家族って何? vol.19 〜HSS型HSP学校は大変〜
小学校時代はHSP(HSS型)の気質が強すぎて、クラスにも毎回毎回馴染めず、馴染むまで半年以上の時間がかかりました。
でも、ちゃんと馴染めたのかと言われればそうでもない。
ので、心を許して話せる友達も6年間で2.3人しかいないという強者でした。
上っ面の会話くらいならそこそこ話す程度でした。
そんな、私の学校での試練を紹介します。
①ペア作って
体育の時の『2人組になって』とか、
『チームは好きなように組んでね』とかお楽しみ会の出し物とかもう、全てが苦痛、、、、
毎回逃げ出したい
誰と組めば良い?
絶対残る。
って考えてました。
幸い、その唯一話せる友達がいたので良かったのですが、、、、
でも、そう毎回うまくいくわけではないのでいつもハラハラドキドキで、落ち着かなかったのをよく覚えています。
②発表、日直無理
日直はいつ自分の日なのか、1週間以上前から計算
そして、心構え。
低学年の時はなぜか朝、「一発芸」みたいにクイズ出したりするのがあってマジ苦痛。
まず、前に立つだけで心臓ばくばくなのに、大きな声は出せません。
クイズ出しても、難し過ぎないかな?
ヒント何出す?まって、いっぱい手挙げたら誰と指す?
と考えること多すぎでしんどかったです。
授業中の、発表は1日一回もしないで帰る方が3/4以上。
失敗するのが、怖いのと分からないし、視点ずれてるからおかしいと思われると思い出来ませんでした。
だから、先生が授業中発表した人チェックします。
出来なかった人は残ってくださいとか言われた日には地獄。
頭振り絞って、フル回転して答えるという拷問でした。
そんな、レベルで発表も自己表現もしなかった私は声だして笑っただけで驚かれ、ガッツポーズをしたらクラスがどよめいたという伝説を作りました。
通信簿でも発表ができるようになりましたと、高学年にもなって書かれる強者。
本当に発表が嫌いでした。
③トイレにいけない。
「トイレに行くことが恥ずかしい。」という気持ちと「トイレが汚いから行きたくない」という潔癖症な部分とさまざまな要因でトイレにいけませんでした。
朝から夕方まで6.7時間以上トイレに行かないことはザラでした。
なので、家に走って帰ってトイレに駆け込むということが日常茶飯事で間に合わなくて、家の前で漏らしてしまうこともしばしばありました。
その度に母から「なんで学校でトイレに行かないの?」と怒られましたが。
学校でトイレする<我慢する。怒られる。
方がましと考えていました。
授業中に先生に「トイレに行きたいです」なんて言えず学校で漏らしてしまった経験もあります。
トイレに行くことで授業を止めてしまうという考えもありました。
先生からもトイレは休み時間に行くのが当たり前。授業中に行くのはだめみたいなルールもありいけませんでした。
そんなこんなで自分のことを主張するのがとても苦手だった私。
主張することが苦手で相手のことをすごく気を使うHSPの私ですが無意識のうちにHSPを強みに変えている点がありました。
それは「人の話を聞く」
私は通信簿で何度も書かれていた言葉です。
よく人の話を聞いて、相手の気持ちも考えてあげれる優しいところが見受けられると書かれていました。
自分の意見が言えない分言いにくい分、人の話を聞いて考えることが強みになりました。
HSPで苦労することは多いけれども。人の気持ちを考えられる、思考が深い部分を生かすための手段の一つが「人の話を聞くこと」かなと思いました。