「ヨルモルキミリ~しっぽ達の絆~」感想。
「タオルケットをもう一度」シリーズを一気に全作品プレイしたので公開順に全作品の感想をいいます。現在非公開の作品含めて全部です。
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ヨルモルキミリ~しっぽ達の絆~
かなり好き!
ヨルモルキミリシリーズの中では比較的理解が容易い方で、今までのタオルシリーズと同じ感覚でプレイできました。それでいて考える余地もあって、カタルシスもあり、裏切りもあり…
メインストーリーは学校編・冒険編に分かれるので、後半の冒険編は超久々にタオルケット3みたいな感覚でプレイできて楽しかったです。
ヨルモルキミリの考察は別でまとめて投稿しています↓
僕はこのゲームをかなり百合だな…と感じていて、コンチェル+ラザニアが熱いです。この2人でイチャイチャするシーンが非常に多くてマジで最高~~~~!!
・猫とネズミなのでおいかけっこ遊びをして二人で遊んでいる
・ラザニアのいびきがありえんくらいうるさいことを理解しながら、それでもなおベッドが近すぎる
・ラザニアの魂の空間にコンチェルがいる。ラザニアは「夫とコンチェルさん両方と同棲できませんか?」みたいな無茶苦茶なことを言う
・二人で褒め合って「えへへ♪」と頬染めてるだけの回がある
なんというか、背景込みで熱いですよね。この2人はタオルケット1にて友達かつ恋敵だったわけじゃないですか。コンチェルはラザニアを騙してもーちゃすと2人で帰ろうとして、ラザニアは記憶の中でコンチェルを殺したこともありました。そんな2人がこんなにほのぼのとイチャイチャと毎日を過ごせている現状がIFルートとして胸にこみ上げるものがあります。
距離が近すぎてにゃにゃもに関係についてからかわれているのもいいです。二人とも一応想い人がいるんですけど、なんというか子どもの初恋みたいな淡さなので、ワンチャンで2人でくっついてくれませんか?あ、両方死ぬ?そうですか…
これは考察というか完全なる妄想なんですけど、コンチェルって癒やしの天使じゃないですか?ラザニアは魂の空間でコンチェルを家で待っててくれる奥さんポジションに置いてるんですよね。(ラザニアは働きに出る夫ポジションだった)コンチェルに癒やしの天使が発現したの、ラザニアのためなのでは…すみません、戯言のカプ妄想に文章を割きすぎました。
猫足乙女とにゃにゃものコンビもいいですよね。前作まで一切関係ない2人でしたが、特ににゃにゃもは新しい一面を引き出されていて良かったです。にゃにゃもが可愛い子どもの前で女王様モード外れちゃうのきゅーとすぎる。猫足乙女とにゃにゃもの屋根上での会話はにゃにゃもの会話がイケメンすぎて一枚絵のイベントスチルが脳内に浮かびました。でぅ!
ギャグイベントが多くて読んでいて笑えます。ローソク根性あたりかなり面白いです。天使ぽんぽこが潜入活動中にめちゃくちゃ主人に電話かけるの可愛いしバカすぎて良いですね。あの猫足乙女がテストで良い点を取れたという事実はもはやちゃんと泣けます。頑張ったね、猫足乙女…。
にゃふると族の村も、一見おバカそうに見えてSF的なトリックが隠されていてかなりワクワクしました。時間関連の話が大好きなので、こういうのほんといいです。
血反吐結びはこの作品でもガッツリ「ヨルモルキミリ」やっててかなり頼りになるし、こっちの思考力を試してきますね。血反吐結びの作り出したコピー能力持ちの懐石想い、タオルケットをもう一度最強議論スレの上位に君臨できるんじゃないか…?(そんなものはない)
おこちゃん関連のルートを除くと、かなり話としてまとまりがいいのですが、おこちゃんのラストで一気に謎になります。ヨルモルキミリ2単体ではほぼ考察不可能なんじゃないかなと思います。少なくとも僕は無理でした。これはヨルモルキミリ3で回収されるのですが、ヨルモルキミリ2攻略時はそんなこともつゆ知らずかなり突き放された気分になってました。よかった回収されて…。
ギャグという面で見ても、道化猫との戦いのカタルシスという面で見ても、かなりまとまっていてお気に入りの作品でした!
余談:あの簡単な4択のテスト、うぃけちゅけとあつあげ程度の知能があれば、ノー知識でも満点取れたのではと思ってます。少なくともヨルモルキミリ1のうぃけちゅけなら余裕だと思います。問題の構造として除外できる選択肢がめちゃくちゃ多いので…。
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