24,07,15。フェルナンデスの思い出。
月曜日ですが3連休最終日の休日です。
予報ではさえない天気との事でしたがとりあえず雨にはならず、おかげで
のんびりしたかった連休最終日に出かける羽目に。
妻からのリクエストに渋々出かけましたが午後がせわしなくなるのは避けたかったので早めに家を出てさっさと店を巡り、とっとと帰宅。この時間にはnoteをUPする為キーボードをカタカタ言わせています。
そんな今日のネタは先日活動停止で話題となった老舗楽器メーカー「フェルナンデス」の話。
そうは言っても今までの楽器購入履歴でフェルナンデスのギターやベースを入手した事は一度も無く、あえて言えばヤフオクで集めたパーツ他を組み合わせたストラトのボディがフェルナンデス製だという事くらい。
ボディにザグリがあった為落札価格は安価でしたが80年代以前のボディにしては当時の国産ブランドでは珍しい軽い筐体で、もともとのグレコの古い
ボディが重くて辛かった事もあり、すっかり取り回しが楽になった事で良い印象を持った覚えがあります。
自分にとってフェルナンデスというブランドの印象といえば「先見の明」とアーティストモデル重視の展開でした。
他の国産ブランドに先駆けフロイトローズを搭載したモデルを展開し、世界的に高評価となったサスティナーピックアップの開発やスピーカー内蔵で手軽な「ZO-3」と言ったアグレッシブな商品開発に加え、有名な「布袋モデル」を代表とするアーティストモデルを次々発表してきたイメージです。
報道を見ると他の企業展開を持たない楽器特化型のブランドゆえ、そのアグレッシブな商品展開が祟った様子との事ですが、それ以外にも新しくギターを手にする層が「楽器屋でエントリーモデル~ミドルクラスの新品を」という選択をあまりしなくなった事にも原因があるかもしれません。
間違いなく一時期国産エレキギター界を牽引していたブランドの衰退というニュースに長く楽器に接してきた身として一抹の寂しさを感じる月曜日なのでありました。