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22,03,23。すっかり高くなって。

今日のnoteはヤフオクエレキギター板の話。

眺めているだけでも楽しいので毎日チェックしていますが、たま~に猛烈な求心力を持つ逸品が現れたりもします。

現在毎日弾いているのはクラシックギターですし、エレキギターも引っ越し時にだいぶ処分したとはいえ弾きやすい物とコツコツ仕上げて完成させた物を所持している為そう簡単に欲しくはならないのですが、タイトルバックにUPしたグレコのレスポールは前にも書きましたがヤバかった(笑)

EG700という当時のミドルスペックの品ですが、それゆえにプレミア価格になりにくく、なおかついわゆる張トラと呼ばれるトップでは無いメイプルトップで作りも丁寧。単に「良いギター」が欲しい訳では無い自分に正にうってつけなモデルな上に良~く解ってらっしゃるオーナー氏の手で素晴らしいパーツ交換とリフィニッシュが施されており、オリジナルにこだわらなければ文句のつけようの無い逸品でした。

「ここまでなら出しても良いな」という想定価格を少々超えた為、オークション参加は見送りましたが落札価格を見る限り軽く無茶をしても良かったと後悔しまくりです。

このギターの落札を見送った所為で「心奪われる」敷居がかなり上がってしまったのは良い事なのですが、ことレスポールの古いコピーモデルに関する価格の上昇っぷりは目を見張るものがありすぎです。

この時代の名器の代名詞でありスペックの確認が容易なグレコ製はもとより目玉が飛び出す上位機種の価格高騰を誇るトーカイや出来不出来の年代&スペックの判定が激ムズなバーニーことフェルナンデスまでがかなりのジャンク品でも終盤には激しめの殴り合いとなり「大丈夫か?」な価格に爆せる事が珍しくありません。

つい先日も張トラの剥がれを修繕した跡が確認できるグレコのEGF850と言う「これはちょっと…」なモデルがなかなかの価格で結着しています。

リアルタイムにその時代もギター達を弾いてきた自分は当時作られた国産コピーモデルを何でもかんでも「ジャパンビンテージ」と神格化して有難がる事はありませんが、毎日更新のネタとしても丁度良いのでこの辺のギターの話を連番で書いていこうかと思います。

「俺が欲しいギターの話」を詳しく書くというのはリスクを伴う気もしますが、さほど多くの方に閲覧していただいている訳ではありませんからたまたま目にされた方に「ほほう」と楽しんでいただければ光栄です。



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