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感想: W-KEYAKI FES.2022 Day3 (日向坂46)
影ちゃんの欠席報告はめちゃくちゃ残念でしたが、その後感染が大きく広がることもなく開催は無事にされたので、そこは一安心でした。
興奮冷めやらぬうちに感想をまとめておこうと思います。主にこのライブが持つ、普段の単独ライブにはない特徴の点で書いていきます。曲ごとに書いてったらめちゃ長くなりそう。ちなみに配信観戦勢です。
W-KEYAKI であること
オープニング
「太陽は見上げる人を選ばない」から始まりました。
歌詞の通り、コニファーフォレストの太陽のもと両グループは平等であることを示しているのかな。さらには制服に櫻坂のニュアンスを感じ、その衣装で欅坂・けやき坂両名義であるこの曲を歌うことで両グループが交わり合う場でもあることを印象づけているように感じました。そしてそのままMC無しで、つまり平等に交わり合う場であることが続いているという印象を持たせたまま Overture へと入っていくという流れ。このオープニングで「W-KEYAKI」ってどういうことなのかを表現してるのかなぁ。「上品なやり方やな〜」と思いました。
だからこそ、櫻坂46のステージも本当に見たかった。単独でも完結してるけど、どっちも観て初めて完成する作品性もあったんじゃないかなーと妄想してます。こればっかりどうしようもないけど悔しいねぇ。
ところで、先輩たちの雰囲気をまとった制服を着る日向坂のメンバーを見てると、なんだか
「憧れだった制服に袖を通して入学式を迎えた子たち」
を見ているかのような感覚になってしまいました。なんか昔の感覚をずっと引きずってるというか、櫻坂になってもやっぱり憧れの先輩たちっていう印象はそのままなんだよなぁ。あの制服着させてもらってる!みたいな。
ライブ本編
去年の Day3 は、オープニングで櫻坂と日向坂のメンバーが「コニファーフォレストで一列に」揃ったところをみて、こんな日が来るんだなぁとしみじみと感動してしまいました。
そして今年は、フラッグパフォーマンスの演出が加わりました。
欅共和国の頃は、共和国らしい壮大なパフォーマンスは欅坂のみの参加で、観ている身としても「いいなぁ、羨ましいなぁ」という気持ちでした。そんな共和国における「フラッグ」って個人的にはなんだかあの場の象徴のように感じていたのですが、そのフラッグを使ったパフォーマンスを今回披露していたわけです。もちろん共和国のパフォーマンスとは雰囲気等が異なるものの、こういうことも日向坂なりに演ることができるようになったんだなぁって、また一つ感慨深くなったのでした。
さらに本編中で唯一の欅坂名義の楽曲である「語るなら未来を…」。
披露したのは2018年の武道館 3Days 以来ですかね?
Zepp ツアーの頃からこの曲でのきょんこの雰囲気は
「惚れてまうやろーー!!!!」
でしたが、相変わらずカッコいい。
当然あの頃からさらに色んなことを積み上げてきたわけで、当時から比べてその雰囲気の説得力もひとしおですね。うん。どこから見てもカッコいい。
ちょっと気になったのは、曲に入る前のMC、色々気を遣ってる様子で説明的だったように思いました。あの場だし何も気にせず披露するってわけにはいかんのかなぁ。なかなか難しいんですかね。
もっと欲しいと思った "W-KEYAKI" 性
櫻坂の公演が中止となってしまったため、もしかしたら本来想定されていた何かが実現できなくなった可能性もあるとは思います。が、実演された範囲だけでいうと、もうちょっとなんか欲しいなっていうのは正直感じました。なかなか足を運ぶのも大変な場所で、かつW会員先行までやっているので、せっかくならもっと、という気持ちはあります。
ただ元々は公式サイトで
それぞれが2日ずつ、全力のワンマン公演を披露します。その中で、どのような新しい交流が生まれるのか、ぜひご期待ください!
って書いてましたし、多分なんかあったはずとは思うんですよね。なのでその答え合わせはまた来年かなぁ。
夏の野外であること
「JOYFUL LOVE」 に対する「思いがけないダブルレインボー」
「ダブルレインボー久しぶりだなー。これを野外フェスでやるの意外だわ」と思ってたら曲のイメージからは想像つかないような放水をぶっかましはじめて、
「なるほど、ジョイラはおひさまが虹をかけるけど夏の野外のダブルレインボーは放水ぶっかましでメンバーがリアルに虹をかけるっていう構図にできるのか。対比になってておもしろいな」と思いました。もうちょい日が出てると本当に虹がかかったかもですね。
夕日が沈みゆく光景
ちょうど、「川は流れる」「飛行機雲ができる理由」の頃の夕日がめっちゃ綺麗でしたねー。曲の雰囲気も相まって、幻想的ですらありました。
自ずと感じられる時の流れ
やっぱ野外はこれが好き。
「あんなに明るかったのにもうこんなに暗い!そろそろクライマックスだなー!」って自然に感じるアレ。アレ好き。
その他:最後のキャプテンの言葉
本人もどこかで「時間が過ぎるのがこれまでで一番早い」「おひさまの反応が過去一くらいある」というようなことを言っていましたが、かなり手応えがあったんだと思います。そのおかげか、ライブ最後のコメント、これまでで一番魂がこもっているというか、力強さというか、湧き上がる自信のようなものを感じました。2021年のグループとして困難な時期を乗り越えたからこそたどり着いた境地なんじゃないかなぁ。あのコメントを聞いて、さらにこれからが楽しみになりました。
今後への期待
ツアーの発表もありましたね。おそらく4期生も登場する機会があると思います。特に後半のほう。
今年はドキュメンタリー映画でも描かれていた2021年の教訓を糧に、いろいろと"借り"を返しまくってる年だと思います。
美穂を送り出し、4期生を迎え入れた中ではじめて挑むライブになると思うんですが、今の勢いそのままに、最高のツアーを期待したいです。
楽しみ!