
タオルケットをもう一度シリーズより「ライトマジック2」感想。
「タオルケットをもう一度」シリーズを一気に全作品プレイしたので公開順に全作品の感想をいいます。現在非公開の作品含めて全部です。
既に全作品分の感想を書き終えているのですが、1記事にまとめたら2万2千文字というアホ記事になってしまったので、作品ごとに分割したいと思います。
というわけで、初回は「タオルケットをもう一度」シリーズよりも前に作られた作者様の観測範囲での最古の作品の感想を綴ります。
ライトマジック2

観測範囲で最も古いゲーム。厳密にはタオルケットシリーズではないけど、これ以降の作品をプレイする上での元ネタみたいなものが見れてファン的には熱い作品。
主人公がプッチ、魚帽子のリーダーがズッケ、小さくなる魔法の材料が鉢植えお化け、回復アイテムが国家コーラなど、本当に最新作まで生き残っている名前がめちゃくちゃ出てきます。


特に「鉢植えお化け」に関しては、このあと「笑う、わらわぅ」や「ヨルモルキミリ」に至るまで再登場しません。ライトマジック2は2005年、笑う、わらわぅは2011年の作品なので、6年ぶりの待望の再登場ということになります。熱くないですか?
あれたった6年…?思ったより期間あいてないな?え?笑う、わらわぅって新しめの作品じゃないの?今2024年か…そっか…

BGMもこのときから既にクラシックです。作品の構造としても「大人が突然子供に厳しくなる」という不気味な展開からの「侵略者の存在」というオチまでかなり作風の根本が味わえます。
神社で祈ったら神様みたいなもの?が出てきて、それが実際には侵略者であるというストーリー、めちゃくちゃタオルケットじゃないですか?
motherの影響を明らかに受けたグラフィックが原体験を感じられていいです。モブに全員独特な名前がついているのも、作者様の現在まで通じるセンスを感じます。
この時点で既にキャラグラフィックや戦闘グラフィックのドット絵がかなり可愛いです。本当にまだ荒々しいけどセンスは抜群のRPGって感じです。
とはいえ、この時点ではプレイアブルキャラが少し参加してはキャラがあまり立たずにいなくなったり、誘導がかなり分かりにくかったり、致命的なバグがあったり、いまいちボリュームもストーリーももの足りないゲームではあります。マジでファン用なので、ガチファンが最後に手を出すゲームなのかもしれない…。
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