【VRChat】アバター改変、癖がたり① ギャルアバター、ユズネ
どうも、なめです。
VRChatでアバター改変するときに私がこだわったところ、上手くいかなかったところを備忘録で残しておきます。
本来は見ることがない、人の引き出しをこっそりと開けて私のセンスを覗き見る感じで面白がってもらえれば幸いです。
※私は他の方の引き出しが見てみたいので、是非ともnoteなどの文章でもVRC内でも何でも書いたり話して欲しいですね……!
今回の改変
一言で表すと……マフィア風ユズネ〜ギャルを添えて〜
◆使用したアイテム
ぶいちゃビリティが高いギャルアバター。アバターのサンプルあります。(https://vrchat.com/home/launch?worldId=wrld_865c6ee8-a994-434e-9f54-b58c597a1d2c)
表情に関しては顔が崩れるようなコミカルな表現のものはありませんが、デフォルト設定だけで豊富な表情が楽しめる。作者さんからの公式衣装の供給も多いので気軽にオシャレを楽しめちゃいます。
かっこいい。スリット袖スーツではなく普通のスーツとしても使用可能。
グローブはblenderがないと桔梗ちゃん以外の他アバターには上手く付けれないと思います。
カラーが豊富かつ、シェイプキーでのカスタマイズ性がすごい+イヤリングが3つもついてお得!
ギャルを彩る小物。
ししまい単品でも使えるakyoアバター。口の開閉シェイプキーあります。
私は軍服やスーツなどのかっちりした制服が好きなのです。そしてギャルも好きなので、好きな要素をかけ合わせて、好き×好き=ウチらマジ最強の方程式にのっとり、ギャルアバターにスーツを着せてみました。
異なる要素をかけ合わせたところ、以下の性的嗜好バトルが勃発。
「ギャルらしく服を着崩したらよくね?」VS「制服は着崩さず正しく着た方がよい、露出せず隠した方がえっちだし?!」
今回の勝者は、後者ーー!!ということで、着崩していない衣装を選びました。
こだわりポイント
①髪色とケモ耳、眉毛の色を揃える
髪色(もしくは肌色)とケモ耳の色が異なっていると、どことなく付け耳感があるかなと。全体をまとめるのが難しくなるなと思ったので、近い色で揃えました。
それと眉毛の色。髪色と異なると、ストリートファイターのケンっぽいのでこちらも同じ色に。
技術的な話をざっくりすると、カラーピッカーのアプリでunity上での髪の色を取得して、画像編集ソフトのGIMPで眉毛と耳テクスチャを「脱色」→「色交換」の機能で近い色に変換して実現しています。
また、髪と耳で明るさが異なり見え方が違ってしまうことを極力減らす為に、liltoonに搭載されている自動補正機能で直してます。楽ちん。(アバターアップロード直前で実施するとよき)
以上、髪とケモ耳、眉毛(あともみあげ)を同じ色にして統一感を出し、ついでにリップを入れてみた結果……目のブルーが目立ち、目力が上がったのでギャルとして正解を得ることができたのではないでしょうか。
髪の色をピンクにしたのは、私の好きな色の一つだからです。大元を辿ると、幼少期に星のカービィがすきでしたのでその影響だと思う!
②ワイシャツの柄をいじる
衣装にデフォルトで赤色のワイシャツが入っているのですが、それに重ねる形で私の好きなモチーフの一つである、宇宙の星空の柄をさり気なく入れてみました。(こちらもきっと星のカービィの影響)
ジャケットを羽織ることで、ワイシャツの柄があまり目立くなってしまうのですが、これはネイルみたいなもの。全体から見ると地味だけど自分の好きなものを取り入れることで、鏡で自分の姿を見たときにテンションを上げるのに一役買っています。
柄はここからお借りしてます。ありがとうございます!!
上手くいかなかったところ
①スリットスーツの裏地に柄を入れる
衣装は画像のようにスリット付きのスーツで使えるので、ジャケットの裏地にオシャレな柄を入れてみたかったのですが、メッシュが一枚しかなく裏表で別々の柄にすることができませんでしたのであきらめちゃいました。(blender案件)
②軽量化チャレンジ(Unityだけで)
年始にVRCの下記ワールド内でおみくじを引いたところ、軽量化にチャレンジせよ!とお告げを得ました。
雲海を越える道-Road over the sea of clouds by Maple_K
https://vrchat.com/home/launch?worldId=wrld_acc233af-f79c-4181-85b6-76493529c153
blender分からんので、今回Unityだけでアバター容量の軽量化にチャレンジしてみましたが、結果として上手くいきませんでした!!
本来blenderでやるような下記3項目ができれば良かったのですが……無料のツールの範囲だと難しかった(使い方がよく分かってない)ので、今回はとんずら。
・メッシュ結合
・マテリアル結合
・使用しないシェイプキーの削除
なので、一応できる範囲で下記のように軽量化は試みています〜〜。PC版のアバターで容量が7MBぐらいには抑えられたので多分これでよいかなと。
・テクスチャの解像度を下げる、圧縮する。
これ、有効です。
圧縮品質(Compression Qualityのこと)は50%で、顔とか服とかのメインのテクスチャは解像度は2048 or 1024、小物は514、その他マスクデータは514以下(ノーマルマップは様子見)ぐらいのイメージでやってます。
質感にこだわりたいものは4096にすることもあります!!
・見えない部分のメッシュはできる限り消す。
軽量化というより貫通対策の面が大きいかも。
シェイプキーで貫通対策できるアバターもありますが、基本的に着替えとかは仕込まないので消してしまいます。※消した後にやっぱり戻したいとなった場合の復元も容易なので。
・着せ替えの際に必要のないメッシュやボーンはタグをEditonlyに変更してアップロードされないようにする(削除すると必要なボーンを消してしまったときの修正が辛み)
今回はユズネちゃんの元の服や髪、アクセ類が必要ないのでEditonlyにしてます。
私はaltとshiftキーを駆使して、手動で大量のボーンの設定を変更したのですが、下記のツールも便利そうですね。
・使用していないPBの削除(Editonly)
PBを別出しするツールを使ってみたのですが、揺れものの位置関係や数が把握しやすく、Quest対応とかでも非常に便利でした。
ちなみにPBをEditonlyするとアップロード時はPB数としてカウントされませんが、Quest化対応ツールである、VRCQuestToolsのPB数の確認ではカウントされるので、引っかかりました。お気にせず(記事更新時点でのバージョンの話)
その他
ユズネちゃんの手に獅子舞のギミックを入れてます。
ジェスチャーと連動させており、獅子舞の口を動かすことができます。
年始にあったダンスパフォーマンスイベントで、余興として獅子舞に噛まれるおめでたい演目があり、私もイベントでお客様たちをガジガジしたい!ってなったので、たまたま制作していたユズネちゃんに正月のおめでたさとノリで仕込んでみたという感じ。
まとめ 今回意識したこと
・ギャルは目力命!!目立たせたい部分は全体に入ってない色を使ってみる。他は統一感を持たせる。
・スーツスタイルでカッチリ決めると、全身真っ黒で重たくなるから、外せるところはギャルらしく派手にカッコよく。
・自分の好きな要素は取り入れてこ!!
・頑張りすぎない軽量化。とにかくテクスチャの解像度と圧縮を意識しておく。意外と効果はあり!
私のアバター改変は、イベントスタッフの一員として締切に勝手に追われながら作っていることが多いので、大体が60%ぐらいの完成度なのですが、今回このような記事を書いてみて、アバターをきちんと完成させよう!と意識が高くなるので存外いいなと。それと知識があやふやな部分については多少は調べてから書くのでのでクオリティアップに繋がったりしなかったりしてよかったです。
さてはて、ここまでお読みいただきありがとうございました。かしこ。
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