2024年買ってよかったものなど

ワゴン

私が使ってるのはニトリのトロリ。多分89センチの方だと思うけど、アウトレットコーナーから拾ってきたのでよくわかってない。

これまで無印良品のアクリルボトルスタンドを駆使して収納していたネイルポリッシュがいよいよ収拾のつかない状態になってきたので、収納アップデートのために導入。本当はボビーワゴンが欲しいが、易々と買える値段ではないので。
うちにあるポリッシュは現在150本前後(推定)。ワゴンを買ったとて溢れるだろうと思ったら、ほとんど1段に収まって拍子抜けした。
今のところ最上段には普段使う化粧品とブラシ類、中段にポリ、3段目はストック類とネイルオフ用コットン、ヘアアイロンを仕舞っている。引っ越して独立洗面台がなくなり、メイクアップ関連のものを置けなくなったので結果的によかったなと思う。それはそれとしてボビーワゴンはまだ諦めていない。
なお、以前使っていた無印のアクリル棚は、万年筆インク置きとして第二の人生(?)を歩んでいる。

https://www.nitori-net.jp/ec/product/8980931s/

トラ写

早々にオタクグッズの話をしてすまない。
今年春に限定発売されたTravis Japanのフォトブックで、2022年の渡米からファーストアルバムリリースまでの軌跡が一冊にまとまっている。
2024年度卓上カレンダーの特典付きで、これがクリアポケットに好きな写真を入れて活用する方式だったので大変助かった。いくら箱推しといえど自担のいるページで捲るのをやめてしまうのはアイドルカレンダーあるあるなので。誰?この方式を採用してくれた天才は。川島如恵留か?(トラジャ担はすぐ如恵留さんをオタク思念の依代にする)(デカ主語)(ゆっくり休んでね)

渡米期間は自担が休養を余儀なくされたことも相まって、今も思い出すだけで心がキュッとなってしまう。追い打ちをかけるように、翌年には罪なきタレントたちがキャンセルカルチャーの対象になるなど、心が休まらない時期だった。どれもこれもいつかは物語になれるのかしら、と思いながらページを繰って、タワレコの写真で脳を焼かれた。
言われてみれば確かに、可愛らしい顔立ちでスイートボイスのタワレコ店員さんにお会計をしてもらい、「レシート一緒にお入れしておきますね」と笑いかけてもらったことがあったような気もする。なんなら名札にも「吉澤」と書いてあった気もしてきた。私がどれだけ俗物かお分かりになったことでしょう。

トラ写にカレンダーがついてきたのは、昨年各出版社が配慮ポーズとしてジャニーズのカレンダー出版を差し止めたからで、Snow ManもCDか円盤の特典としてカレンダーをつけたとのこと。なので2025年度カレンダー発売の報を受け取ったときも、嬉しいというより「よっぽど去年実入りがなかったんだな……」と思うだけだった。買うけどな?本人達にお金が入るから。
そりゃ出版社側にも面子はあるだろうし、商売なんだから好きにすりゃいいんだけど、なんか言うことあるんじゃないの、というモヤモヤが残る(仮になんか言われても、それはそれで文句を言うだろうとは思う)。

ルース類

昨年のベストバイをアップロードしてから2週間ほど後に「あっ!?大事なものを入れ忘れていた!!」と気付いた買い物があり、それが廃棄宝石のサブスクサービスだった。
廃棄宝石サブスクとは、ジェムクオリティでありながら、カットの難や傷、その他諸々の理由によって従来廃棄されてきたルース(裸石)をランダムでお送りします、というサービス。各社が参入しているが、私はdifferenceeというショップのレギュラープランにお世話になっていた。ひと月1100円で3ピースの石が送られてくる。
ちなみに本格的に石を買うようになって分かったことだが、このような石たちは1ピース数百円程度で単体販売されたり、還流品として市場に回ったりすることも少なくない。コレクターも承知の上で購入し、自前でリング枠に留めるなどして楽しむ様が散見される。廃棄石の有効活用という触れ込みが嘘だとは思わないが、サブスク自体は所謂ゲートウェイドラッグと言って差し障りない。こえー沼だよ(※適当をこいています)
サブスク自体は1年で辞めてしまったが、石沼へのハードルをぐぐっと下げてしまった私は、長らく焦がれていた石をついに単品購入するに至る。今年の2月のことだった。

最初に購入したのはスペクトロライトという、フィンランドの一部でしか採れないラブラドライト。特有のフラッシュはほとんどなく、しかし黒の艶が美しい個体を選んだ。(某ジュエラーのスタッフさんとお話しした際、初めて買った石がスペクトロライトだとお伝えしたら笑っていらっしゃいました。初手でのチョイスとしては珍しいらしい。そりゃそうか)
次に購入したのは硬度が低いくせに屈折率は高く輝きの麗しさが尋常ではない、なんだか罪づくりな石スフェーン。遠くないうちに片耳ピアスに仕立てようと思っており、概算ではあるものの見積もりをいただいている。来年あたりお願いしたいと思っていた矢先、買い物のおまけとしてペリドットのペアルースを頂戴してしまった。ピアシングを急ぐ理由が自担なので、彼の誕生石を優先させるのもいいかもしれない。でもスフェーンが好きなんだよ……。

その他いろいろ買い集めてはきたが、とっておきの石が一つある。
イベントでもwebストアでもなく、先着順のDM販売を中心としたセラーさんから迎えた。私でも手が出せる価格帯ではあまり販売されない、青とオレンジのバイカラーサファイアなのだ。
どこかで見かけた同じ配色のサファイアに心を奪われ、しかしなかなか取り扱いが見当たらなかったところに販売告知があり、渡りに船だ!とTwitterに張り付いて死に物狂いで購入権を得ることができた。その回では最も人気だったとのことで、巡り合わせだなあと思うし、私の元に来てくれたことへの感謝の念も尽きない。

綺麗に写してあげられないので、令和アンティーク(@Reiwa_Antique)様より拝借。

素敵でしょう。
いわゆる「清水案件」ではないけれど、とっておきの石だと胸を張って言える。いつかリングに仕立てるつもりです。待っててね。

ペットテント

以前アイドリッシュセブンについて少し書いた。アイナナは長寿コンテンツゆえ多数のぬいぐるみが出ており、その中で最も人気が根強い「モンぬい(通称モンちゃん)」が今年再販された。再販といってもプライズ品なのですが。
新規ゆえにモンぬい争奪戦へ乗り遅れた私だが、このぬいぐるみたちには「ワルモフ」と呼ばれる毛色と表情が別のバリエーション個体が存在する。彼らはノーマルのモンぬいより発売日が遅く、何故か需要もそこまで高騰していない(高くはある)ので、あっさりコンプできてしまったのだ。

ノーマル(右)とワルちゃん。「モン」はユーザー発の呼び方だそうで、運営からは「モフモフ」と呼ばれる。

さて、お迎えしたはいいが、彼らの場所をどこに作ろうか。
私が生まれた時に今は亡き曾祖母が買ってくれたというミッフィーや、かつてサンタさんから贈られたテディベアをはじめ、旧知のぬいぐるみたちはグッズ収納のチェスト上に鎮座している。しかしもうそこに空きスペースはない。ハンモックも検討したが、我が家の構造上設置できそうな壁がない。

そこで導入したのがStandard Prodactsのペットテント。
10数体いるぬいぐるみたちが収まりきるし、なんといっても安いのがいい。何せうちの場合は動物ではなく綿たちの住処なので、慎重に安全性を検討する理由があまりない。ニトリでも2000円くらいするものが770円で買えたのだからよい買い物だったと思う。ダイソーにはもう少し安価なテントもあるが、standard productsは無地の綿素材というシンプルさが良いのだ。
まだ取り扱いがあるかは分からない(ネットストアでは出てこなかった)がいろんな人におすすめしたい。ネット上のどの名前とも紐づけずにぬい垢やってるので、写真がないのは許してください。
……モンぬいはベストハイではないのかって?家族をベストバイに挙げる人の人間性どう思うよ。

双眼鏡

自担が初めての外部舞台に出演し、チケットも手に入ったので、オペラグラスを探した。
私は常に眼鏡をかけているので、ロングアイレリーフ必須という制約がある。ヨドバシで何台か試したうち、特に使いやすいものをネットで購入。ヨドバシは高いんよ……。

https://www.yodobashi.com/product/100000001004420639/

これが疲れなくてとてもよかった。楽天で12000円しなかったと思います。
オペラグラスを買うのが初めてだったので、こんなものなくてもトラジャ現場は楽しかったし、ちょっと舞い上がりすぎかな?と思ったが全くの杞憂だった。オペラグラスがなければ、Love Me Tenderを弾き語る自担がコードを押さえる左手を凝視することはきっと出来なかったことでしょう。閑也くん(聡)がギター担いで出てきた瞬間がいっちゃん興奮したんだから。
COOL JAPAN PARK OSAKA wwホールのM列上手側はこれで充分見えました。
隣りに座っていたしめ担のお姉さんはもう少し小ぶりのオペラグラスを使っていたので、なんなら私の席では少しオーバースペックだったのかもしれない。だが良いのです。恐らく会場ごとに使い分けているだろう彼女と違って、アリーナにもこのオペラで乗り込む気なので。

ヘッドンホホ

繋ぎのつもりで購入したためまったく気に入っていなかったヘッドフォンが逝きまして。ジョーシンで試聴しまくって選んだものを楽天で購入しました。ジョーシン高いんだもん……(2度目)

選んだのはオーテクのこれ。

各セクションがくっきり聴こえて耳コピが捗りそうだ。以前使っていたソニーの廉価モデルと比較して、出力音量もそれなりにある。オーディオについてはまったく明るくないので分かったようなことは言えないが、初期嵐のオケを楽しむには大満足。ロックバンドはどうだろう……音質が悪くても結構楽しめちゃうからな。

音が好みだったのでベストバイに挙げたが、
・周辺機器の充電ケーブルはUSB Type-Cで揃えたいのに、対応端子がMicro USB Type-B(2.0)で不便
・ヘッドフォンと接続端末を物理的に遠ざけても接続が途切れるのみで、ヘッドフォン側の電源を勝手にオフにしてくれない
・起動時、オフ時、バッテリー残量のアラートで喋るのが鬱陶しい(しかもバッテリーアラートは数分おきに喋りかけてくるので死ぬほど邪魔)
など、ぶっちゃけ難点の方が多い。見た目と音が好みだから許容できてる。

無印のスープカレー

無印ユーザーなら誰しも贔屓のカレーがあることでしょう。私の推しはこのスパイシースープカレーです。平伏せ!

辛さ4とはいいつつもあまり辛くはない。クセのあるスパイスがガッツリ香るルーに、大ぶりの具がごろっと入っており、食べ応えはあるが体調を選ぶほど強烈なボリュームはない。なんなら具も柔っこく調理してあるので物足りないまである。辛さが欲しいときは山椒を足してもおいしいかもしれませんね。
癖を出したいのか万人受けを狙いたいのかターゲットを決めきれてないのでは?という感じもするが、そんなところも気に入っている。家で炊いた日本米で食べるのがいちばん旨いぜ!

スティック山査子

マジでうまい。本当においしい。欠点は手に入りにくいことと一日に食べていい量が決まっていること(漢方だからね)、お値段が少々張ることだけ。

泡立てネット

https://www.welcia-yakkyoku.co.jp/karadatokurashi/products/4510073168928/

急に実用品を出すじゃん。
ウエルシアPB商品の泡立てネット。でかくて厚くて、見慣れないうちは「パニエか?」と思うやつです。
こいつが偉いのは、作りかけの緩い泡が床に垂れ落ちにくいところ。その辺で買えるネットは大概ボリュームがないので、泡を留めておけるキャパシティもたかが知れてるわけですが、キャパシティがきちんとあるネットなら泡を立てきることが出来るのだ、とウエルシアのネットを買ってから知った。網目の細かさはあまり重要じゃないのかもしれない。
これを使い始めたせいでもう他のネットで満足できないんだな。次帰省するときは実家に買って持って行く。もうあのしょぼいネット使いたくない。
欠点があるとするなら、上のリボンの輪っかが微妙にフックへ掛けにくいこと?そこまで顕著な不満でもないですが。

加湿器

生活家電というよりは趣味の品。

https://www.sk-japan.co.jp/charatoru/chara/kirby/amgoods-48184

任天堂製品およびオリジナルタイトルとさっぱり無縁で生きて早23年。
唐突にワドルディにハマった。原因は分かりきっている。

このツイートが流れてきたとき、私はひどく動揺した。カービィのキャラにこんな可愛い子がいるなんて!ワドルディというサブキャラがいることも、わにゃわにゃ喋るらしいということも知っていたが、この表情を立体に、しかもでっかいふかふかにされてしまうと私はもう駄目だった。このぬいぐるみ今でも全然欲しい。まだ置いてるゲーセンありませんか?
もちろん主人公たるカービィも可愛いと思うが、キティちゃんで育った私は口が省略されたキャラデザインが好みなのだ。実際ワドルディのグッズ人気はすごいらしいと聞く。
DSもWiiも、なんならたまごっちすら買い与えられずに育ってきたので、今更カービィに手を出そうとしてもどういう立ち回りをするのが正しいのかわからない。スイッチを買えばいいのか?ゲームハードで遊ぶという文化が私の中に育っていないから、ハードを買ったとして絶対に持て余す予感がする。今でさえソシャゲ2個並行がままならないのに。何もわからないのでとりあえずグッズに手を出すことしかできない。
その一環で手に入れたのがこのプライズ品加湿器。うちに加湿器がないことを大義名分に獲得した。稼働させると周囲が水浸しになる不具合も報告されていたが、うちの個体は特にそういう問題がなさそうなので、渇きを感じたら積極的に使用するつもり。

これは分かる人にだけ分かってもらえればいい事実なんですが、ワドちゃんにハマる以前の私のカービィ知識はARuFaさんと加藤さんの某ラジオ経由の情報のみでした。本当に最悪。あのラジオもう聴けそうにない。

ベスコス

RMK リクイドファンデーション フローレスカバレッジ

不買メーカーの基準を見直し、花王のグループ企業商品は購入条件を緩和することにした。今「生活に困って信念を曲げる奴www」と思ったそこのお前。私は今も計4社を全面不買中だ。口を慎みたまえ。
このファンデは観劇のために購入。それまでRMK製品は黄色とグレーのダブルカラーマスカラ(廃盤)しか購入したことがなかった私だが、以前アイラッシュカーラーを見に行った際に美容部員さんから「お客さまの瞼の形にはうちより資生堂さんの製品の方が合うかもしれません!」と親身なアドバイスをいただいた経験がある。その一件からとても印象の良いブランドであり、相性の良い製品さえ見つかればぜひ購入したいと思っていた。
そういうわけで「ツヤ系で厚塗り感が出過ぎなくて、カバー力もちゃんとあるリキッドファンデないすか」と店頭でお伝えして出していただいたのがこれ。リンク貼ってから気づいたけど、これのワントーン暗いやつだわ、私が使ってるの。
タッチアップをお願いする。驚く。生来アトピーを患っていることもあって、顔面の皮膚には何かと難が多い私だが、その数々の難が目立たない。しかしのっぺりもしない。塗っていて肌が(比較的)しんどくない。
ベースメイクの評価って基本減点方式みたいなところがあるじゃないですか。めんどくさい肌質を持ってると尚更なんですけど、このファンデに関しては特筆すべき不満が見当たらない。これは驚くべきことですよ。
指でつけるのがいちばん綺麗に仕上がると言われたが、私の肌はそんなに聞き分けが良くないので塗布後に水で濡らしたスポンジで慣らしている。ちなみに下地はTIRTIRのガラスポンプのやつ。まあ相性は悪くない。

花王の購買は「緩和」しただけで解禁したわけではないので、今後も日用品は別メーカーで購入する方針です。エマールやめたのは痛手なんだけどね……アクロンの詰め替えが買えるお店少なくって。

キャンメイク メタルックマスカラ01

睫毛のメイクって難儀するんですよ、眼鏡かけてると。
ビューラーをするとレンズに当たる、ボリューミーなマスカラもレンズを汚す、しかし近視用レンズは目を小さく見せてしまうので、何らかの形で目元にボリュームは出したい。かつ落ちにくいのがいい。さらに私は不器用なのでデカいブラシでは綺麗に塗布できない。できれば上と下同じマスカラを使いたい。これが全部叶うマスカラがこれだった。
キャンメイクのメイクアップ用コスメはほとんど持っておらず、ネイルポリッシュ重課金勢かつシェーディング長年愛用勢だった。今後はマスカラ強火愛用勢の称号もここに加わることだろう。井田ラボさん、願わくばメタルックマスカラのアッシュグレーを出していただきたく存じます。

ベスポリ

コゼットジョリ みずかがみびれい

今年の初秋、愛するポリッシュブランドのひとつ"コゼットジョリ"がパリに進出。
ブランド直営店は日本国内に2店舗あり、それぞれの店舗に限定販売のカラーが存在する。今回紹介するみずかがみびれいはパリの限定色で、出店を祝して公式ECで限定販売された際に入手した。

今はもう国内では買えません。悲しいね。
セーヌ川をイメージしたブルーグレイとのことで、上品な煌めきとそこはかとない憂いがブッ刺さってしまった。フランスの印象がパリ五輪でガタ落ちしてしまった2024年、果たして私が今後パリに足を運ぶことがあるのかわからんが、行くことがあればリピートしたい。ラストエリクサー症候群でダメにしたくないしな。

rom&nd ムードペブルネイル

人は愚かだから、いつだって失って初めて愛おしみ始める。
廃盤の報を受けてやっと手を出し、なんでこんないい品が終売になってしまうのだと嘆き暮らしています。ウケる、お前が買わんかったからやで。
とにかくサラッサラで、爪に置いた瞬間液が勝手に広がってくれるのでむやみやたらに刷毛で触り回らなくてよい。そして速乾でお値段も手ごろ……惜しいポリを亡くした。私は03が好きです……涙

MITO TOKYO 窓辺

夏の阪神梅田本店POP UPで、別のカラーと間違えて買いました。本当は曜夜が欲しかったんや。なんなら曜夜を買いに行ったまであったのに……。

しかしながら、このポリはテクスチャがざらざらとしていて、これはこれで気泡や爪先の欠けのリカバリーにとても重宝することとなる。もちろん曜夜は今でも欲しいが、購入した中でいちばん使ったのは窓辺かもしれない。

エクセル ネイルポリッシュN NL46 チューインガム

買い逃していた去年夏の限定色。今年の春頃に京都駅のマツキヨで発見し、慌ててレジへ持って行った。

近未来がテーマのコレクションだそうだが、私は古代文明ぽい印象を受けた。アルティーダウードのancientシリーズみたいなイメージ。でもエメラルドっぽい色味かというと違うような……強いて言うなら玉露系?
メタリックな色出しでも平面的にならなくてすごい。単体で楽しむのみならず、私はここへさらにネイルエスのcitrus gingeraleやトワイライトラバーをこれでもかと重ねまくって、スフェーン風ネイルが出来た!!と喜んだりしていた。意外と遊び代がある色でした。

恐るべき100均ポリ

香川県民相手でも通じるか微妙なネタをぶち込んでいく。

キャンドゥとセリア大型店に行く機会が増え、それまであまり熱心にチェックできていなかったポリッシュのシリーズを知った。
たとえばACヴィーガンネイルライン。何色か持っている中でいちばん気に入っているのはミルキーシマーというカラーで、トッパーとして使うと他のカラーの味変が簡単に楽しめる。たったの110円で買える安価なポリでありながら、ラメの粒が大きすぎも小さすぎもしないため、気泡のリカバリーに登壇することも多かった。ヴィーガンコスメでこれが作れるの!?

もうひとつ気に入ったのはキャンドゥやワッツで展開されているTMネイルポリッシュというライン。Twitterでの検索結果を見る限り2019年には既に存在していたシリーズらしく、リニューアルを行いながら販売を続けていると思われる。というか、以前円柱型のボトルで売られていたクレヨンタッチミーシリーズの後続品らしい。いやー変わったな、君も……。
複数色所持しているが、中でもコバルトブルーとフォレストグリーンがとてもよい。
コバルトブルーは紺碧のポリッシュにピンクのパールが入った、探すと案外見つからないカラー。季節を選ばない。
フォレストグリーンはミントカラーっぽい色出し。単体でも主張があって可愛いし、トッパーを足すと化けます。無敵か?絶対もっと跳ねていい色だと思うよ。
あとは蓋がもっと開けやすくなったら言うことなし。メーカーの方、見てますか?輪ゴム巻いても開かないのよ。

ジェルネイルとの和解

ここまでネイルポリッシュを褒めそやしてきたわけだが、現在私の爪にはサロンで施していただいたマグネットジェルが輝いている。
昨年初めてジェルを用いたマグネイルを経験するも、それなりに早く飽きてしまい「もうジェルはいいか」と思っていた私だが、そのときに近場で安く済ませたサロンが微妙だっただけで今の爪は飽きる未来が見えない。強いて言うなら施術後数日で爪の伸びが気になりはじめるけど……世の女子は気にならないんです?これ。
ちなみにサロンを訪れた動機は2回とも「ホットペッパービューティーが2000円分のギフト券を寄越したため」です。この吝嗇家が!
使っていただいた激かわジェルのメーカーと品番は特定済み。そういうわけで、「ここでセルフジェルに手を出すのもアリか?サロンではマグネイル単色で6000円超で、出費として痛手だし……」という気持ちと、「初期投資がかさむし、第一今私の爪が可愛いのはプロにやってもらったからであって、トーシロがいきなり手を出してこのクオリティが担保されると思うな」という戒めの感情が絶賛拮抗中。
なお、今回のサロン施術は来年のGWに控えたトラジャ現場用ネイルの下見という明確な目的があった。その目的は達成し、立地もサロンの雰囲気も気に入った(あと、話の流れでネイリストさんに閑也くんの写真を見せたら「えっ可愛い!好み」と褒めてくださった、営業トークでも本当にうれしい)ものの、イエローマグの取り扱いがなかったので、いざ現場前に行くかというとかなり悩ましい。黄色のマグネット自体あまり見かけないので仕方がないのかもしれないが……。

服飾品

去年はエントリを分けたけど今年はひとまとめで行くで。ベストバイ記事なので全部は書きません。実際今年はそんなに数を買っていない。

今年のベストバイの前に昨年のフィードバック。
まずはARTIDA OUDのネイルリング。相変わらず気に入っているし、アクセサリー作家の方々と対面する際には話題にしていただくこともあり、依然として愉快な品ではある。しかし既に掌側のK18メッキがだいぶ剥がれています。メッキの耐久性が低いとは聞いていたが、まさか1年保たないとは!かけ直しの有料サービスもあるとはいえ、ご購入予定の方は覚悟しておいた方がいいかも。

あとHAREのセットアップですが、昨年の夏あれだけ着倒したのが信じられないくらい食指が伸びず、結局メルカリ行きとなった。スカートはまだ引き取り手がついていないけれど、シャツはすぐに次の持ち主さんが決まった。価格帯の割にリセールバリューがあるのはHAREの強みなのかも。
余談だが、私が持っていたシャツとまったく同じものをQuizKnockの鶴崎さんがお召しになっているのを見かけたときは笑った。こうも意外な人とワードローブが被るとは。

daichïogata

今年は2シーズンで合わせて4着を購入。
内訳としてはSSで3着、AWが1着。本当はAWにまだまだ欲しいものがあったんだけど、一回堪えた感じです。毎期毎期何着も買える価格帯じゃないしな。

①画像3枚目のブラウンパンツ。セットアップのシャツもあるがそっちは購入しませんでした。顔近くに持ってくると相性が悪い色だった……。
ウールを使用しているのに、公式にウォッシャブルを謳っていてとても扱いやすい。3日置かずに穿いていたがヘタれる気配もしていない。やはり良い生地は違いますね。
ウエストがゴムなのも地味にありがたかった。23AWのように紐だと地味に不便なので……。

②昨年のベストバイにて触れた白いオープンカラーシャツ。153cm標準体型の私が裾出しで着るとちんちくりんだが、シャツインが基本スタイルなのでモーマンタイ。とても気持ちがいい服。
同素材の黒、同型の素材違いでウールの黒があり、どれもよく似合ったのだが、黒を着ると不思議と「女らしさ」が強調されてしまい、それは自己演出として意図するものではなかったので白を買うことにした。言わずもがなそちらも私に似合う。
製造過程で不備があった服で、ものすごく丁寧に御対応いただき再製造までしていただいたのに、美容室で襟ぐりを汚されました。染めたわけでもないのに。もうあの美容院には行かないし、daichïogataではこれからも買い物をしたい。

③夏の一張羅スカート。
股下の長さに対して歩幅が広い私は、細身のスカートを穿くとただちに脚がもつれて終了するのだが、これは絞り具合を調節できるのでイーーッとならずに済んだ。
とはいえ服に大枚を叩き出して数年間、スカート系の衣類はfoufouがほとんどだったのでだいぶ脚が驕って(?)おり、蹴回しがないスカートを日常的に穿けるほど淑女にはなれなかった(&夏場の日常遣いが憚られる素材)ことにより上記2着より使用頻度は低い。出し惜しみしているともいえる。オープンカラーシャツと合わせて観劇に着て行った。現場服化しそうな予感。
daichïogataのスカートは腰回りがスマートに見えるところが本当にすごい。それでもハンカチが入るくらいのポケットはついてますからね。ありがたい。
女性服のポケットが話題の中、私も意気揚々とdaichïogataのダイマをしたいところだが、多分そんなに意味はない。何故か?このブランドは価格設定のアベレージが3〜4万だから。ポケットのあるなしは、それだけの額を被服費に割く痴れ者だけの問題じゃないのでね。ポケット「も」完備のマニッシュで上品なブランドとして宣伝しておく。みんな買ってください。そしてロット数を増やして少しでも私が買いやすくなってほしい(そんな簡単に済む話ではないと思うが)。

④今年購入した唯一のAWに選ばれたのは定番品でした。去年買ったクロスタイシャツ!と同型の白!
去年のも可愛かったんですけどね、素材がウールだもんで。同素材のパンツはネットに入れた上で平気でおしゃれ着洗いしてるんだけど、さすがにシャツはもう少し丁寧に扱いたいためデイリーユース用という名目。今年のバージョンはコーデュロイ素材で、手入れも簡単だと尾形さんがおっしゃっていたのが決め手だった。
白だからちょっとドレッシーにも着られそうな趣がある。妹が晴れ着を着ないそうなので、20歳になったら似合いそうなセットアップを勝手に見立てて、このシャツを貸して撮影にでもやろうかと。

尾形さんご本人がご覧になるとは思えないが一応書いておこう。ご結婚おめでとうございます!!💐

バッグ類

今年は3個買いました。買いすぎや!って感じだが新品は一つだけで、ほぼ二次流通品。だから何だ。それが言い訳になるとでも思っているのか。

①MARNI MARKETのバンダナトート

ブルーフラワーという柄です。トートの公式画像は出てこんかったが、同柄のバンダナが載ってるサイトを貼っておく。

https://www.mistore.jp/shopping/feature/women_f3/marnimarket_w

誰ですか?今鼻で笑ったのは。確実にオフラインの私を知ってる人間だろ。
ジャンボうちわが入るらしいと聞いて購入したものの日常的に酷使している。可愛いし。
私は明らかにMHL.を着る感じの服装ではないくせにロゴトートを持っていたり、程遠い系統なのにアニエスベーのロゴTを着ていたりする大学生を心底馬鹿にしているのだが、見ようによってはお前も同じ穴の狢じゃねえかということになる。寓話的だね。マルニは革製品が好みなので10年以内に買いたいです。

これを購入した日、mmm jewelryという作家さんのポップアップでアマゾナイトをあしらったリングも買ったのだが、数か月後に落としてしまった。アームが細身だったので抜けたことに気づかず、今なお紛失場所の心あたりすら持てないままだ。3万円弱の品だが私史上最高額のジュエリーだったし、そのぐらい払ってもいいと思えるくらい衝撃的なリングだったので今も悲しみは絶えない。何らかの厄災について身代わりになってくれたのだと信じます。買いなおしたいが、買いなおすと余計に傷が深くなりそう。涙

②レザーポシェット
セカストで「HIROFU」製品として8000円で購入した。が、中のラベルにはFUROHIと刻印されており詳細が謎。革は肉厚でええ感じなのですがホンモンなんですか?

サイズとしてはちっっっちゃい。袋部分の実寸はA5サイズ程度だし、肩ひもがバッグの口に干渉する造りなので実際にはA5は入らない。荷物が多いときはサブバッグとして、トートバッグに帯同してもらっていた。
また学校や帰省など、大荷物で移動する際の食事やトイレなどに、緊急性の低いものは置いて最低限の貴重品だけを持って出られるように使うなど、荷物が多い私でも意外と重宝したバッグ。さらに今年はビラ配りのバイトに出ることがちょくちょくあり、やはりこのときは最低限の荷物のみを持ち運びたいので稼働回数は多かったように思う。生成りのサコッシュも持ってるけど、レザーポシェットは黒で存在感が出ないのがいい。汚れも目立たないし、シボレザーだから傷も紛れてくれる。帆布は汚れが目立つからなあ。

③誕生日にメルカリで買ったオールドコーチ。

これと同型のブラック。相場より安かったし、鑑定オプションをお願いしなかったので(利用可能ではあった)若干本物かどうかの不安が残る。変なシリアルナンバーではないし、生産国の刻印も1980年代のそれなので大丈夫とは思うんだけど。革の質もいいです。

財布、カードケース、モバイルバッテリー、身だしなみポーチ(リップクリーム、鏡、薬などをまとめている)は最低限持ち歩きたい。今まで使っていたバッグはこれら全部が入りきらないか、余剰ができてしまうかのどちらかなので、ようやくジャストサイズのカバンが手に入り感動している。A5のロルバーンも余裕で入る。
良い革なので、物を入れすぎるともちろん重い。またコートを着ていると腕周りがモコモコしてハンドルが肩に引っ掛からないため、年をとっても持ち続けられるかどうかはわからない。私の持ち物である時間は存外短いかもね。次の持ち主に託せるくらい大切に使いたいと思います。
ハンドルにはARAMA TOKYOのスカーフを巻いている。昨年のエントリで紹介した柄じゃなくて、「白いちごのスカーフ」という定番の柄。バンダナトートと合わせたときに一番相性がよかったので選んだ。長さは足りんかった……。

御多分に漏れず、私もコーチ=アウトレットのイメージが強かったので、このバッグを手に入れて少し印象が変わった。現行品もクリエイターの交代で質実剛健への原点回帰みたいな流れが来ているらしく、私が現行品を買う日までこの路線で頑張っていただきたいと思います。

香水ふりかえり

身の丈に合わない本数を買いましたよ。全部ゲラン。

アプレロンデ(EDT)

値上げの影響を受けて大急ぎで買いに行った。ルールブルー同様長らく憧れだった香りで、手持ちでは唯一のトワレ。
かつてはパルファムも販売されていたという話だが、ゲランは香料の調達が難しくなった製品を容赦なく廃盤にするそうなのでまあそういうことです。それによって名香たちのクオリティを落とさず看板を守っているのだと分かっていても、やはり想いを馳せずにはいられない。嗅いでみたかったな。

ただアプレロンデに限っては、持続時間の短いトワレがモチーフと合っていると思う。静かで繊細な香りが気づかないうちにいなくなっている、その構成の美しさたるや!いい香りは数あれど、美しい香りという題目でこれを上回るものを今のところ知らない。夏場に何プッシュもしまくっていたおかげで、わずか6か月間で残量はボトルの半分程度までに減ってしまった。何も考えず使っても心地よいからいつも手に取っていた。よい意味で香水ではなく日用品として愛用し続けたい。あまりにも無防備な香りすぎて、人と会う際に纏うのが憚られることだけが欠点かな。

これも旧い香水なので処方が何度か変わっており、Fragranticaには現行品を「腐った海藻」などと散々に言うレビューもあったりする。こういう物言いはアプレロンデに限らず、たとえばマニアが現行ゲランをくさすときに頻出する「やはりLVMH傘下に入って以降は」云々、知らんが!香料の制限なんぞ時代に依るところが大きいに決まっとろう。家族経営至上主義の気持ちは痛いほどわかるけれど、少なくともゲランはLVMHに買収されてから40年近いのだからそろそろ割り切ってほしい。インターネットのどこかで見た言葉の借用になるけれども、ゲランの客層が紳士淑女だけでないと気づく瞬間の悲しさたるや。最後のはブーメランか。

ラプティットローブノワール ブラックパーフェクト

現行品ではありません!並行輸入品を何故か香川で見つけたので、自己責任で買いました。いつから陳列されてたんだろうね。
10代から燻り続けていたファッションスタイルへの憧れを成仏させてくれる作品だった。長らくパンクやロカビリーのスタイルが好きだったのだけど、まあ上の服飾品の項をご覧いただければわかるでしょう、似合わないの。化粧もね。眼鏡かけてる時点で結構制約になるので。
そういうわけで「好き」と「似合う」を折衷させるなら香りくらいしか選択肢がない。しかし私はアニマルがしつこく出てしまうので、大好きなレザーノートも合う合わないが著しいんです。キュイルベルーガも綺麗に香ってくれるので、ゲランはなんだかんだブランド単位で私と相性が良かったんだと思う。フエギアのアニマル系は本当にダメだったので……単純に濃度の問題だったりする?
そうはいってもきつめに香りはするので、付けられる日は選ぶ。でも買ってよかった。アーモンド苦手だと思ってたけどこれはいい香り。

ジッキー(EDP)

ハーバルな中に佇む甘さがとっても良い。トップは苦味が強いので好みが分かれそう。時間経過で角が取れていくんですよ。春から盛夏にかけて何も考えずに手に取れるのがアプレロンデなら、晩夏以降の同じポストに収まるのはジッキーです。結局レジェンダリーがいちばん心地いいのよね。
これ買ったときナエマと悩んだのですが、ジッキーにして正解だったかも。ナエマも好きなのでいずれ買うつもりだけど、なにしろ体調に影響を与えない香りは私にとって貴重なので。ジッキーを振ると、頭痛が出ているときも少しリラックスできる。アプレロンデとジッキーが終売になる時が、私がゲランと手を切る時だ。私が死んだらどちらかを棺にぶちまけて蒸し焼きにしてください。
発売当初は女性からの支持が振るわず、男性人気に支えられた香りだったとのこと。ジッキーなんか付けてる同世代の男の子、出会ったら絶対に好きになっちゃう自信があるけど、これ選ぶ20代男子には確実にお相手がいるだろうという確信もある。そもそも今日の20代が好む香りなのか、私にはもうわからん。この世界には私の好みに合わない香りが流行り過ぎている。

シャリマー ミレジムジャスミン

去年のイリスが本当に好みだったので試香しに行ったら、香り立ち方はイリスと似ていながらもちゃんとオリジナルの香りもしたので取り置いてもらうことにした。
手持ちの中でこいつがいちばん体調と人を選ぶ。昨年のイリスはブラインドバイした私も、ゲランのジャスミンはかなりインドール強めらしいという情報をキャッチしたため試香してから購入した。付ける量をミスると終わるし、手首より胴体にスプレーしたほうが嫌がられないかな?とお腹に吹き付けたせいで服に香りが移ってしまった。冬服!頻繁に洗濯できない素材ばかりなのに!香りが移ったのはまだ薄手の服を着ているシーズンだったので、衣替え以降少し敏感になっている。
その日の気温や体調によってはトップにほんの一瞬だけ強めのグリーンが出現したり、トップからラストまでピュアココアのような苦味に終始したりする。楽しいは楽しい。それでも基本は家から出ない日か、出るとしても外で食事やお茶をしない日に限られます。香害って言われたくないし。
付け方の難易度ゆえイリス越えとはならず。気に入ってはいます。来年こそミレジムベルガモットが来ますかね。

めでたくメンバーシップポイントが1000ポイントに達し、ルームフレグランスと交換申請できた(本当はオーデコロンが欲しかった)ので、次に私がゲランで買い物をするのは手持ちのレジェンダリーを切らすかシャリマーフランカーの販売シーズン、もしくは気になっていた既存作の廃盤タイミングになるかな?ルールブルー EDPが一向にボトル販売されず、もはや販売員さんに尋ねるのも気まずいくらいなので、新しく欲しいものが増えるのはまだ先になるだろうとひとまず安心しています。年度末の値上げだけ堪えてくれれば何とか!

2025年なに買う?

・スニーカーを買い替えたい。
・服は当面セーブしたいところだが、GWの現場用にイエローのシャツが欲しいね。

これとか可愛い。似合う自信はない
ユニ曲のことを考えるとこれも捨てがたいね

・できればfoufouのジャンプスーツも欲しい。
・実家の退去が済んだら本棚とCDラックを買う。
・ガスコンロと脱衣所用ヒーターも買います。
・トイレ掃除用のブラシがすこぶる使いづらいので新しくしたいな……。
・石はセーブして何かしらをお仕立てに出す。リング用に目をつけていたアマゾナイトと、ペンダントにしたいピーターサイトは購入すべし。もうエメラルドは増やすな!
・ピアス開通(最優先事項)

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