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21,04,17。WPW症候群①。

朝から小雨が降り、この時間になってもうすら寒い土曜日です。

新体制での作業になって交付件数は増えましたが、基本的に土日&祝日が休みになった為週休二日制のありがたみを噛み締めています。

以前大腸がんの話を書いた時に自分の持病であるWPW症候群についても触れましたが、今日のnoteはそのWPW症候群について改めて書こうと思います。

http://www.hcc.keio.ac.jp/ja/health/2017/05/wpw-wolff-parkinson-white-syndrome.html

リンク先に詳しい解説がありますがざっくり説明すると心臓に流れる電気信号のルートが余計な所でつながっている事が原因で頻脈発作が起きる(心拍数が跳ね上がる)症状です。

発作の原因は色々あり、心理的なストレスや急な姿勢の変換等がきっかけになります。自分の場合は疲れや心理的なストレスが引き金になる事が多いようです。

心拍数が跳ね上がる事から血圧が高くなるようにイメージされますが実は逆で発作が始まると心臓のポンプ機能が空撃ちしてしまうようになる為、血圧が下がります。

自分の場合慣れていますから発作が来ても少し体がだるくなるくらいで済むのですが、大腸がんが原因でド貧血状態だった時には一度だけですが失神を経験しています。

このWPW症候群、はっきりした自覚症状を感じない人を含めると意外に多くの方が抱えている疾患で、かなりの人がそれぞれの方法で発作の止め方を行う事で症状をコントロールしています。

自分の場合は「深呼吸~しゃがんでゆっくり息を吐き、吐ききったら数秒停める」と言うやり方で止めています。貧血状態でこの動作を行うと軽く頭がぼ~っとする事があり、一度とはいえ失神も経験していますから万人にお勧めできる方法では無いかもしれません。

同じ症状を抱えている方と話したときには「眼球を軽く圧迫する」「冷たい水を飲む」「息を止める」等その人なりの対応策が色々と解りました。

初めて発作を自覚したのは中学生の頃でしたが、この歳になると発作時の頻脈が随分穏やかな感じになり、慣れもあるとは思いますがだいぶ違和感が薄くなってきています。

思ったより色々書けるので明日もWPWについて書きたいと思います。あまり積極的になれない外科的な治療や発作が続く時に服用している市販薬についても書いてみようと思いますので目に留まった方の参考になれば幸いです。


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