個人としては、波乱の1年でした。

ひとつのことを長く続けていると、
マンネリ化したり、陳腐化したり、
そして、歪が生まれたり・・・。
守るものが大きくなると、
変化に適応できなくなり、
自ら変化を創り出すことを
恐れるようになります。
しかし、本質的には、
もしその活動を社会の資産にしていく
という覚悟があるのなら、
その変化は受け入れる、というよりも、
自ら変化を創り出す側にいた方が、
次のステージに向かえるのだ、
と心から思いました。
 
そこで問われるのは、
やはり、未来を想像する力。
 
物事をポジティブに捉えるか、
ネガティブに捉えるか、
それは自分自身がどのように
現在や未来を認識するかによります。
 
一見、ダメだ!と思うような局面でも、
よくよく考えると、
それは必要な変化や破壊であったりして、
むしろ、これはよりよい未来に向かう
兆しだと捉える(認識する)ことも、
重要な心持ちだと思います。
 
ただそこには、ある種の覚悟がいります。
そして、いつもいつも、覚悟をむき出しに
対峙し続けられる訳でもないので、
弱音を吐いたり、グズったり、
そんなガス抜きも必要です。
 
人間という生き物が優れているのは、
「認識」という力を持っていること。
「事実」は変えられないが、
その「事実」に向き合う心持ちや、
見る視点を変えれば「認識」が変わる。
 
つまり、「事実」は変えられないが、
「認識」は変えられる。
そして、「認識」を変えると、
自分が向き合っている「現実」が変わる。
 
それゆえ、「想像力」は大事なのです。
そして、その「想像力」とは、
絶えず、予測をしておくこと、
絶えず、獲得したい未来に向けた
道筋を考えていること。
 
だからこそ、人の本質は「未来的」である
ということなんだと思いました。
 
「認識」を変えるのは、
メンタルが低下したときにも
有益な手法なので、変えた「認識」を
きちんと言葉にする、言語化する、
ということも非常に大事だと思います。
 
と、とりとめもなく、結びとさせてください。

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