21,08,01。ヘレディタリー再び。
今日から8月です。
毎回言っていますが月日が経つのがこの歳になるとマジで光陰矢の如しそのものです。この調子だとアレよと言う間に「もう師走…」になりそうで恐ろしい(笑)
今日日曜日も急遽休日となった為、昨日の夜は「ヘレディタリー」をもう一度見返したりと結構な夜更かしに費やしました。改めてじっくり見返して気が付いたのですが本作も「チェルノブイリ」同様BGMがほぼ無い作りです。
SEとして重低音が多用されているのも「チェルノブイリ」に似ていて、どうやら不安や恐怖感を駆り立てる際にメロディの有るBGMはあまり必要が無いのかもしれません。
前回視聴した時はTVで本作を視聴しつつPCでソリティアをやっていた為、特に前半部があまり記憶に残らなかったのですが、昨夜はPCでヘッドホン着用と言う集中体制での視聴だったので最恐と名高い本作にたっぷりと浸る事が出来ました。
おかげで前回は印象に残らなかった「なんだよ母ちゃん最初っから結構ヤバい人じゃん…」とか「何もかも〇〇〇〇信者がセッティングしてるじゃん…」とか色々と気が付く事に。
作風としては過激な描写こそ散見されるものの古典的なホラーである本作。視聴者を怖がらせるにはショッキングなビックリ演出を多用するよりも、徹頭徹尾嫌なムードを途切れさせず畳み掛ける事が重要なのだと改めて提示しているように思います。
ほの暗くいかにもなムードのグラハム家を主な舞台とした本作から次作「ミッドサマー」では「闇の要素が少ない白夜のカラフルな村」を舞台に選び、それでも「なんだか嫌な感じ」を表現して魅せたアリ・アスター監督の手腕には改めて敬意を表すと同時にアリ・アスター&A-24制作のホラー作品は必ず見なくてはと信者になりました。
予定より堪能できた週末連休も残り半日。早めに時間に今日のnoteを書き上げ、妻が必ず視聴するであろうまるちゃん~サザエさんで明日からの一週間への寂寞感にやられる前に今日こそおうじ家のラーメンで至福の昼食でも決めてこなければ。