写真漂流 - 西空の雲が朝焼けになる!?
shot with SIGMA dp0 Quattro
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上の写真は今朝5時ちょうど,日の出時の東の空の様子.
きれいに雲が焼けていますが,遠くに見えるのは積乱雲でしょうか.かなり発達して高くそびえている様子です.あの雲の下では雨が降っているんでしょうか.
ところで反対の西空に目を向けてみると,奇妙な形の雲がオレンジ色に染まっていました.あれれ・・・
朝焼けで東の空の雲が赤く焼けるのは一般的ですが,なんで西の空まで赤いのか?
これには光の性質が絡んできますね.
赤や橙色のような波長の長い光は大気中で散乱しにくく,遠くまで届きます.反対に波長の短い青色の光は途中で散乱してしまう.そのため空の色は青く見えるんです.
なるほど,赤やオレンジの光線は東の地平線近いところから,西の空まで届いているわけですね.
そういえばかつて夜明け頃,空全体が真っ赤になったことを覚えています.それはそれはすごくミステリアスな光景でした.その時も写真を撮ったはずですから,探せば出てくるとは思いますが,いったいいつだったか・・・