ギンヨウボダイジュ
ボダイジュにはいろいろな種類があるそうだ。
その中でも、ジェモセラピーで使われるのはギンヨウボダイジュ。
葉っぱの裏が白っぽく銀色に見えるそうで、「銀葉菩提樹」と書く。
ここでは、ボダイジュと書いたらギンヨウボダイジュのことを表すこととする。
ジェモセラピーでこれを摂るきっかけになった記事はこちら。
長いので要約すると、あるきっかけで息子がまともに学校に行かれなくなった経緯とその回復の過程を書いている。
ジェモセラピーでクルミが腸の不調の第一選択肢であることは、クルミのところで触れた。
今回はただ単にお腹の調子が悪いだけではない何かがあり、それはメンタル的な面であることは想像に難くない。
ジェモセラピーのエッセンスはほとんどの種類が心と身体の両面を整える作用を持つ。
その中から腸を整えることができ、不安を和らげる種類は、イチジクとボダイジュとなる。
ジェモセラピーはサプリメントと違ってエッセンスを延々と飲み続けることは勧められていない。
基本的には1クール3週間飲み、その後1週間休むことになっている。
(ただし、1週間休むことができない体調の場合は続けてかまわないとされている。こちらも改めて別の記事にしたい)
クルミとイチジクを1クール飲んだ後、クルミと併せてボダイジュを飲んでみることにした。
クルミの記事はこちらから。
さて、ボダイジュの対応できる不調を列記してみよう。
消化器(大腸の痙攣、胃炎、逆流性食道炎、疝痛)
利尿等(尿酸過多、痛風、タンパク尿、肥満、胆石、腎疝痛)
心血管(高コレステロール血症、高血圧、動機、頻脈、アテローム性動脈硬化)
神経(不安、強迫観念、うつ、不眠、チック、過呼吸、神経痛、過食症、乾癬、多発性硬化症)
ボダイジュは他の植物と共生し、順応性がある木だという。
その性質はジェモエッセンスを飲む人にももたらされる。
不安を和らげ、神経を休めて元気にする、眠れるようになる。
そうすれば心穏やかに過ごせるようになるだろう。
穏やかな心は周囲に対しても寛大さをもたらすに違いない。
クルミとボダイジュのエッセンスを飲み始めてから、息子が学校に登校できる日が増えた。母親である私もともに飲んでいたが、息子が登校の途中でつらい思いをするのではないかという不安が徐々に和らいでいくのがわかった。
2クールほど飲み終えた頃、学校に普通に登校し、途中で早退することもなく終礼後に下校するようになった。
朝、行ってらっしゃいと送り出し、夕方ただいまと帰ってくる、ごく普通の生活リズムをようやく取り戻すことができたのは、10ヶ月ぶりだった。
単純な身体の不調であれば、治って良かった、様子を見ながら減らしてみましょう、となるところだが、そのあたりはイチジクの記事で触れてみたい。