フランスのビデオゲームの傑作【げむすきアドカレ25日目】
こんにちは。Name_02です。
この記事はゲームすきー内イベント「げむすきゲーム紹介アドベントカレンダー」企画で作成したものです。
ということで、最終日である25日目に主催の私が紹介するゲームはクリスマスにちなんだあのゲーム!
「ZADETTE」です。
概要
気の抜けるような音源のBGMを背景に、パンツ一丁の巨体男を操るフランス発祥のインディーズアクションゲーム。
上記ポスト(ツイート)では「クソゲー」を名乗っていますが、ストアページやゲーム内テキストでは「THE GREATEST GAME」「the best video game of all time」を名乗っています。
筆者もそう思います。
真っ先に目に付くのはデカすぎるプレイヤーキャラかと思います。
デカさがよくわかる比較画像をご用意しました。
マリオ7体分です。デカすぎだろ。
しかしその身体は非常に貧弱です。歩きは遅く、後ろを振り向くことすらできません。
さらには、少しでもダメージを受ければ全身が細切れになって死亡します。通称「煮崩れ」。グロいので画像は掲載しません。
また剣を振っている間は移動もジャンプもできないため、適当に振っていると相手の攻撃をかわしきれなくなります。
振りどころが肝心というわけです。
しかもこの大男、よく見るとパンツがお尻の方までありません。
破けているのか、そういうデザインなのか、そもそもパンツではないのか、謎は深まるばかりです。
なお、主人公がパンツ一丁である理由は、作中はおろかストアページや公式サイトでも明かされません。
なんならストーリーそのものが全く明かされていません。オープニングから雰囲気で感じ取って下さい。
筆者とZADETTEの出会いは「RTA in Japan Winter 2022」でした。
恐らくこのゲームを聞いたことがある人も大半は同じきっかけで知ったのではないでしょうか。
その後実際に購入してプレイするのはその半年後になります。
とても、面白いゲームでした。
適正プレイヤー
さて、このゲームの難易度ですが、多少アクションゲームに自身のある人向けだと思っています。
タイミング調整やギリジャンの要求が(そこまでシビアなものではないですが)割と多いです。
加えて、トライエンドエラーにある程度の耐性が必要です。
このゲームは各ステージのボスに到達するまでは中間ポイントが存在しないためです。
何百回と死ぬようなゲームではありませんが、初見だと十数回のリトライは必至です。特に4面と6面。
これらを兼ね備えたプレイヤーには、胸を張ってこのゲームをオススメできます。
面白い点
このゲームの魅力は何と言ってもその胡乱なビジュアルの数々です。
主人公のビジュアルが既に面白すぎる点はこれを読んでいる皆さんにも既にご理解頂いていると思います。
しかしおかしいのは主人公のデカさだけではないんです。
そもそも敵のラインナップからしておかしいんですよね。
ヘビやコウモリが出てくるのはわかるんですが、
コイツは一体何なんでしょうか。
ロボット? この世界観で???
様子のおかしさはザコだけに留まらず、出来損ないの自由の女神みたいな形状のボスや、
ここでは画像は載せませんが、主人公の背丈よりもデカい顔を持つサルのボスも登場します。おかしいだろ。
こんな感じの胡乱なグラフィックがステージを進めるごとにどんどん現れるので、どんどん意味が分からなくなってきます。最高です。
BGMも凄まじいものが揃っています。
RTA走者に「ゆっくりとしたゲーム性も相まって聞いていると眠くなってくる」と言わしめています。
筆者のお気に入りは各ステージ間のジングル。耳にこびり付いて離れなくなります。
ゲーム部分はそこまで理不尽ではなく、適度な歯応えのあるボスが揃っていると筆者は感じています。
特にラスボス戦はそれまでのZADETTEで学んできたことの総復習という感じで好きです。初見では数時間詰まりましたが、とてもいいボスだと思っています。
総括
いかがでしたか?
「フランスのビデオゲームの傑作」の一端が伝われば幸いです。
なんとこの超大作「ZADETTE」、2024年1月5日まで🔥50%削減!🔥の310円でご購入いただけます!!
なんてことだ!これはもう買うしかありませんね!!
話のネタになるので普通にオススメです。お見逃しなく。
この記事はこれにておしまいです。
日本からのメリークリスマス!!
ところで、先ほど「真の英雄は振り返らない」と書いたのですが…、
実は設定画面でGキーを押すと「ベターゲームモード」が有効になり、振り返ることができるようになります!
嘘は言ってません。
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