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真夜中散文詩

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何でもない日常の心が揺れた瞬間を。
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真夜中散文詩004

柔らかな あんなにも柔らかな笑みを 全てが満たされて溶けていくようだ

真夜中散文詩003

夜更かしする背中に ふと感じる 猫の体温

真夜中散文詩002

電話からの声を 何度も何度も思い出す まるで耳元で囁かれているようだった

真夜中散文詩001

細やかな雨の音 少し生温い風 そして交じり合う夕方の匂い