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迷信

ただのいじめっ子に対する例えツッコミ。

「お前、アニメの時のジャイアンかよ!!」

どうもピースフルクリエイター俺です。

突然ですが、皆さんは迷信を信じますか?

古来から日本に伝わる迷信は沢山あります。

有名なものだと「雷が鳴ってる時はヘソを隠せ」や「夜に口笛を吹くな」や「でかいトウモロコシにはスク水を着せろ」があります。

え?トウモロコシのやつは聞いたことないって?

そう、トウモロコシのやつは僕がテキトーに考えた嘘です。

テキトーに考えたにも関わらず他の迷信の中に上手く溶け込んでいました。

つまり迷信なんてものは昔から伝わる唯のデタラメなのです。

今回は迷信バスターズの鬼の三番隊隊長である僕が迷信は昔誰かがテキトーに言ったクソみたいな嘘だと言うことを証明するために、有名な迷信のひとつである「しゃっくりを100回すると死ぬ」を検証したいと思います。

検証は簡単です。

しゃっくりを100回して死ななければいいだけの話ですから。

とは言ってもしゃっくりがどうやったら出るのかが分からないのでとりあえず喉に味噌を塗ってみました。

しかししゃっくりは出ませんでした。

喉ちんこ田楽が完成しただけです。

味噌を塗る過程で数えきれない程えずきました。

えずいてもえずいても止まらないえずき。

このままえずきながら死んでいくのではないかとさえ思いました。

※えずき=えなりかずきの略ではない。
※えなりかずきを略す時はなりかずと略す。
※えなかずと略す場合も有。
※関東ではえなかず、関西ではなりかずと略す。
※台湾ではエズキ・ナリと呼ばれている。
〈例文〉 
「エズキ・ナリはズッキーニを丸呑みしたのでえずきが止まらない。」

えずいた時に頬を伝った涙の塩気と喉に塗った味噌の風味のせいか実家でお母さんが作ってくれたお味噌汁を思い出しました。

「喉ちんこ田楽をすると故郷の母を想う」

これは迷信なんかじゃありません、紛れもない事実です。

実家にはもう何年も帰ってません。
あの日、1人前の男になってから帰るって母ちゃんと約束したから。

だから僕は意地でもしゃっくりを出すのです。
確実にしゃっくりを出すためにはちゃんと調べた方がいいと思いパソコンを開きGoogleで調べました。

すると次々と画素数の低い阿部寛の画像が出てきたのです。

どうやら僕は間違えて「阿部寛 若い頃」と検索したようです。

パソコンの画面に写った昔の阿部寛を見て驚愕しました。

阿部寛の髪型が今と全く変わっていないのです。
そこからというもの1990年代の阿部寛、2000年代の阿部寛、2010年代の阿部寛、現在の阿部寛を見比べましたが全く髪型が変わっていませんでした。

恐怖のあまり鳥肌を超えてプテラノドン肌が出始めました。

自分の中に潜んでいたプテラノドンが暴れ出し、僕が大空に飛び立とうと両手を広げたその手が隣に偶然座っていた阿部寛の胸部を強打し、横隔膜を刺激したことで阿部寛がしゃっくりを始めたのです。

阿部寛のしゃっくりは次第に早くなり、僕もそのビートに合わせてフリースタイルラップをかましました。

僕の凄まじいディスで阿部寛が涙目になり、涙が溢れそうになったその時、しゃっくりの回数が100回に達しました。

「うごぉおおおおおおお!!!!」

すると阿部寛は唸り声を上げながら体を膨張させました。
今にも破裂しそうです!

パァアアアン!!!!!

大きな音と光を放って阿部寛は破裂しました。

迷信は本当だったのです。

僕がこんな検証をしなければ、、、

悔やんでも悔やみきれません。

僕のせいで阿部寛はいなくなり、テルマエロマエ3はもう制作できないのですから、、、

膝から崩れ落ち、涙を流しながらテルマエロマエ3を阿部寛なしで制作するにはどうすればいいのかを考えました。

泣き崩れながらテルマエロマエ3の主演オーディションの日程を調整していると、僕に1人の男が駆け寄ってきました。

「君は僕のヒーローだ」
「助けてくれてありがとう」

「この声は!?」

僕の目の前にいたのはとても大きな男で、とても顔の彫りが深い男でした。

「生きていたの?阿部寛!!!!」

「違うんだ。僕は阿部寛じゃないんだ」
「僕は竹田清博。阿部寛はあの髪のことなんだ」
「僕は30年も前からあの髪にコントロールされていたんだ」

「だから昔から髪型が変わっていなかったんだね!!」

「そういうことだ!」
「ありがとう。僕を支配する阿部寛を倒してくれて!!」
「名を教えてくれ!!礼がしたい!!」

「名乗るほどのもんじゃねーよ」

そう言い残し僕は更なる大地に旅立った。







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