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ぐんまワンデーパスで行く!日本一のモグラ駅と国鉄型車両満喫旅
みなさんこんにちは!おのです。今回は名所名物めぐり満喫旅の第6弾!『ぐんまワンデーパスで行く!日本一のモグラ駅と国鉄型車両満喫旅』という鉄道好きには堪らない黄金ルートで旅をしてきたのでその様子をレポートしていこうと思います。
そもそも『ぐんまワンデーパス』というのは、群馬県全区域のJRと私鉄がほぼ乗り放題になるという素晴らしいお得なきっぷなんです!
フリーきっぷを使った久しぶりの鉄道旅とあってとても楽しかったです。それでは、出発進行〜〜
★旅行日→2023年6月3日(土)
横須賀線・武蔵小杉→品川
スタートは毎度おなじみ武蔵小杉。ここから長い旅が始まります。まずは北上するために高崎線へ乗車するべく品川駅へ。ちなみに湘南新宿ラインは時間が合いませんでした。
07時25分発 武蔵小杉
↓横須賀線普通東京行き
07時34分着 品川
東海道線&UTL&高崎線・品川→高崎
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3路線直通の長距離列車で一路今回の主役である群馬県へ上陸します。品川から高崎までは約2時間と少し長いですが車窓を見ながらなのであっという間です。
07時41分発 品川
↓東海道線&UTL&高崎線普通高崎行き
09時44分着 高崎
ぐるりん0系統・高崎駅西口→市役所
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次の電車の接続まで少し時間があるので高崎駅周辺を観光します。高崎市のコミュニティバスに乗って市役所へ。なぜ外部の人間が市役所へ行くかは後にわかります。
10時00分発 高崎駅西口
↓ぐるりん0系統高崎駅西口行き
10時08分着 市役所
高崎市役所展望ロビー
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高崎市役所は21階建てのこのあたりにしてはとても高い建物で最上階は展望スペースになっています。ここからは長野県との県境付近にある榛名山や同じ高崎市内にある高崎白衣大観音などが見えます。さらに夜には夜景も楽しめるそうです。これが市役所へ行く理由でした。市役所が観光地になっているって面白いですね。
上越線・高崎→渋川
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高崎駅へ歩いて戻り鉄道旅を再開します。吾妻線の万座・鹿沢口へ直通する列車でまずは『日本のへそ』として名高い渋川へ。
10時44分発 高崎
↓上越線普通万座・鹿沢口行き
11時09分着 渋川
関越交通・渋川駅→八幡前
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ここでも水上方面へ行く電車まで時間があるので、また寄り道していこうと思います。石段街が有名な伊香保温泉へ行くバスに乗って八幡前で途中下車。
11時15分発 渋川駅
↓関越交通伊香保榛名口行き
11時23分着 八幡前
渋川八幡宮
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バス停の名前にもなっているこの八幡さま。なんの変哲もない普通の神社に見えますが、ここには『勝ち蛙』というカエルに似ている石があるんです!この神社のパワースポットになっており県外からも沢山の人が訪れるそうです。ご利益、ありますように。
小野池あじさい公園
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先程の八幡宮から歩いて5分ほどのところにあるこの公園は渋川市で人気のあじさいが沢山咲く場所です。撮影日は6月の上旬だったのでまだまだあじさいは咲いておらずでしたが満開になると大変美しい景色を見ることができそうです。見頃は6月の下旬から7月の上旬ということで今の季節にぴったりのあじさいスポットですね。
関越交通・八幡前→渋川駅
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電車の時間が近づいてきたのでいま来た道を戻ります。ポンチョと呼ばれる小さいバスでした。
11時51分発 八幡前
↓関越交通渋川温泉行き
12時02分着 渋川駅
こけし絵付け体験
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渋川駅近くのお土産屋さん『渋川駅前プラザ』で渋川市の名産品である、こけしを購入することができ、まっさらなこけしには絵付け体験ができます。でも残念ながら、画力がない私は顔を書く程度で留めておきました(笑)
上越線・渋川→水上
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待ちに待った上越線で北上します。どんどん標高が上がっていくこの山岳路線。ワクワクしますね。
12時27分発 渋川
↓上越線普通水上行き
13時08分着 水上
転車台
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水上駅から歩いて5分程のところに転車台があります。こちらは土休日を中心に運行されている『SLみなかみ号』のSLの方向転換用として未だに使われている転車台なんです。あいにくこの日は運転日ではありませんでしたが、静態保存されているSLを見ることができました。
上越線・水上→土合
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さぁここからがようやく今回の目玉!上越国境付近へと足を踏み入れていきます。新潟地区で活躍しているたまごハムサンドの愛称で親しまれている電車で日本一のモグラ駅、土合へ。
13時32分発 水上
↓上越線普通長岡行き
13時40分着 土合
日本一のモグラ駅・土合駅
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下りホームが地底70メートルの新清水トンネルの中にある土合駅。ここへ行く手段は階段だけとバリアフリー未対応にも程がある駅です。階段は合計で486段あり、全て一気に登るだけでも10分の時間を要します。そしてとてもきついです(笑)
一方で上り(水上方面)行きのホームは地上にあるので差が激しいですね。
この駅は日本一のモグラ駅と呼び名が高く、観光地になっていて自家用車で訪れる方も多いです。
土合砂防堰堤
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折り返しの時間まで時間がたっぷりあるのであたりを散策します。砂防堰堤(さぼうえんてい)という土木建築がありました。詳しくは建設業界に足を踏み入れたことがないのでわかりかねますが、群馬県で初めてのアーチ式堰堤だそうで2019年に遺産として登録されたようです。
谷川岳インフォメーションセンター
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国道291号線の坂道を登っていくと、新潟県との県境にそびえ立つ谷川岳があります。その案内所として機能しているインフォメーションセンターです。中はハイキングの方が多くいらっしゃったので撮影しませんでしたが自然保護に関する資料などが数多く展示されていました。
ちなみにこの記事を投稿した7月1日が谷川岳の山開きということで多くの登山客で賑わっていることでしょう。
登利平・鶏めし松弁当
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ここで昼食にします。このお弁当は高崎駅で購入しておいた、登利平の『鶏めし松弁当』です。群馬県の推奨優良食品に選出されているすごいお弁当ですがお値段は控えめで鳥とそれにマッチするタレがとても美味しかったです。群馬県や埼玉県北部にお店を多く構えているそうです。見つけた際はぜひご賞味ください!
上越線・土合→湯檜曽
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やっと戻りの電車が来ました。ですが1駅先の湯檜曽(ゆびそ)までしか行きません。この区間はループ線になっており、車窓では今から山をループしながら入りていく先の駅が見える、少し変わった構造になっています。
15時40分頃発 土合
↓上越線普通水上行き
15時50分頃着 湯檜曽
(強風のため遅延)
湯檜曽駅
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今でこそ現代アートのような駅舎ですが、昔は土合駅と同じような駅舎だったそうです。そんな湯檜曽駅のホームからこれから乗車する185系を撮影しました。こんな写真はここでしか撮れませんね。
上越線&高崎線・湯檜曽→大宮
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いよいよこちらもメインイベント!国鉄型の185系電車で運転される『谷川岳ループ号』に乗車します。この臨時特急は新潟県の越後湯沢から埼玉県の大宮を在来線で結ぶ鉄道好きしか乗らないような良い意味でイカれている電車です。
座席は通路側だったので名物の開く窓を体験することはできませんでしたが、遅延気味で走っていたこともあり爆走で走る185系を生で体感することができました。およそ2時間の乗車時間でしたが一瞬も飽きることはありませんでした。恐らくもう二度と乗る機会はありませんが引退するその時まで元気に走り抜いてほしいです。
16時26分発 湯檜曽
↓上越線&高崎線特急谷川岳ループ号大宮行き
18時24分着 大宮
宇都宮線&UTL&東海道線・大宮→品川
ここからは帰るだけなのでダイジェストでお送りします。宇都宮線から来た車両でまずは品川まで。
18時32分発 大宮
↓宇都宮線&UTL&東海道線普通熱海行き
19時14分着 品川
横須賀線・品川→武蔵小杉
品川で3分乗り換えという、ミッション・インポッシブルをクリアしゴールの武蔵小杉へ。
19時17分発 品川
↓横須賀線普通久里浜行き
19時27分着 武蔵小杉
まとめ
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今回の旅はいかがでしたでしょうか。
群馬県にはこれ以外にも、世界遺産の富岡製糸場や県庁所在地の前橋市など様々な観光地があるのでまたの機会に行ってみたいと思います。
やっぱり、鉄道旅はとてもおもしろかったです!長くなりましたが、最後までご覧いただきありがとうございました。
それでは、次回の満喫旅でお会いしましょう〜!
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