metaaniGENのnftを買ったお話
こんにちはなめたけです。前回の更新から少し日が空いてしまいましたが、今日はmetaaniという国産nftを買った時のお話を少し。
metaaniとは
わたしのアイコンがいらすとやさんのなめ茸イラストから変わってるかと思いますが、この画像のnftがmetaaniです。metaaniはCrypto Art Fesを開催したmekezzoさんとVRアーティストのMISOSHITAさんが共同で立ち上げられた国産メタバース空間を展開するプロジェクトで、今年の9月に公開されました。
metaaniが発行するnftはmetaani landというメタバース空間で使用できるアバターデータで、単純にコレクションするだけでなく、そのアバターを使って将来的にメタバース上のイベントに参加することが可能になっています。プロジェクト開始直後にはキズナアイさんとのコラボアバターが販売されて非常に話題になりました。
metaaniGENとは
今回私が購入したのはmetaaniGENというnftのシリーズで、様々なフォルムや模様のパターンを組み合わせた10000体のnftから、自分好みのmetaaniのアバターデータを選んで購入することができるというものです。
このmetaaniGENの購入体験が素晴らしく、当初は祭りを覗きに行く野次馬くらいのつもりだったのですが、ツールを触っているうちにどんどん「これは自分も踊らないといけないのでは、、」という気持ちになってきてしまい、気がつくとpancake swapのpoolを解除してETHに変えていました。。
metaaniGENの買い方
10月2日にオープンしたmetaaniGENのeditorから購入することができます。ブラウザ上で3Dデータがぬるぬる動く感じのサイトなので、少し表示に時間がかかります。
画面が表示されたらあとは気に入ったパターンのmetaaniGENを選んで購入するだけです。metaaniGENはひとつ0.15ETH(2021年10月2日時点で$500ドル程度)で、データはネコ、イヌ、コアラ、シカ、ウサギのボディをベースにさまざまな柄がランダムでマッピングされたものが10000体存在。購入画面には一度に10種類が表示され、60秒ごとに新しいパターンのものに更新されていくという仕様になっています。
一度見逃したパターンはおそらくもう二度と出会えないかもしれない、かつ悩んでいる間に新しいパターンにどんどん変わってしまうので、焦って購入ボタンを押してしまいたくなりますが、現時点でまだ9000体弱のmetaaniGENが残っていますので、どんな子をお迎えしたいのか最初にじっくりと考えてから選ぶことをおすすめします。
私の場合、シカのモデルとネオンカラーがかっこよかったので、ネオンカラーのシカをまず狙ってみようと思い、30分ほど粘ってみました。ただ30分の間に何百体もデータをみているとジェネラティブなグラフィックパターンのものは他のmetaaniGENと判別がつきづらく、なんだか自分だけのアバターという気がしなさそうだとも感じてきました。
そこに飛び込んできたのがこの子です、、
黒にボタンといったシンプルな構成、、そして輝くなめたけカラー!!気がついたらシカだネオンだと言ってたことを忘れて購入ボタンを押してました。。
metaaniGENを買ってみて
今回は正直思わず買ってしまったという感じだったのですが、よく考えたらcrypto kittiesでテスト的にnftを購入した以外だと、metaaniGENがはじめて自分で欲しくて買ったnftでした。実際このアバターの持ち主は自分しかいないこともあって、デジタル空間上に自分自身が受肉したような感覚、なんというか、今まで自分のデジタル空間上のアカウントはアノニマスな存在でしたが認証バッジを得たような感じを覚えました。何かを作ったり発信したりする以外に、データを所有することで自己を表現するという手段を得た感じがしており、なるほどnftのニーズが承認欲求にあると言われているのはこういうことか、と得心した次第です。
metaaniの今後
metaaniはこれから順次メタバースの構築を進め、将来的にはライブイベントなどの開催も計画されているそうです。興味のあるかたはぜひチェックしてみてください。