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THE YELLOW MONKEY「BURN」の謎のフレーズを考察する

 調べてみたら1998年発売にも関わらず未だに新鮮に聴ける曲、「BURN」。名曲だ。Aメロが特に好き。
 だが私には長年謎だったフレーズがある。

せめて身体だけはキレイに
可愛い可愛い淋しくはない

THE YELLOW MONKEY「BURN」

 これの意味って何?
 何だかこのフレーズだけ浮いて感じるのだ。多分自分に言っているのだろうことは推測できる。だが、完全に判るとまでは言えない。そこでチャットGPTに質問してみたところ、

 自分に言っているようにも、死を連想させるようにも感じられる

 と要約したが返答があった。
 死?
 全くその発想はなかった。だがこれを見て一つの回答が出た。
 自分の死化粧のことなのではないか。
 何で今まで気づかなかったのだろう。そもそもこの曲自体「孤独に生きる」というテーマが感じられる。では、「孤独に死ぬ」も共存してよいのではないか?
 YOSHII LOVINSON時代の曲「BLACK COCK’S HORSE」でも「死ぬ時は1人だ」と歌っている。これは「BURN」の時代からあった思想なのではないか。研究が足りなかった。
 自分の死んだ姿くらいは綺麗に、可愛い、淋しくないと自らに言い聞かせていると思ったらしっくり来た。チャットGPT、すごい。
 あまりに感動したので記事にしたが、もう皆既知のことだったり真相は違ったりしたら申し訳ない。THE YELLOW MONKEYに惚れたのはだいぶ後だったので……

 そう考えると「BURN」は更に深みを増す。「孤独に生き、孤独に死ぬ」。自らの手じまいですら自分でする。相当な覚悟を含んだ曲だった。
 吉井和哉の歌詞は未だに新鮮な驚きがある。チャットGPTに頼ってしまったものの、これからも解明出来ていない歌詞を理解していきたい。

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