「タオルケットをもう一度３」感想。
「タオルケットをもう一度」シリーズを一気に全作品プレイしたので公開順に全作品の感想をいいます。現在非公開の作品含めて全部です。
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タオルケットをもう一度３、タオルケットをもう一度３唐揚げたんぽぽ、たおるけっとをもういちど３
２回リメイクされてる名作。もう本当に15年近く僕の人生と関わってきている作品です。あまりにも僕のフリゲ原体験の根幹すぎて、自分語り抜きに客観的に語れない作品ですので、許して下さい。シリーズ初プレイはおそらくタオルケットをもう一度３唐揚げたんぽぽだったと思います。（１回目のリメイクのこと）
かわいいドット絵から生み出される厳しい世界観というギャップ…はもはや今の時代では斬新じゃないのかもしれませんが、当時の感覚からすると本当に衝撃でした。シリーズ最初の作品の最初の村がホコリ村ですよ！？突然ホコリ村の村民がドット絵のゴア描写で痛みつけられているのは本当にビビりました。聞き馴染んだはずのクラシック曲がこんな場面で使われて、こんなにも感情を揺さぶるのか！？と当時本当に衝撃の嵐でした。
木星（きぼし）での侵略描写で再度めちゃくちゃビビったことを今でも覚えています。フリーゲームはこんなことをやってもいいのか！？！？なんて…なんて自由な場所！！と。
それでいてカタルシスも救いもあって、キャラも可愛く、熱いシーンもあり、ギャグも面白く、１作品目として総合的にふさわしい逸品だと思います。
今にして見るとタオルケットをもう一度３は本当にタオルケットをもう一度シリーズの基礎であり、タオルケットに慣れきった現在初回プレイしたらなんなら刺激が足りないかもです。（タオルに慣れた後に３を初回プレイするなんて仮定が無茶苦茶ですが…）なので、まさに”一作品目”がふさわしいなと思います。
あ、当時ポンのお婿さんの変態行為には普通に軽蔑してました。
ちなみにMV版に関しては、最近初めてやったのですが、過去作を遡った月の世界でのオマージュ、血反吐結び・未耳による別主人公の存在、戦艦スススターのラストバトル前の水星、火星での事件など加筆もかなり多いです。全体的にブラッシュアップされているのでかなり総合点が高く、たとえリメイク前をプレイしていても胸を張ってオススメできるぐらいの作品になってます。
エレジーの前でぱりぱりうめと一緒に舞台に立つシーンが特に三者三様めちゃくちゃ笑える。MVリメイクで一番笑った部分です。
妹の立場が多い血反吐結びが、キミルのお姉ちゃんとして振る舞ってる姿がかわいいぞぇ！
月の女神として救われてる笑うわらわぅの姿は泣ける…やっと蛹から羽化できたんだね…
キミルへの拷問は初代では見るに耐えない悪魔の所業という感じでした。MV版ではキミルが精神的にめちゃくちゃ強くなっており、拷問シーンがギャグみたいになっていました。キミルというキャラクターはMV版でかなりキャラが立った印象があり、当時よりかなり印象に残る良い女の子になりました。
木星の野菜たちに対する扱いが「無限に復活するから無限に野菜爆弾にできる。野菜たちも価値観としてそれを苦にしていない。」というギャグになっており、救いがかなりあります。ここの野菜たちのギャグ的な扱いのおかげで、タオル３の実質的な被害者がかなり減っており、MV版では大団円！感が増しています。
MVではキャラを入れ替えて戦うシステムに加え、ボスが超強くなっているので、タオルケットとしては異色の「攻略に努力と工夫が必要なRPG」になってます。主人公違いのために３周したのでめちゃくちゃ経験値稼ぎや金稼ぎの場所を覚えてしまった自分にウケました。電子世界に経験値効率いい敵いるのでオススメです。ラスト戦闘前にふふふさんからお金を無限に貰えるので連打オススメです。
リメイク前タオル３は最近になってファンとして初プレイです。十数年の間フリゲフォルダの中で積んでました。真のタオルケットシリーズの最初の作品ですね。（え…コンパク版？持ってないです）これはですね…すごい！この時点で既にRPGとして面白いです。ライトマジック２の次作がこれであることを考えると、成長幅えげつないです。リメイク前タオル３はもう普通に面白いし笑えるし可愛いしビビらせてきます。牛ぷっちという敵キャラが可愛いです。転生ぷっちの歌攻撃も可愛い～～～うー、わぅ！
リメイク前タオル３は攻撃アップ1個で+10も上がったり、新しい装備のたびにとんでもない幅で強くなったり、素材を博士のものに持っていくと強い装備がもらえたり、全体攻撃に加えてステータス低下させる技が何個もあったり、シリーズ全体で見ても主人公が強い作品かもしれん…もかの月の魔弾には勝てねぇか…あべしっ！
まだ全然可愛くないポンに歴史を感じます。ここからどんどん顔とお目々が大きくなっていく…。ピカチュウ・ハム太郎現象。
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