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小説家はデザイナーに向いている!?

デザインにおけるターゲットの重要性

デザインは装飾ではない!
というのは、デザインを学び始めた際によく言われることです。

伝えることが目的なので、
伝えたいこと
伝えたい人がいて
その間を取り持って、
視覚的な表現をするのがデザイナーの役割という話です。

その時に、伝えたい人=ターゲットを絞り込むわけですが、
この作法が、何とも小説家的だなぁと感嘆したのです。

ペルソナの設定

ターゲットを絞り込むとき
性別/年代/職業
あたりは一般的だと思うのですが、
もっと人物像をクリアに作り上げます。

名前
年齢
性別
職業
住所
趣味
などなど

それに加えて、
その人の一日の過ごし方まで想像する。

すると、その何某さんに対して
いつ、どんなアプローチをすれば響くのか
どんな色彩、フォント、構成を選ぶべきか
それらが自ずと定まってくる、とのこと。

想像の人物が動き出す

これを聞いて、
ここまで人間像を作り上げたら
もう自分の前に一つの世界が生まれているのではないか?

その人が、電車に乗ってお出かけし、友人と○○カフェで会って
おしゃべりし、その話題が○○で…といったように。

そういえば、
京極夏彦さんは、元グラフィックデザイナーだったと聞いたような
なかったような。。。
どうぞググってください。

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