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柔らかな あんなにも柔らかな笑みを 全てが満たされて溶けていくようだ
夜更かしする背中に ふと感じる 猫の体温
電話からの声を 何度も何度も思い出す まるで耳元で囁かれているようだった
細やかな雨の音 少し生温い風 そして交じり合う夕方の匂い