見出し画像

聴くって、どうやってんの?#01

ひとっていいね。みなさんどうも、なむです!

寒くなってきましたね。体調はいかがでしょうか。
ぼくは、一足早く寝込んでいました。
そろそろ、インフルエンザが流行りだしそうです。気をつけましょう。

さて。2024年11月16日に、とあるイベントに参加してきました!
今回は、その学びを残します!
では、いってみましょう!


まちの聴く講座:つかちゃんせんせい

ふくまち大学。
福井市が、市民同士の学びの場として立ち上げたもの。
町の中の大学。講師役の「せんせい」に誰でもなれる。

エキカレでお世話になっている「つかちゃん」。
せんせいをする。題材が、「聴く」。
でるしかねぇ!!
そっこーで申し込みました。

ふくまち大学の、公式noteはこちら👇

どうして聞き屋が参加した?

地元で聞き屋として活動している、なむですが…
どうやって人の話、聞いているんですか?
っていわれると、答えに困ってしまいます。
だいたい、我流でやってしまっているから。

自分の聴き方って、人に伝えられんやろか?
最近、模索しているところです。

結局、どやったんじゃ?

参加しまして、すごくよかったなと思っていて。

自分がどうやって聞いているのか?を、人に紹介できるようになったかな?と思います。

同時に、失敗するときの傾向もわかりました。
こんなおしながきで、書いていきますね…

おしながき

  • これは、やったらあかん!

  • これは、意識しよう!

  • 「きく」って、なんだ?

  • まず、ちゃんと聴く

  • どこに関心を持つか?「相手の関心ごと」に、関心をもつ

  • 「聴く」時の在り方。「肯定的意図」が存在すると信じる

いってみましょう!

教わった、「聴き方」のコツ

これは、やったらあかん!

ぼくがよく失敗するときにやってしまうのは…
マウントしてしまうこと。
これに尽きると思います。

具体的には、

  1. 即座に、自分の意見を押し付ける。

  2. かっこつけ・知ったかぶりをする。

  3. 自分のほうが優れているように表現する。

    1. 体験談を語る。

    2. 雰囲気を出す。

マウントを取ろうとする=「judgement」している。
これをすると、相手は深い話をしなくなってしまいます。

てか、たぶん失望しちゃいます。
権威とかがないと、なおさら。

これは、意識しよう!

一番大事な心構えは、without_judgement
聞き手の判断や、解釈は、のけておくんです。
ホンネに迫る前に解釈が入ってしまうと、建前も生まれてしまう。

自分の場合だけかもしれないけれど、こんなときはうまくいきません。

  • 疲れているとき

  • みたされていないとき

  • ビビっているとき

意識しないとマウントが顔を出します。気をつけましょう。

「きく」って、なんだ?

「きく」って、漢字にすると二種類の表現があります。
みなさん、しってますか?

つかちゃん!
  • ひとつめは、門構えの「聞く」。

  • ふたつめは、耳偏に心の「聴く」。

そのちがいについて、学ぶところから講座は始まりました。

まず、ちゃんと聴く

実際の会話をイメージしてみましょう。
お相手が、「英語教育って、大事だよね」と話しました。
どう、答えますか?

  1. 「いや、ほんとそれ。だってアメリカいったときさー…」

  2. 「そうそう、私もそう思う!」

  3. 「そう思っているんだね。背景を教えてくれない?」

1.は…マウントですね笑
2.は、聞き手の解釈が入っています。
3.は、聴き手の解釈が入っていません。

「聴く」にあたっては、はじめは3.の姿勢が大切です。
解釈をいったん排除しましょう。

そのあとで初めて、聞き手の解釈を述べます。
そこで、ホンネを基にしたやり取りが生まれます。

どこに関心を持つか?「相手の関心ごと」に、関心を持つ

では、どうしたらホンネを引き出すことができるでしょうか?
「きく」の違いに、そのヒントがあるって、つかちゃん教えてくれました。

「聞く」ときは、「相手自身」に関心を持っている。
「聴く」ときは、「相手の関心ごと」に関心を持っている。

「まず、ちゃんと聴く」より、抜粋

先ほどの英語教育の会話を、思い出してみましょう。
背景を教えて?という質問は、「相手の関心ごと」へ意識を向けています。

「相手の関心ごと」の奥には、ホンネが眠っています。
価値観とか、眠っていた感情とか、相手の生きてきたいきさつとか。

それらを、お話ししてくれるようになると、ホンネが顔を出し始めます。
まずは、そこを目指していきましょう。

「聴く」時の在り方。「肯定的意図」が存在すると信じる

とはいえ、まったく価値観がちがうことを相手が考えていたら?
となると、聞き手の心もざわつきます。

「さぼりたいと思ってるんだよねー」と話してきたら、
「さぼるとはなにごとだ!そんなんあかんやん!」
と、責任感がある人は思ってしまうかもしれない。

「いつも同じ流れがある。そんな日常がいいんだよ」と話してきたら
「そんなん退屈やん、変化なくして成長はないやろが!」
と、僕の場合は、思ってしまいます。

つかちゃんは、そこに待ったをかけます。

一見不合理で社会規範に乗っ取らない行為でも、それを選んだ理由はある。ひととして共感できたり、自分にも当てはめれる部分が、どこかある。

「肯定的意図」とは?

それを、「肯定的意図」と呼んでいました。
相手には、「肯定的意図」があるはず!と信じる。それが大切だと。

…という内容で、講義が終わりました。いいこといっぱい!

おわりに

いちばんの気づき

講義の中で一番印象に残っているのが、「肯定的意図」に関して。

まさに、「ひとって、いいね。」だなって思いました。
人間、いい面も悪い面もある。けど、「ひとって、いいね。」を信じる。

このスタンスを肯定する考え方に出会えた。
そのことが、ぼくはとてもうれしかったです。

たいせつにしていきたいとおもいます。

講義のあとは?

上記の内容を踏まえた実践編を行いました。
ここでも、たくさんの気づきがありました。
すっごい勉強になったし、自分の未熟さも、味わいました。

そこは、別の機会に触れることにしよう。

ざっくり、感想!

たいせつなのは、「心を込めているかどうか」かな?
個人的には、そう感じています。

相手が心を許せていないと、ホンネを開示してくれません。

こいつは信用ならんとか。
こいつにしゃべってもしょうがないやろとか。
こいつはなんもわかってくれんやろなとか。

そんな相手とだと。
どうしても、うわっつら・建前の会話になってまう。
最悪、雑談もないかもしれない。

一方で、「聴く」までもないような他愛ない会話。
それも大切だなと、感じはじめた。
ぼくは、雑談は苦手です。なんていっていいか、わからん。
これも別の機会に。詳しく書きます。

最後までご覧いただき、ありがとうございました!


いいなと思ったら応援しよう!