メディアの仕事ってなんなの？

ロシアのウクライナへの侵攻 ！絶対間違っているし、 直ちに停戦してほしいと思う。

 しかし、今のテレビは ロシアのウクライナ侵攻に時間を割きすぎてはいないか 。
先日子供を虐待したうえ死に至らしめた親が逮捕されるというニュースを見た。
被虐待児童が過去最多というニュースも見た。
 女性の自殺が2年連続で増加したという記事を見た 。
どれも戦争中でない日本で起こった事件だ。
それでも、新聞の片隅に載った小さなニュースにしかならない。
 
私たちはロシアやウクライナの現状になんの 関与もすることはできない。
しかし子供の虐待や 自殺を減らすための努力はすることはできるはず。
 テレビが今ロシアの 問題にかけている時間の1/10でも それらの問題を語り、さらに どうしたら減らせるかといったことを 真剣に検討する、そういった姿勢を見せれば 、世間のそれらに対する問題意識を上げることができるのではないのか 。
人と話していて、そんなこと知らなかった と言われることがあるが 、知らないのと問題がないのとは違う。
 知らなければ問題意識も起こらないし 、問題意識が起こらなければ、解決に至る 政府の取り組みも遅々としたものになってしまう。

メディアの仕事は、ただニュースを流すことだけなのか？

特定機密保護法が成立するという時 、人々は デモを行い、大声で叫んだ 。
この行動は政府を変えることは出来なかったが 、それでもみんなが動いた 、そしてそのきっかけをメディアが作ったというのは事実だ。
 社会の問題に対し、こうやって人が動くように 情報を流す、それがメディアの仕事ではないのだろうか。