SUPER GTをメジャーにする方法
こんにちは、な飯子です。
あまり車系の記事って書かないんですよ。批判多そうだし正直面倒だなって思うから。でも、SUPER GTは可能性を秘めていると思うんです。でも、伝わらないと思うのでここに書き記したいなと。
私はSUPER GTのことを「自称世界最高峰GTレース」として認識しています。要するに内部で自画自賛して周りの評価を受け入れていないというか。そういう認識でいます。
そもそもモータースポーツというものは、金が掛りすぎるんです。車は高価すぎます。若者の趣味としては確立できないし、峠や首都高を黙認されない限りには文化として根付くことはないでしょう。その点で、年収が一定程度保証されている30代以上がターゲットになることは間違いないという前提で読んでいただければと思います。
SUPER GTの人気アップの方法①「若者をターゲットにする」
客層を拡大することで人気を得るのが一番妥当であると思います。地上波やYouTube等の配信サイトで配信することで見る人を増やすのがいいんじゃないかなぁ。いつまでもJ Sportsに媚売ってても仕方ない。そして、レース時間もナイトレースが可能なら夜とかもいいんじゃないかな。とにかくスポーツの魅力は「ライブ(生)で」「迫力がある」だと思います。読者である皆さんの中にもラグビーワールドカップ見た方いるんじゃないですか?私もにわかの一人です。でも、あの迫力、臨場感ってすごいですよね。ルールも得点を稼ぐだけの単純なものだけど、そのルールを保つために多くの細かなルールで公平を保っている。詳しい人も素人も楽しめる点で多くの客層を取り入れることが可能だったと思います。これってGTにも同じ事が言えるのではないでしょうか?接触して相手を蹴落としたらペナルティって。だったら、まずは多くの人の目に留まらないとですね。
正直、「#SUPERGTをトレンドにしよう」とか馬鹿みたいな事言っても仕方ないですよ。それで新規獲得できるのかと。普通の会社なら説教ものだと思うんですよ。こういう点におごりを感じるというか...。多くの人をレースに目を向けることで自ずとトレンドに入るというか。現在のやり方では新規獲得は見込めないですよ。
SUPER GTの人気アップの方法②「車両」
そもそもクラス1規定って必要なんですかね?車も改造できないから戦力図は変わらないし1メーカー勝ちの構図を作る原因ですよ。空力開発は許可しないと。まぁ、トークン制にして数回だけ空力改良を許可するのが妥当なのかなぁ。あと、先ほどの内容にも近いですが、GT500とGT300の速度差(タイム差)ももっとあった方が良いなぁ。そもそも名前も変えた方が分かりやすいし、もはや500とか300とか形骸化していて名残すらないですよね。そして、オーバーテイクの可能性を増やすために、今よりも早い段階で混走を引き起こすことでバトルの機会を増やすので面白いのではないかなと。あと、空力マシンも止めた方が良い。現在の下面で空力を稼ぐコンセプトはオーバーテイクが減少する理由にも繋がる。速いが抜けないなら予選だけ見れば良い。メカニカルトラブルで止まるかどうかを楽しみにしてるのは馬鹿馬鹿しい。やはり、車両の改善でレース内容の改善があると思うのです。究極はWECのようにプロトタイプとGTとで分けることで見た目でクラス分けできても面白いのかも。とにかく新規を増やすような工夫をしなければいけないと思います。
あと、A・Bドライバーの識別灯もどんどんわかりにくくなる。なんだかんだ昔の白LEDの点滅が分かりやすかった。現地だと青赤LEDはもとより、IGTC方式は見辛すぎる...。テレビでも見にくいし誰得やねん。
あと、今シーズンはウェイトハンデ効いてない...。面白くない。実はタイヤウォーズも辞めるべきなんじゃないかと思います。タイヤメーカーで結果決まったり有利不利でるのが面白くない。しかもソフトコンパウンドなのかハードコンパウンドなのかも分からないし何も良いことない。昔のようにメリットが多くて面白い要素にならない。開発費や技術力が露呈してタイヤメーカーは得しないんじゃないかな?強いて言えば、各ラウンドごとにタイヤメーカーを抽選するとかなら面白いかも。タイヤへの合わせ込みが上手なチーム力が問われて面白い。
SUPER GTの人気アップの方法③「誰でも受け入れる」
数年前までは、「どんなお客様でも受け入れます」という姿勢を売りにしていました。キャンギャルちゃんを追っかけるもよし。ひたすらに写真を撮るもよし。BBQや出店で食べ尽くすもよし。レース観戦もよし。こういう路線がどんどん損なわれていることでファン離れがあるのではないでしょうか。少なくとも私は離れかけています。いろいろなお客さんを受け入れられる懐の広さがGTの魅力なんだと思ってました。「つまらない金曜日に混ざれないキミもそうだろう?」のように、日常のつまらなさ晴らすようにGTがある。日曜日の疲労が月曜日の生きる力になる。そんな楽しさが魅力だと思っていました。いまはレース結果が強調されすぎて他の楽しみが削がれているように感じます。もっと多くの層を受け入れられないと思います。
まとめ
いいコンテンツだけに自画自賛して周りの意見を取り入れないのはよくないと思います。良いコンテンツになってくれたら嬉しいな。
P.S.
実は、虹ヶ咲さんにハマったきっかけは③の「どんなお客さんも受け入れる」に近しいものを感じたからなのかもしれません。ちぇみーの「私たちが次の日も頑張れる希望になれたら」っていうのに感動しました。追っかけます!
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