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紅蓮シリーズが好きだから

2005年に放映された、ガン×ソードというアニメを見ました〜〜(全26話)

そんな古いアニメをなぜ今更?って感じですが、

私が白猫で大好きなお話……紅蓮シリーズの物語に登場する、ウェルナーさんを構成する要素が、このアニメには詰まっているという噂を耳にしていたからです……。

ガン×ソードが、ウェルナーの元ネタの一つであるとすれば、このアニメは
紅蓮シリーズのアツイ物語を紡いだ、シナリオライターさんが大事に思っているモノ……という訳で。これは私も覗いてみたいなと。

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▲ キャラデザは古めかしさは感じましたが、面白さは色褪(あ)せず、です。

簡単なあらすじ

地球っぽい惑星が舞台。
右手がカギ爪の男に、愛する女性を殺された(!)男ヴァンと、同じくカギ爪の男に兄をさらわれてしまった少女ウェンディ。
男と少女の二人は出会い、目的は違えど同じ相手を目指して旅をしていく……痛快娯楽復讐劇。

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▲ ウェルナーも婚約者であるファビオラを、左利きの赤いヴァリアントに殺されてます。セーラと行動を共にするのも言わずもがな。

多分物語の核心部分に触れない感想文

復讐劇らしく、暗く重いお話……だけではなく明るいトーンの話が結構多いです。

とはいえ、シリアスな雰囲気のときは、おふざけナシで真面目にきっちりとやり通すので、話のコントラストがはっきりとしている印象ですね。

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▲ 本人達は至って真面目な雰囲気でも、それ、ふざけてるの?と思ってしまうような、いわゆるシリアスな笑いはガン×ソードにあります。そういう意味では全体的にギャグ寄りです。

私はお話の本筋である、主人公の復讐劇の部分に期待してみていました。
なので、主人公の素性にモヤがかかったまま進行する、序盤の方の話は正直〜〜そこまで引き込まれませんでした……。
でもね、登場キャラクターは皆濃ゆいので、決して平凡な物語ではなかったのです。味付けがたまたま気分と合わなかっただけで、嫌いじゃない。

それに、物語に動きがないから無意味……ではなく、序盤の内容はきちんと後々の展開に生きていく様になっており、丁寧な話作りなんだなぁと、最後までみて、感じましたよ。

(丁寧だったけど、たまに台詞が聞き取りづらかったり、アクションシーンの流れがちょっと分かりづらいとこもあった……)

敵の正体が明らかになっていく中盤以降からは、気分がノッてきて、ギャグ回を含めてだんだんと面白さが加速していくように感じました。
特に水着回はお下品でしたが、馬鹿馬鹿すぎて中々忘れられないかも……。

そしてそして復讐の果てに、主人公が出した答えにはひりつきました……ちょーカッコええわ。痛快、痛快。

紅蓮シリーズと共通点を見つけて楽しむ

登場キャラの設定は共通点が結構あります。

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▲ 仇敵(きゅうてき)を見つけ、思わずニンマリする主人公……。復讐相手のことになると、見境なくなります。

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▲ そしてウェルナーといえば、この笑顔です🤗

とはいえ、あくまで設定をいくらか拝借してるかも……ってだけで、キャラクターの関係性や物語の展開は異なります。

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▲ セーラへの好き好きアピールが強すぎる。セーラウェルナー尊い……🙏😭みたいな民には、ガン×ソードに同じものを期待するのはオススメしないぜ!!というか別物!

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▲ お花に関係のあるキャラクター。棒を使って、ポールダンスを模した戦闘スタイルが印象に残ります。紅蓮2リネアの職業が槍なのは、彼女の影響……!?

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▲ 作中でキャラクター同士が、花畑の中で、あなたのことが大好きで大嫌いだった。と告白し合うシーンがあったりします。

ちなみにレクト君みたいなキャラは出てきません……。彼はスパイダーマンですから。

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▲ ウェルナーもスキル演出はバットマンを思わせる、コウモリをイメージしたものになっています。

レクト君を構成する要素がみたいならば、スパイダーマン(2002年公開の映画)をみましょう。

アッ!ってなると思います。ただし、紅蓮1の内容をやんわりと頭の中に入れておいてね。シェアハウス1要素もちょっとあるよ。

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▲ 3には、黒いスパイダーマンも出てくるの。

最後に……総評

最後までみて良かった〜〜と思わせてくれました。
復讐をする意味って何?って問いに対しての答えの一つとしては、とても清々しいもので。

紅蓮シリーズすきな白の民絶対みて!!とは言わないですが、シリーズの今後の展開に想いを馳せることができたので、もっと好きになれた気がしますね〜〜。
ウェルナーの復讐はどのような結末を見せてくれるのか。まだまだ先の話ですが楽しみです。

本作には、セックスシーンがあるよ!っていえば男の人は興味を持ってくれるかも。
とあるキャラがエッチなことされてから、相手のことを想い始めた感じに見えて、なんか餌付けされた動物みたいで面白かったです……。

余談

ガン×ソードの監督とキャラデザは、コードギアス(2006年放映)を作った方々と同じなのです。

コードギアスをリスペクトしたキャラとしては、シャナオウが挙げられますが……(シャナオウも大分古いキャラになったな〜〜)

キアラもそうなんじゃないかと勝手に思ってます〜 笑

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▲ ピザが好きで、頑丈なキャラがいるんだ……。イナンナの見た目がこの子みたいって言われてたネ。

コードギアスも、キャラデザの癖が強いですが〜(でも好きよ)これ白猫で聞いたことある!って声を持つ人たちが沢山出てるので白の民なら入りやすいはず。



1話から畳み掛けるような展開とヒキが最高……50話もあるけど長いとは感じなかったのだ。

(50話をまとめた総編集版もあるけど、初見でみるのはオススメしないです……私が最初にみたのが総編集版でしたが、途中でやらかしたことに気付いて切り替えました……)


興味がありましたら、バンダイチャンネル(1ヶ月無料)で「ガン×ソード」「コードギアス」どちらのアニメも、お手持ちのスマホでみれちまうので如何でしょか。


あと「スパイダーマン」(2002年)もね……!

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