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「ママって放任だよね」と言われた話。

先日、ライターの仕事で受験のプロを取材した。

「親はどういうスタンスであるべきか」という質問に対して、その先生の答えは、

「『親』という漢字が示すように、木の上から見守る人であるのがベスト」

というものだった。

「ママは何もしないよね」

帰宅して、その話を息子(14)にした。

私「まさにママじゃない?」

息子「ほんと何もしないよね。小学生の頃から連絡帳も見ないから、僕は自分でハンコ押してた気がする。放任だよね」

私「何もしない!?かなり考えて大事なとこ抑えてるつもりだけど!? 

先週も、三者面談で、『なまずの母でございますー』って、良い感じに母親したじゃない?」

息子「それも行かなかったら、むしろ親でもないよ。笑」

私「だって、何もしなくても、自分でちゃんと勉強するじゃん。なに?じゃあ、勉強しろって、うるさく言った方が良いってこと?」

息子「うーん。いや、どうだろ。いらないかも」

で、なんだ結局このスタイルが気に入ってるんじゃん、ということになる。

私をあてにせず自力でがんばる息子

息子は小学生の頃から、私が学校のスケジュールなどを把握していなくても、自分でなんとかしている(自分で行きたいと言った習い事をサポったときは、むっちゃムカついて大喧嘩したけど)。

中一でニューヨークから帰国した最初の定期テストは、英語と数学以外、特に副教科はひどい点数だった。

帰宅して、「日本のテストって、むっちゃ覚えないといけないんだね」と。

私は「5教科できれば良いよ。美術とか家庭科の暗記なんて、どうでもいいんだから」とアドバイスした。

が、最初の三者面談で

先生「主要教科の点数は良いのに…。公立に進学するなら、むしろ副教科が大事なんです。もったいないですねー」 

私「あら」

という会話があってから、口出しをやめた。彼の人生をかき乱したくないからだ。

そこから息子は自分で挽回し、今では全科目で上位一桁の成績になっている。

さらに、高校受験モードのこの一年は、隙間時間ができると「ちょっと図書館で勉強してくる」という感じ。自ら勉強に励んでいる。楽しいらしい。

誰が誰の保護者なのか!?

彼は一方で、「今日は●時まで勉強して帰るから、何か食べるもの用意しといてね」と私を動かす。
そして、いつのまにか、木の上から幼稚な母親を見守る人になっている。

(思えば、彼が6歳ぐらいからその傾向があった。私たち親子の漢字表記は、おかしい)

そうそう、その息子が1年ほど前、

「妹(11)は僕と違うから、もっと勉強見てあげた方がいいと思う」

と言ってきたことがあったっけ。彼は、妹の保護者でもある。

そのお話も、また書いておこうと思います。

なまず美紀でした。

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なまず美紀/インタビュア&ライター
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