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22,10,30。ストラト最後の調整①

久しぶりにギターいじり(それも結構大掛かりな)を行ったのでプロレス動画の紹介を一時中断して詳細をUPしてみようと思います。

もう20年以上前に引越し屋の班長として働いていた時、お客様から頂いたのがタイトルバックにUPしたグレコのストラト。長く娘の部屋に置きっぱなしにしていたのですが、娘が家を出る時に持って行かなかった事も有り手を掛け始めたのが始まりで現時点でオリジナルのパーツはボディとブリッジ位というほどパーツ交換を施しオリジナル状態の時とは比べ物にならない位弾きやすく調整済みでした。

交換したパーツはネック、サーキット、ピックアップに及び、ネックはたまたま格安で落札できたフェンダージャパンのクラプトンモデルのネックに。
サーキットは画期的な機能を誇るObsidianWire製の物(新品)を取り付け、ピックアップはセンターのみオリジナルでフロントはマイティマイト、リアにはディマジオのシングルサイズハムバッカーと共にヤフオク入手ではあるもののそれなりに手とコストをかけて弄りまくって来たのですが、最後の問題が「ボディの重さ」でした。

シリアルから78年製と思われるグレコ製のボディは当時の風潮だったと思われる「ボディは少し重めなほうが良い」という信条で作られボディのみで3kg近い組み上げるとレスポール並みの重量となる代物。

当然ピックアップを通しても「カラッと乾いた音色」にはほど遠い音で、これはいくらピックアップを交換しても改善できず、それならいっそとシングルサイズのハムバッカーを乗せたほどでした。

長く住んだ赤羽からの転居時に手持ちのギター数本を知り合いに譲ったのですがこのギターともう1本に関しては手放しませんでした。このストラトを手放せなかった理由はもちろん「それなりにコスト掛けちゃった」だった事は言うまでもありません(笑)

以来時々つま弾いてきたこのストラトなのですが還暦目前の身として何しろ重い。もう1本がとにかく軽いギターな事も有っていかに弾きやすく調整済みとはいえ何とかできないかとエレキギター~パーツ~ボディのヤフオク検索を続けていたのですが、間違いなく軽くて作りの良いボディはオークション相場もそれなりなのが常。

たまに「これは!」と思う出物があっても当然目の肥えたヤフオク好き達の目から逃れられる訳は無く、最終的にあきらめざるをえない価格で結着する事も常でした。

そんなこんなを繰り返していた先日、ようやく安価でおそらくあまり人気は無いものの軽量で作りはしっかりしているであろうボディを落札。この週末にとりあえずの仮組まで行う事に成功したのでした。




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