音MADとOPとED

音MAD合作や企画における「オープニング動画」と「エンディング動画」が好きすぎる!

ということを伝えたい記事です。もうこの一文で目的は果たしてしまいましたがもう少しだけお付き合いください。

<極まる>

音MADで感極まる経験、ありますか?
「感動した」のもう一段階上の感情。
涙腺が緩くなったのは老化のせいもあるかもしれません。

先日も紹介したOTOMAD TRIBUTE Vol.2、ほんとにいい…
”Vol.1”(無印。便宜上本記事内では”Vol.1”と呼んでます)で私が少し関連がある(カビキラメキラリをリメイクいただいた)からというのもあるかもしれませんが、それ抜きだとしても目頭が熱くなるのは、OPとEDの存在です。

これを語るにはVol.1も視聴済みであることが前提となります。
というか、前提とか抜きにまだVol.1見てない音MAD好きな方は絶対見てください!
…の前にさらにその元ネタから!(あとで元ネタマイリストのリンク貼っときますから!)

<初見の感動 VS ネタバレ回避>

まずはVol.1とVol.2共通の話。

「OTOMAD TRIBUTE」は名作音MADのリメイク合作です。
リメイク元を全て知っていれば”初見の感動”は知らない場合の100倍くらいになると思いますが、私の場合はVol.1もVol.2も7割元ネタ知らない状態で見ています。
(これが私が11年の休止を悔いる理由のひとつ。当時に当時の熱量で元ネタを見ていたら”初見の感動”は更に200倍にUPしていたと思う)

アイアンマンとキャプテンアメリカとソーだけ見てエンドゲームを見たようなものです。
※エンドゲームはそれまでのMCU全作追ってから視聴することを強く推奨します。それが超ハードル高いのですが…

それと比べると(比べるな)OTOMAD TRIBUTEは元ネタマイリスもまとめられております。(親切)
合作本編見たい気持ちを抑えて、まずは未視聴の元ネタ見るのです!(出来なかった私が言っても説得力皆無)
そして断言しましょう。(説得力皆無)
この記事を見ており(=音MAD好き)、合作を楽しみたい気持ちでここまで読んだあなたであればその行為は苦にはなりません。
知らなかった名作に出会えるのですから。

ちょっと待った。この記事最後まで書いてから気付いて、見出しも変えました。
元ネタマイリストを先に見ると言うことは、本編で何がリメイクされたか、どんな順番でくるかのネタバレにもなります。
うわあああ!!これは悩みどころ!!どっちを取るか…!もしほんとに初見の方いらっしゃいましたら、よ〜く考えてから決断してください!!!お任せします。(責任放棄)
私の例を参考にすると初見で元ネタ7割知らなくてもこの記事を書いてるので、やっぱり本編先に一回いっとく!?
その後元ネタ巡り。
悩んでください!悩むことは生きることです。


元ネタマイリスはこちら。Vol.1と2どちらもリンク貼っときます!

https://www.nicovideo.jp/user/148815/mylist/70579553

https://www.nicovideo.jp/user/27576055/mylist/77011086

ってことなので本編動画は記事途中に埋め込んどきます。

<Vol.1のOP>

では個別の話。Vol.1から。
OPにビガビガが採用されています。
この選択は秀逸すぎて痺れました。
”明確なOPとして用意されたもの”というよりは、メドレーの幕開けに最善すぎるという理由で選択された気がします。(違ったらすみません…)

音MAD合作では”OPらしいOP”はなくても問題なく、代わりに告知動画(が存在すればそれ)がその役割を担っていると思います。

開幕数秒で「この動画の主旨」が視聴者に伝わり、そして掴んで離さない。
ビガビガは元ネタからその性質が強烈に出ている音MADで、普段音MAD見ない層も余裕で取り込んでしまう恐ろしさ(面白さ)が魅力的な音MADです。

この合作コンセプトにおけるOPとしてはこれ以上にないベストな選択。(※個人の感想です)

制作過程を知らないため憶測になりますが、主催・運営・メドレー作者・参加者間の密な打ち合わせ、議論を重ねたことによって決まったOPだと思っています。(音MAD合作用にメドレーが書き起こされるということも本当に凄いことです。)

<Vol.1のED>

オープニングとは違いエンディングは作る側が自身の好みを重視しても問題ない部分だと思います。
構成的にも本編が一旦終わってからのEDですので、メドレー的な繋がりはなくても良く、好きな曲(この合作であればリメイクしたい音MAD)を選択できます。

(EDに相応しいかどうかは個人の感覚なので難しいですが、その点を少し踏まえての選択にはなりそうです。しっとりED、激しいED、昂ぶるED、ネタ的ED、…合作関係者みんなが納得する方向が決まればいいのかなと思います。)

メドレー的な繋がりがあってももちろん好きです。本編からEDへシームレスに移行する感じ。EDというよりはトリみたいな感じですかね。

15分越えの動画をEDまで見る視聴者は確実に音MAD好きであり、その人たちに向けての感謝パートにもなると思います。(「思う」ばっか言っちゃう)

作者の「好き」が込められた動画はやはりその「好き」が溢れ出てます。愛です。
キルミーベイベーで「キルミー」。
非オムニバス形式の合作では異例の原曲不使用。エンドクレジットの表現方法。
リメイク元もその元ネタ(原曲)も知らない私が初見で感極まりました。今思い出しながら書いててまたウルっと来てます。
初見後、元ネタを見て、原曲を聴きました。
出逢わせてくれてありがとうございます。

<エンドクレジット>

エンドクレジット、好きなんです!
映画だと、黒背景に白文字が大量に下から上に流れていくやつ…の前に主要キャラのみ特別演出でクレジットされるやつが特に好きです。(MCU脳)

先ほど少し触れましたが私の中で”トリ”と”エンディング”を分けるのは、このエンドクレジットの有無になります。

”誰が何を作ったか”の詳細情報…というよりも”誰かが何かを作った” ”何人もの人が関わっている”という事実が目に入ること、そこにめちゃくちゃグッとくるんです…。

<極まり超え>

Vol.1だけでこんなに長くなった。けどもう一つだけ個人的な話を。カビキラメキラリのリメイク。

何度も言うぞ!youtt6よ!上で語った全てを一回りも二回りも上回った最上級の感動・嬉しさの極みを味わえた幸福を!

「カビキラメキラリ」でエゴサしてリメイクされていたことを知り、動画を再生し、いつ来るか?どんなリメイクか?超絶ドキドキの時間。
その間も名作音MADのリメイクを見れるという感動と楽しさ。
感情のジェットコースターならぬ、感情のコーヒーカップです。
(説明:感情が矢継ぎ早に変わるのがジェットコースターとすれば、色んな感情がグルグル回って混ざり合って目が回るのがコーヒーカップ、という無理のある言葉)

そして始まる「カビの根の奥の奥の奥奥の…」
・・・!!!!!
やっべえええええ!!やよいが動いてる!歌ってる!!!踊ってる!!!!うおおおおおおおおおおおおお!!!!!!
大げさではなくリアルで心の中で大絶叫して顔はニヤケ過ぎて心臓がばっくばくになったのは覚えています。
とにかく嬉しすぎて放心状態になって、ドババブからをまともに見られたかは覚えてません。(落ち着いてからは通して何回も見てます。全パート最高。)

youtt6さんありがとう。感謝し続けております。(激重愛)

では、Vol.1元ネタ巡回の長旅とVol.1本編視聴の旅へいってらっしゃい。(^^)/~~~

↓Vol.1元ネタマイリスト

https://www.nicovideo.jp/user/148815/mylist/70579553

↓Vol.1本編



<Vol.2のOP>

Vol.1見ましたね!?

では視聴済みとしてここからVol.2のOPとEDの話です。Vol.2も見てるよね!?

↓Vol.2元ネタマイリスト

https://www.nicovideo.jp/user/27576055/mylist/77011086

↓Vol.2本編

OPに前作EDのキルミー。
はい涙腺。もう卑怯ですよ…こんなの…
カセットテープの演出・表現も相まってこれは私を殺しに来ているなと思いました。

初っ端から感極まってしまうのに、凄いのはその後からのハイテンションで楽しい流れにも自然と繋がっていること。
ほんとに×4最高のOPです。

<至福>

そして至福の時間は続きます。
セイサンとかイカオー入ってたの嬉しい。前述の通り元ネタ知らないものが多いのにドーパミンが吹き出す。
そしてトリはこの人「GO!ピロミ」
この盛り上げ方とオチのつけ方、最高すぎる!!!!
音MADの原点たる「ただ笑える」そこに回帰したかのような最後。最高すぎる!!!!(2回目)

<Vol.2のED>

ようやくここまで来ました。もう3000文字くらいになってました。
私が本記事で語りたかったメイン。
Vol.2のエンディング。

時間が戻っていくんです。

おい…!!!この演出を思いついた人は誰だ!出てこい!!直に会ってありがとうと言いたい!!
やばすぎる。

「バトルドームの音MAD」をリスペクト(リメイク)した音MADでのED。
「バトルドームの音MAD」はオールスター的に多種素材が短いスパンで切り替わりながらセリフ合わせ主体でリズム合わせ/音程合わせも絡ませながらテンポよく進んでいくタイプの音MADです。

これをOTOMAD TRIBUTEで使用した素材で進行していくんです。
その素材の登場順がもう…熱すぎる!!

”遡って”いくんです。ピロミから富士サファリパークまで戻って、あれ?まだ尺あるぞ。

!!??!?

キルミー、ミッキー、浦和高校、(ここで気付き)

Vol.1のED(=Vol.2のOP)のキルミーからまだまだ遡っていく…!カビキラーもきました。

全てを逆順に回収してVol.1のOP「ビガビガ」に還ってきます。
その「ビガビガ」が「ビガビガ」してない「ビガビガ」なんです。(正規曲名言え)

これ!!やっば!!鳥肌です。
ビガビガしてないのはこの歌詞に持ってくるためでしょう。

「未来も今も駆け抜けろ」

はい涙腺決壊。
”過去”の名作をリメイクする合作内で過去(Vol.1)も振り返るこの合作はまさに”今”です。
”今”の技術と発想と熱量が詰まっています。

そしてこの動画を見たもの達に”未来”へと繋がる何かを残す。

音MADでこんなに熱くなるなんて私は相当MADですよ。
音MAD好きで良かった。(ただし作るのは音MAD寄りのマッシュアップが多い) 

<おわりに>

あとVol.1も2もロゴがカッコ良すぎる。これはいつか別記事にしたい!

あと音MDM天のOPとEDについても書こうとしてたけど予想以上に長くなりすぎたのでまた別の機会に。

おしまい。