リーダーが身に付けるべき心構え「六然」
今回はリーダーが身に付けるべき心構えである、「六然」についてお話したいと思います。
これが人の上に立つリーダーの心構えである六然(りくぜん)です。
まずは六然についてお話して、それぞれの意味は後ほどお話いたします。
六という数字は陰の代表的な数字です。
組織のトップに立つ人間は陰なのです。
いわゆる会長職のような職には陰が良いんです。
ある程度達した、六然を実践するような人物。
これが頂点にあるべきなのですよね。
だから保守的でむしろ退廃的ですらあり、
どこか、ゆったりとした、人にやすらぎを与えられるような人物。
要するに、あまり細かい事に口出ししない大らかでゆったりとした存在。
このような人物がトップにあることが理想です。
逆にナンバー2は、陽性の人物が良いんです。
数字で言うと9です。陽ですから積極的であり、古い体質や、悪習にとらわれずに古い慣習を打破するような人物。
このような方が会社で言うと代表取締役の位置になります。
ナンバー3はまた陰が良いです。
部長職ですね。
このように陰陽・陰陽とバランスを取っていくと、良い組織になります。
色んなリーダーがいるとは思いますが、
心がけるべきはこの六然の教えです。
では、それぞれ順番に解説させて頂きます。
自処超然(ちょうぜん)
あまり自分自身の意見に固執しすぎないことが大切です。
皆が意見をくれなくなってしまいます。
色んな意見を取り入れられるようになると、自分の小さい粋を超えていくことができます。
柔軟なリーダーか、頑固なリーダーどちらが良いかということですが、
自分がないという訳ではないです。しっかりと自分の意思を持ちながらも、柔軟に仲間の意見を取り入れていくということですね。
処人謁然(あいぜん)
仲間や他人は自分の映し鏡のようなもの。
良い環境にしたいのなら、和やかな顔で接することが大切です。
いじめなどの悪い環境にしてしまうのはこの逆をするからです。
有事斬然(ざんぜん)
事が起きれば、即断実行すること。この意識です
東日本大震災の時の対応の際、このような心掛けをしていれば、今のような悲惨な状況にはなっていなかったでしょう。
無事澄然(たんぜん)
これは何事も無い時には、氷が澄んだような気持ちでいることです。
何も問題がないのにバタバタと慌ただしくしてはいけません。
得意澹然(たんぜん)
得意の時はあっさり淡々と、いちいち上に立つ者は一喜一憂するのではないです。だからと言って感情が無い訳ではないのですけどね。
また、得意の時は威張ったり驕(おご)ったりしやすいので、まだまだという謙虚さをいだくことが大切です。
失意泰然(たいぜん)
失敗やトラブルが起きた時に飄々(ひょうひょう)として
いるという事です。だからと言って物事に目を向け
れいないのではなく、しっかりと見ているからこそ
然としていられる。
学問をする目標は一つ泰然とすることです。
人間が出来ていないと、それは出来ないですよね。
以上がリーダーの心構えである、六然(りくぜん)でした。
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