【ギター】夏休み! エレキギターを始めよう♪ ギター以外に必要なものは?
「夏休みだー! ギター始めるぞー!!!」
と叫びながら駆け回る子どもたちや大人たちを多数目撃する今日この頃。(幻覚?)
そんな中、
「エレキギターを始めたいけど、ギター以外には何が必要なんだろ?」
とのお悩みの声が聞こえてきました。(幻聴?)
心配ご無用!楽器屋さんはそんな初心者の方のために「エレキギター入門用〇〇点セット」といったような、必要な小物を網羅したセットを用意していたりします。
そういうセットを買っておけば間違い無いのですが、僭越ながらワタクシからも「最低限必要な5点セット」のご提案よろしいでしょうか・・・?(誰?)
というわけで、筆者がギター以外に最低限必要と思うものをコスパ重視で厳選して5点ご紹介します。
「まずはギターを決めたい!」という方には、ギターの選び方をご案内した記事がありますので、是非参考にしてみてください。
アンプ「Blackstar FLY3」
エレキギターのマストアイテム「アンプ」。ギターからケーブル(後述)で送られた音の電気信号を増幅して大きな音量で鳴らすことができるものです。
アンプは機種によって音に特徴があるので、それが選ぶ醍醐味だったり悩みの種のだったりするのですが、最近の練習用小型アンプは最新技術で様々な音が出せる万能なものが多いので、安くて評判が良いものを買っておけばまず間違い無いでしょう。Fly3はかなり評判が良い印象です。加えて、「安い」「小さい」を決め手に選びました。
音色に関しては、特殊なジャンルのための音作りをするにはエフェクターが必要になると思いますが、アンプ単体でも充分楽しめそうです。
単3乾電池6本で駆動しますが、電源アダプターが別売りで用意されています。アンプには付属しないのでご注意ください。
電源アダプターはこちら(ちょっとお高め)
シールドケーブル「Fender® Professional Series Instrument Cable」(筆者所有)
エレキギターの電気信号をアンプに届けるケーブルです。エレキギターから発する微弱な信号にノイズが乗らないように、”シールド”加工が施されているため、”シールドケーブル”。略して「シールド」と呼ばれます。「ケーブル」と言うより「シールド」と言った方が"やってる感"を出せます。
今回ご紹介したのは筆者が使用しているシールドケーブルです。安くて太くて丈夫です。今3年くらい使っていますが、特に問題はありません。もっと安いものもありますが、この値段で3年使えているので、悪く無い買い物だと思います。
安すぎるものを買うとすぐに断線したりするので、得体の知れない激安のものを買うのは逆にコスパ悪いと思っています。2000円くらいの値段は安いけど安すぎないといったランクの印象ですが、充分な品質だと思います。
チューナー「D'Addario Eclipse Tuner」
弦の音程を正しく合わせるための機械です。これがないと、ギターが正しい音で鳴っているかどうかの判断が難しいと思います。地味ですが、忘れずに手に入れましょう。
これは「クリップ式」で、ギターのヘッド(てっぺん)に挟んで使用します。
弦を弾くとギターの振動を通じてチューナーが音を認知し、その弦がどんな音程で鳴っているかを教えてくれます。
正しい音程を耳と脳に覚えさせるためにも、毎日弾く前にチューニングする習慣を身につけましょう。
ストラップ「Fender® 2" Monogrammed Strap 」(筆者所有)
立って演奏する時の必需品「ストラップ」。説明は割愛します。
立って弾く予定がない方には不要なものです。
ただ、ギターを肩にかけた自分の立ち姿を鏡で見てうっとりする行為には、演奏に勝るとも劣らない価値があります。買いましょう。
これまた、フェンダーのギター以外には使いづらいものを薦めてしまいましたが、安いし品質も問題ないしデザインもいいし、文句ないんですよね。
フェンダーのストラップはアパレルとのコラボ商品でもよく目にするので、ギターを知らない人でも、見かけたことがあるデザインではないでしょうか。
ギブソンのギター以外になら使ってもいいかな・・・。いや別にギブソンにつけちゃいけないってことはないんですが、やっぱフェンダー系のモデルに似合うでしょうね。
お好みでよいので、ストラップは買いましょう。
座っている時は弾けても、いざ立って弾くとなると思うように弾けなくなったりするものなので、たまには東京ドームのステージに立った設定で弾いてみるのもいいと思います。
ピック「JIM DUNLOP TORTEX STD ORANGE」(筆者所有)
ピックはギターを「ジャラーン」と弾いて鳴らすためのものです。ご紹介したピックは筆者が愛用しているものです。
ピックは奥が深いんですよね。最初は演奏のしやすさを重視していろんな形や硬さを試したりしますが、段々と音の違いにこだわるようになり始めて、筆者は25年ギターを弾いていますが、未だに正解がわからずにいます。
ただ、今回紹介したものは割と定番だと思います。柔らかめでストローク・カッティングがしやすいです。ティアドロップ型は単音(弦1本)を狙うのにも向いています。
形は「ティアドロップ(涙のしずく)」型で、他には持つところの面積が広い「おにぎり」型などがあります。定番といえばティアドロップ型になりますが、おにぎり型はコード弾きに向いていると言われているので、初心者におすすめという意味ではおにぎり型も良いかも知れません。
今回紹介しているリンクはセット販売ですが、楽器屋さんで1枚100円〜くらいで買えます。バラで色々なものを買って試してみるのもアリですね。
いかがでしょうか?と言われても判断難しいですよね。安心してください。きっと買って良かったと思ってもらえるであろうものをお薦めしました。
アンプの電源を除けば総額1万5,000円くらいですね。
楽器屋さんの「入門用〇〇点セット」だと、もっときめ細やかに色々(スタンドとかクロスとかペグワインダーとかドライバーとかスペアの弦とか)付いてきますが、筆者は必要最低限のものに絞って品質・コスパ重視で選びました。
さあ、エレキギターを手に入れて真夏の大冒険へ!!(オリンピックな気分)
ナ〆ナナメ