【有休消化期間】2週間目のリアル
会社員を辞めてもうすぐ、1ヶ月が経とうとしてる。
毎日の時間はなかなか過ぎてくれないようで、
振り返るとあっという間に逃げていってしまうような感覚だ。
これまでの有休消化時間を週ごとに振り返って
リアルな記録として残しておこうと思う。
1.とにかく現実逃避したい
2周目の始まりは、雨の天気だった。
どんよりとした空模様に、気持ちは落ち込むし
なんだか気圧の変化で頭は痛いし、体もだるい。
そんな時でも、生活しているだけで
お腹は空くし、お金はかかる。
漠然とした不安が脳内を侵食してきて
SNSを見ていると、気がつくと求人情報を探している。
応募したい、やってみようと思う気持ちはないのに、
ただただお金に対する不安ばかりが広がって
どうやったらお金を手に入れられるか調べてみては
そんな勇気がない…と落ち込むばかり。
このループに一度入ってしまうと
漠然とした不安で押しつぶされそうになるので
私は本能的に現実逃避をする。
現実離れしたドラマを一気見して、その世界に入り込む。
その間だけは、なんだか何も考えずにいられて
救われたような気がした。
しばらく動画を見て、眠くなったらうたた寝して。
会社員の時には、のんびりできていいな〜と思っていたことだけど
気がついたら時間は経っていて、その後の罪悪感がとんでもなく苦しい。
2.部屋を整える重要性
1週目は引っ越しをしてきて、会社員を辞めて
緊張感を持って過ごしていた部分もあり、
とにかく毎日朝から外出した。
ところが、2週目の始まりは雨が降ってしまい、
自転車での外出ができなかった。
こうなるともっぱら家で過ごすことになる。
本棚に綺麗に入り切らず、いつか売ろうと思っていた本
退職時にいただいた贈り物のお菓子
新居で使わなくなったWi-Fiルーター
リビングの机の上や寝室の床にそれらが積み重なっていて
目に入るたびに嫌な気持ちが湧いてくる。
いつかは、いつかは片付けないといけないのに……
片付ける気力もないから、現実逃避する毎日。
そんなタイミングで、久しぶりに母と電話する機会があった。
母と電話で話していると、なんとなく「今だ!」と思った。
スピーカーで話しながら、ずっと手をつけられなかった
荷物の山に手をつけ、必要なものは引き出しやクローゼットに片付け
いらないと思った包装紙や箱はどんどんゴミ袋に入れていく。
母と話しながら掃除をしていたら、
気がつくと、散らかっていたものたちは各々の場所へと
収納されて部屋全体の見晴らしがとても良くなった。
これまでは隠すように閉じていた寝室のドアも
開け放つと、部屋がこれまでよりも広く、心地よく感じた。
部屋を整えたことで、
少し、息が吸えるようになった。
3.大切な人と会う、連絡を取る
1週目は人に会うことに怯えて
ほとんど誰にも会う機会がなかったけれど
2週目には事前に友人と会う予定を入れていた。
大学時代の友人が多いエリアに引っ越してきたので
比較的会いたいと思う人が近くにいる環境ではあった。
とは言っても、大学卒業から5年以上が経っていて
それぞれの生活環境や家庭事情はそれぞれ全然違う。
同じ年の友人でも、すでに出産して子育てをしてる友人も多く
なんだか自分は何をしているんだろうという漠然とした不安を感じやすくなっていた。
そんな時に、新卒の会社を辞めて、今は自分のやりたいことに向かって
まっすぐに行動している友人に会った。
今私が歩もうとしている道を、すでに歩んで経験を積んできた友人。
そんな友人に正直な今の気持ちを打ち明けて、話を聞いてもらった。
一つ一つの不安に、丁寧に共感してくれて
この先どうやっていこうかな〜と一緒に考えてくれた。
弱音を吐くと、人に迷惑をかけてしまう。
自分で選んだ道なのに、不安でいっぱいいっぱいで
そんな気持ちは、人に話すことができなかった。
(雰囲気からは醸し出されてしまっていたかもしれない…)
そんな時でも一つ一つ、受け止めてくれた友人のおかげで
不安なことも認めながら、それでも挑戦したい気持ち
どんなことをやっていきたいかという前向きな気持ちを
思い起こすことができた。
目の前のに広がる「ただ不安」だけに惑わされず、
今見えているのは不安だけど、その先にある挑戦をするために
自分がこの道を選んだことを
いつも俯瞰して心に留めておくようにしたい。
最後に
有給消化期間、時間の経過や周囲の環境によって、少しずつ気持ちの変化を感じた。今しか感じることのできない、この不安、苦しい感情も振り返ってみると良い経験になったなと思える日が来るかもしれない。
同じような気持ちを抱えている方がいれば、ぜひコメントでシェアしてほしいです。皆さんがどんなふうにこの時間を過ごしているのか、聞かせてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。「♡」やコメントをいただけると嬉しいです!それでは、また次回の記事でお会いしよう。