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【映画】ヒマおじ、Brotherブラザー 富都(プドゥ)のふたり(アバンとアディ)を見る。

予告編と紹介文を見て気になっていたアバンとアディを見ました。これ映画公開もしているのですが、Netflixでも既に配信されていたので(タイトルが違ったので見つけずらかったですが)これは見なくてはと。

重そうなテーマでしたが、見たらやっぱり重かったです。なんだか「人生」を色々考えさせられました。


見終わってから二人が日常をどんな気持ちで過ごしていたのか、ずっと考えていました。

きっと彼らが抱いていた「こうなりたい」「こうしたい」は俗にいう希望とは違うものだったのだと思うけれど、でもそれと向き合えば、「叶わない」にたどり着いて、今の生活に絶望するから、向き合う事すらできなかったんだと。

苦しいながらもほんの少しの小さな幸せに満足しているように生活をしていたけど、でもやっぱり、衝動的なやり場のない感情が抑えきれない時が来て、それは悲劇を繋げていってしまって。
全ては誰のせいでもない、生まれた環境と変えられない運命のせいだってわかっているからこそ、どうにもできなかった。

法律とか制度とかって平等だからこそ、公平にはならない。

なんて色々考えてしまって、見終わった後もやもやし続けたけど
でも印象に残ったのは、青空の田舎道を歩くシーンとゆでたまごのシーンだったのが救いでした。



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