Flutterの特徴を1500字程度でまとめてみた。
今回の記事では、Googleが開発したモバイルフレームワーク「Flutter」の特徴を簡単に紹介していく。普段プログラミングを勉強している人の中には、「Flutterをよくわからない」とか、「Flutterで何ができるの?」と考え得ている人も少なくないだろう。
そこで、本記事では筆者の経験や体験、感想を踏まえてFlutterを紹介していく。
Flutterとは
Flutterとは、簡単に言えば1つのプログラムからWebアプリやスマホアプリ(しかもiOS/Android両対応)、デスクトップアプリを開発できるフレームワークである。
Flutterを活用することで、1つのプログラムでiOSアプリとAndroidアプリの両方を同時に開発できるのだ。
Flutterの特徴
1.ホットリロード
従来のスマホアプリ開発では、コードを編集した後アプリを再起動する必要があり、変更を確認するまで数分かかっていた。Flutterにはホットリロードという機能があり、開発中のアプリを数秒で更新できる。
ホットリロードとは、ソースコードを書いた時点でリアルタイムに変更がアプリに反映される機能。即座に変更を確認できるので、従来のスマホアプリ開発よりも効率よく、かつ快適に開発できる。
2.表現豊かなUI
Flutterではカスタマイズが簡単なアプリケーションUIを構築できる。驚くほど高速なレンダリングと表現力豊かで柔軟性のあるデザインを実現できる。
3.クロスプラットフォーム(複数のOSに対応)
Flutterでは、1つのプログラムでスマホアプリ・Webアプリ・デスクトップアプリ全てを開発できる。
Dartとは
Flutterは「Dart」で開発されている。多くの人にとって、Dartは聞き慣れない言語かもしれないが、JavaScriptやJavaを理解しているなら習得は難しくない。
これまであまり注目されていなかった言語
もともと、Dartは2011年にJavaScriptの代替言語として開発された。それゆえ、TypeScriptと類似しており、目的もほぼ同じである。Flutterでアプリを開発する際には、Dartの基本的な文法の知識が必要になる。
Dartは開発当初、そこまで注目を集めなかった。しかし、Flutterの登場によって、Dartは注目を集めた。
Dart言語の特徴
Flutter開発で使われるDartには、主に以下のような特徴がある。
オブジェクト指向
JavaScriptをベースに開発されたので、学習コストが低い
CSSなしで画面のデザインを構築できる
動的型付けや静的型付け両方に対応
Flutterのデメリット
開発者が少ない
Flutterは新しいフレームワークなので、まだそれを使える開発者が少ない。
日本語の情報が少ない
Flutterは開発されて3年程度と歴史が浅いので、ときには開発を進めていく際には英語の情報を検索する必要がある。
おわりに
今回の記事では、Flutterを1500字程度で簡単に解説してみた。
大雑把な説明だが、今回の記事を参考にFlutterについて理解を深めたり、実際に開発を進めてくれれば非常に幸いである。
▼Flutter公式サイト
Flutter - Build apps for any screen
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