幼保無償化:家計の見直しと、かしこい積み立て
ファイナンシャルプランナーの吉岡奈美です。
10月1日よりスタートする「幼児教育・保育の無償化」の特設ページが公開されています。通っている幼稚園や保育園の種類によって上限額に差があり、なかなか複雑ですが「うちの子の場合は?」という下記のチャートPDFで確認することができます。
この特設ページの「子供が、未来をつくるから。」には、個人的に違和感があるのですが、家計の面から考えれば幼保コストが安くなるのはいいことだと思います。
教育費の準備、始めてますか?
そこで、教育費の準備について考えたいと思います。15歳まで支給される児童手当分をお子様の口座などに移して、手をつけないでいるというご家庭も多いかもしれません。でも残念ながら普通預金では殖えません。
この幼保無償化のタイミングで、家計の見直しと教育費のかしこい積み立て方法について、ぜひ改めて考えていただきたいのです。
運用の効果を確認しよう
利回りの効果
まず、15年間 月1万円ずつ積み立てるといくらになるか、利回りを変えて比較しましょう。
① 年利 0.001% ⇒15年後積立額 約180万円
② 年利1% ⇒ 約194万円 (+14万)
③ 年利3% ⇒ 約227万円 (+47万)
④ 年利5% ⇒ 約267万円 (+87万)
いかがでしょうか?
”(+○○万)” は 0.001%との差額です。
日々の忙しさに追われ、つい普通預金に置きっぱなしになってしまっている児童手当分を運用するだけでも、これだけの差がつきます。
積立額をUPする効果
では、積立額を1万円増やし月2万円ずつにしたら 15年後の差額はどのくらいになるでしょう。
①’ 年利 0.001% ⇒ 約360万円 (+180万)
②’ 年利1% ⇒ 約388万円 (+208万)
③’ 年利3% ⇒ 約454万円 (+274万)
④’ 年利5% ⇒ 約535万円 (+355万)
15年後の積立額はかなり変わります。
時間を味方につけましょう
運用において、時間は最強の味方です。
教育費のように必要な時期がわかっているお金こそ、時間を味方につけることで無理なくしっかり準備することができます。夏休みの今、ご家族で改めて話し合ってください。
マイナス金利の時代でも大丈夫
このマイナス金利の時代にも3~5%の利回りは目指せます。もちろん絶対ではないですし、ノーリスクというわけでもありません。3%なら3%分の、5%なら5%分のリターンに見合ったリスクを取ることが大切です。
ノーリスクハイリターン=詐欺!
これだけは 絶対に 忘れないでください
ライフブックにお任せください
ライフブックでは、現在の収支状況から、教育費のために無理なく積み立てられる金額がいくらなのかを計算します。さらに、目標利回りに合わせたポートフォリオ(資産配分)を作成し、具体的にどんな方法で運用すれば安心して資産形成をできるのかについてのノウハウも、しっかりとわかりやすくお伝えすることができます。
そして、ほったらかしに致しません。
ライフブックの最大の特徴は、半年ごとにフォローミーティングを行うこと。運用の進捗確認はもちろん、リバランスが必要かどうかなど、定期的にお会いしてフォローし続けます。
まとめ
10月にスタートする幼保無償化。幼稚園や保育園への支払いが少なくなるこの機会に、家計の見直しと教育費の積み立てについて考えましょう。
日々の生活に追われてついつい後回しになりがちなお金のことを見直す絶好のチャンスです。「金利が低いから貯めても仕方ない。」と諦めている人もいらっしゃるかもしれません。
確かに、運用の効果を確認する為に、あえて普通預金の金利で複利計算してみましたが、やっぱり0はいくらかけても0なんだなぁ~と、とっても切なくなりました。
ライフブックは金融商品の販売を行いませんので、儲かる商品をお教えすることはできません。一攫千金を狙う方には合わないサービスです。
その代わり、地道にしっかりコツコツと家計を守り、子どもたちが将来 自由に未来を選べるように準備する!と、本気で運用に取り組む方を全力でサポートし続けることをお約束します。
”ライフブック”は一人ひとりの将来の夢や目標に対して、お金の面の悩みをサポートし、その解決策をアドバイスする日本で唯一のサービスです。