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【注!黒バス二次創作】堀り下げてみたい黒子っち5つの疑問

つまりは「黒子っちについて考えてみた」ということですね週一投稿がまたしても瀬戸際なんですね分かります( ´∀` )





二次創作の何が美味しいって

二次創作って、原作で描かれたパートとパートの隙間を埋めるのが醍醐味だと思うんですよ。
吐き出された台詞が言葉になるまでに、どんな経験を重ねたらその言葉を思考するようになるのかとか。
原作で描かれた状況や条件に至るまでに、どんな体験がその選択を取らせたのかとか。
所謂キャラクターや事象のバックボーンを、原作リスペクトをしたままどれだけ妄想できるのかっていう。

原作に齟齬を生まず、解釈の範囲で収まりながらもそのキャラクターや事象の背景をどれだけ都合よく捏造できるか。
そのギリギリの瀬戸際を探っていく楽しさが二次創作の原点なんじゃないかなと、言語化すると結構アレな話ですがそういう事を思う訳です。
ということで、今後機会があればこういう辺りを掘り下げてみたいなっていう原作の空隙を列挙していきます( ´∀` )

①どうしてイグナイトパスは掌底なのか

あれかい?
テッちゃんは元々空手やってたとかかい?
たまに見かけるよね、実は武術の達人でした的なテッちゃんとか。
そういうの好きだけど、多分あの力こぶと体力の無さで格闘系チートは現実的に難しいとも思う( ´∀` ;)
でも好きよ、ホント。

1.取れる人間が限られるパスが必要だった
2.テッちゃんがボールに触れる時間を極力短くしたかった
3.パスが放たれた時のインパクトを可能な限り大きくして相手の精神を揺すぶる、または他の戦略や隠し技やテッちゃん自身の隠れ蓑にしたかった

大方、イグナイトが果たす役割として考えられるのはこの3つ。
そしてその3つを満たすためには、特別に早くて強いパスが必要で、でもテッちゃんの臂力ではボールを叩きつけるくらいの力でないと実現不可能だったんでしょう。
拳で殴ればコントロールが難しい、かと言って指先で出せる力では求める威力に足りない。
この辺りの理由からギリギリコントロールと威力のバランスが取れるのが掌底だった、ということだとは思うんだけど。
……実際その辺は空手か何かの武術でもやってないと、なかなか思い至らない技なのでは?と思うと夢が広がるよね(*´艸`*)ウフフ
そして条件1がもし提示したようなポジティブな理由じゃなくて、例えば「キセキの5人のスピードに、通常のパスでは追い付けなくなっていたから」だったらテッちゃんの努力と闇が深くなって更に帝光時代の妄想が美味しく煮詰まりますよねって話。


②どうして冗談が苦手なのか

あるいは、冗談が苦手であると認識せざるを得なかった理由は?

真面目で真っ直ぐなテッちゃんだから、ちょっと冗談言ったつもりだったのに周囲の人間がそうとは気付かなくて勘違いが加速して大変なことになったのが何回かあったからとか?
それとも感情の起伏が激しくないから冗談言ってるのか本気なのか端からは見分けが付かないから変な空気になっちゃって、とか?
もしくはまさかの、影が薄すぎて人と冗談交わすほど濃いコミュニケーションを図れなくて、とかだと私が泣くが( ノД`)シクシク…

読書が好きなテッちゃんだもの、語彙が無いとかウィットに富んだ会話が分からないってことは無いと思う。
なのに冗談は苦手ってのは、何か苦い経験とかそんなんがありそうで胸がどきどきすると同時にハラハラしちゃうよ(*´Д`)ハァハァ
そんでもってもしこれが「感情を表に出すな」っていう赤司君のアドバイスを真に受けた結果更に乏しくなった存在感と表情が冗談を苦手にさせた、とかならもっと苦しくなっちゃいますちょっと誰かこの辺掘り下げてくださいマジで。


③灰崎君とは仲良かったのかそうでもなかったのか?

多分だけど、仲悪かったってことは無いと思う。
ミートボール取られてもテッちゃんからしたら天の助けかも知れなかったしね(笑)
そんでさ、開花してからのキセキのバスケ(特に青峰君の独り善がりなバスケ)は「あの人のバスケは嫌いです」ってハッキリ言い切ったくらいなのに、灰崎君に対するヘイトはあんまり見えないのも不思議だなって。

赤司君に強制退部させられたほど暴力的だったり問題が多かった灰崎君は、バスケ馬鹿のテッちゃんからしたら真っ先にヘイト向けてもおかしくないと思うのよ。
暴力に訴えるような奴には敵わなくても真っ向から喧嘩売っていくスタイルのテッちゃんなのに。
試合中の態度も最悪だし、ムッ君の暴言にキレるテッちゃんなら腹に据えかねててもおかしくないと思う。
原作EGでは態度もやってることも最悪なナッシュたちに、直接会ってもない時からキレ散らかしてたくらいだしね(笑)

それこそ緑間君には「彼は苦手です」って言う癖に、灰崎君に関しては嫌いとも苦手とも言ってない。
原作の展開的に、黄瀬君を灰崎君のライバルポジにしたかったからテッちゃんからの視点は省いただけってこともあると思う。
けど、それだけにしては原作テッちゃんから灰崎君への感情が分かんないな~って。

WCの福田総合 vs 海常戦で黄瀬君を応援したのは、準決勝で黄瀬君とまた試合したかったから。
それと、試合中の(もしかしたら試合前も含めての)灰崎君の行動や態度が最悪だったから到底肩入れは出来ないと思ったことまでは分かる。
それにしたって、大事な相棒殴られかけたってのにテッちゃんは冷静だし。
火神んが何も言わなかったにしても、本当に灰崎君が「バスケの事を何とも思っちゃいない」奴なら、テッちゃんにこそそれを言わせる方が描写として効いたと思うのよね。
だから、テッちゃんから灰崎君への感情って、良ければ実はそれなりに共感できるところがあると分かるくらいには深かったか、全くの無関心かどっちかじゃないかなって気がしてる。
本当に無関心だと悲しいから、出来れば前者希望で(笑)


④パサーとしての矜持があるのか無いのか

高尾君て、テッちゃんのことバリバリに意識してたじゃない?
同族嫌悪とか言っちゃって、それってのも緑間君にパスを出す自分の専門職に結構な自信なり誇りなりがあるからだと思う。
そして同時に、テッちゃんの事を同じ土俵の上位互換くらいに思ってるからこそあれだけ敵意剥き出しで当たっていったんだろうと思うのね。

でもテッちゃんは、高尾君に敵意向けられても左程動じてなかった。
何なら洛山戦で赤司君に完璧なパサーとしてのお手本みたいなプレーを見せられても、パサーとしての自信が打ち砕かれて、みたいな描写はあんまりなかったように思うんだよね(私の記憶力が乏しいだけかもだけどw)。
詰まる所、テッちゃんはキセキ達の中でバスケ選手として生き延びるために(自身の能力的にも)パサーに徹していたけど、パサーとしての自分には対して思い入れはないんじゃないかという話。

原作EGで高尾君は赤司君に緑間君へのパスを模倣されて苦々しい顔してたよね。
言わずもがな、あれは緑間君のパサーたる自負を打ち砕かれた痛みの表情でもあったと思う。
でもテッちゃんは、キセキ以外の人にイグナイトパスを出す時に、過去を引きずる顔はしなかった(と思う)。
あんなに事あるごとにキセキを、青峰君を思い起こしていたのに、彼らしか取れなかったパスを彼ら以外の人に出すことに対しては余りにも無感情だった(気がする)。
そこから類推するとテッちゃんは、「パスの中継器としての役割」にはバスケ生命を賭けているけど「パサーとしての矜持」みたいなものは薄いんじゃないかなぁ。
勝てるならどんなパスでも良いし、自分が持てる力を使えるならパスじゃなくても、貢献できるならバスケ選手でいられるなら試合のコートに立てるなら、何でも良いんじゃないかなぁって。

そんな、ある意味自己犠牲的な要素ばっかりの癖に欠片も自分ではそれに気付いてない危ういテッちゃんのバスケ観とかを第三者視点で読んでみたいな~(´∀`*)


⑤人間観察が趣味、なら、実はテッちゃん視えてるんじゃない?

幽霊が、とかじゃなくて(笑)
赤司くんや桃っちやカントクみたいに、上手い選手の伸びしろとか成長のベクトルとか現在の数値とかみたいなやつが。

試合中、相手の癖を掴んだりするのが得意な描写はあったよね。
若しくは、得意では無いのかもしれないけど出来ると。
それって試合中じゃなくても、ちゃんと観察すればある一定程度(範囲)の状態なら見えるしそこから類推して今後どうするか(なるか)も予測できるのでは?
何が言いたいかというとつまり、帝光中の時とか、桃っちや監督コーチ陣やキャプテンたちとスカウティングとか行ったりしてたのやも?という話(*´艸`*)

マネージャーじゃないけど、きっと自分の練習でいっぱいいっぱいだったろうけど、初期瀬君と行ったみたいにレギュラーとして二軍の試合に付いて行くこともあったみたいだし。
そうなると一緒に試合する二軍の子たちにパサーとして指示出しすることもあったかも知れないし。
一緒に試合する中で怪我しそうなやり方してる子がいたら、割と分かった方なんじゃないかなって。
そうしてアドバイスってほどじゃないにしろ「このやり方は気を付けた方が」とか「〇〇君、前より筋力付きました?」とかぽろっとしたやり取りの中で人の成長促進剤になっちゃったり癒しになっちゃったりしてたら美味しいよね!って話( ´∀` )

そういう設定の二次創作も結構見るけど、全体を俯瞰する鳥の目とか未来を予測する皇帝の目とか数値化するトレーナーの目とか参謀の目とか、そういうのとはまた違った視点から見えるテッちゃんの意見って大分貴重だよね!ってモブキャラ達の方が理解度あったら私が燃える。萌え禿げる。


ということで、切羽詰まった挙句またしてもテッちゃんについての妄想を書き連ねるしか出来なかった訳ですが。
そろそろもっとちゃんとした記事を書いた方が良いよねって分かってるけど何を書いたらちゃんとするのか分からないんじゃ~(;'∀')
ということで、きっとまた今後もこんな感じの妄言記事が多くなるかと思われます(笑)

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