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過保護が成長の機会を奪う
子育ての場面でも聞くことがあると思いますが、親の過保護は子どもの自主性や成長の機会を奪います。
過保護や過干渉な親のことを、ヘリコプターペアレントと呼ぶみたいですね。
アメリカで生まれた言葉で、ヘリコプターがホバリングするように子どもを見張り、子どものやることに必要以上に口を出したり関わり続けたりする親のことを指します。
自分が過去に味わった苦労やキツかった経験をさせたくない…という想いからきているのかもしれません。
「失敗しないように」「傷つかないように」関わるのは愛情とも言えますが、ミスを恐れ失敗しない生き方ややってもらうことに慣れてしまっては、本人の自立を妨げることに繋がります。
同じくそれは、大人になってからの人材育成でも言えるでしょう。
経験がなく未熟な新人に対し、自分でやったほうが上手くやれるし早くできるからといって、リーダーがその役割を取ってしまってはその人は育ちません。
成長の過程に、失敗はつきものです。
失敗を繰り返しながら教訓を得て、学び、成長すると信じられるかが重要です。