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クレヨンが苦手だった私が、娘に「透明クレヨン」を買ってみた

クレヨンが苦手だった。
子どもの時も、子育てをするようになってからも。 

従来のクレヨンが苦手な理由 

そもそも線に沿ってきれいに塗れないし、画用紙から持ち上げたときの、モチっとくっついてくる感覚が苦手。どれだけ気をつけても、クレヨンの箱はいつも汚れているし、描いた絵からも、あちこちに色が移って、せっかく描いた絵も保存する気になれない。

筆圧の弱い子どもがグチャグチャと遊ぶには適しているのかもしれないけれど、個人的には、ちょっと残念な画材だなぁと思っていた。

透明クレヨンとの出会い

透明クレヨンと出会ったのは約4年前。近所に新しくできたカフェに入ったら、文具コーナーがあって。私がコーヒーを飲む間、娘(当時5)は、テスターの「透明クレヨン」で、お絵描きさせてもらった。
その時の絵が、こちら。
(娘である Misa Little Artistのインスタより。投稿は2019年だけれど、描いたのは2017年ぐらい=娘5歳)

この時、その透明感に、ちょっと感動した。でも、この時は、娘がその後アート好きになるとは思っていなかったし、わざわざ買うほどでもないかなと思った。
それでも、きれいな空を見たり、水彩画を見たり、ふとした瞬間に、「あの透明クレヨンの色合いみたいだなぁ」と思い出すことがあるほど、印象的だった。

*その時のカフェはこちら。実はただのおしゃれなカフェではなく、コクヨのショウルームを兼ねていたのです。

再会は「世界堂」で

あれから4年。娘(8)はすっかりアートが好きになり、キャンバスにアクリル絵の具で自由に描くようになった。その絵は、SNSを見た方から、「購入させて」と声をかけてもらえるほどになり、インスタも立ち上げた。

ならば、画材もちゃんと揃えようと、新宿のアート・画材専門店『世界堂』へ。
そこで偶然「透明クレヨン」と再会し、私が娘に「これ、きれいなのよ」と試させたら、娘が「使いたい」と言った。5歳の時に、カフェで使ったことがあることは、全く覚えていなかったけれど。

こちらを購入。


娘(8)が試しに使ってみた


こちらが、娘が試し描きしたもの。

こちらのドリーム遊園地、下書きはよかったのですが、

画像2

塗り過ぎちゃった💦。

画像3

半分以上、塗らない部分を残して、「雰囲気だけ色付け」する方が、透明クレヨンの特性を活かせそうですね。

そうそう、こんな感じ。 


透明クレヨンのメリットとデメリット

メリットは、
・とにかく透明感があって、発色がきれい。
・製品自体、キャンディみたいで、眺めていて、うっとり。
・画用紙の上で、黄+青=緑のような楽しみ方ができる。
・線に沿ってきれいに塗らなくても、雰囲気が出る。
・ベタベタしない。

デメリットは、減りが早いこと。娘の筆圧が結構強いので、グングンなくなります。あとは、やはり色鉛筆などとは違って、細かい塗り絵的な使い方には向いていないこと。

そんな感じでしょうか。

大人も使ってみたくなる、大人のためのクレヨンだと思います。

まさかクレヨン嫌いだった私が、クレヨンをテーマに1記事書くことになるとは。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。




最後までお読みいただき、ありがとうございます✨💕