PCエンジンの名作ゲーム。天外魔境をプレイしてみて。
以前から気になっていたPCエンジンの名作ゲーム。天外魔境をプレイしてみた。
ストーリーは火の一族であるジライア、ツナデ、オロチ丸が大ボス、マサカドとその復活を企む大門教の中ボス一味を成敗する王道もの。漫画NARUTOの三忍はここからきてる・・?
名作とはいえ何十年も前のゲームなのですぐ飽きると思っていたが…
最後の仲間オロチ丸が仲間になり、大門教も半数を倒し中盤まできたので何故飽きなかったのかを考察しようと思う。
1.序盤から使用できるワープシステム
例えばダンジョンに突入してアイテムが不足していたり、レベルが足りなかったりすれば町や村に戻らなければいけないだろう。
大体のゲームは序盤にワープしてすぐ町に戻るようなアイテムはあまりないが天外魔境はすぐ手に入ることができる。
雲切の里という村とコガマというお助けキャラがそれだ。
里はマップの随所に存在しており宿屋や雑貨屋など基本的な施設の他、お金を増やすミニゲームも盛り込まれている為ちょっとしたお金稼ぎもできる。
その里にワープするために利用するのがコガマという小さなカエルである
このカエルは戦闘にも参加してくれる。序盤は頼りなかったが今では結構なダメージをだしてれる。強くないか?カエル?
2.ゲームオーバーがない
戦闘で全滅するとお金が半分なくなり最初のスタート地点に戻される。
しかし、上記のワープシステムのおかげか戻されることにあまり苦を感じない。
経験値は普通に手に入れた状態で再挑戦できるので雲切りの里で何が必要かを考え中ボスに挑戦するという意欲にも繋がる。(例えば毒攻撃をする敵ならどくけしを用意しておく等)
3.敵と術効果。キャラクターアニメーションによるヒントの強調
天外魔境の肝といっていいだろうゲームシステムである術。
これはレベル上昇で手に入るのではなく道中で封印された白○○様という守り神から入手することができる。これにより道中のマップ移動も単調ではなくなった。
また町や村では重要な内容は村人でもアニメーションやボイスが付いており(当時は大容量だったCD-ROMをうまく利用した使い方?)何がその後進む敵に有効かをある程度把握することができわかりやすい。
術は巻物として所有する為か所持制限がありどの巻物を持っていくかを考えてボスに挑戦するのも楽しさに繋がっている。
総評
かゆいところに手が届く。丁寧に作られた純王道JRPG。
最近のレベルかスキルを上げて物理か魔法で殴るだけの単調なゲームに飽きてきたのなら過去の名作ゲームを遊んでみるといいかもしれない。そこには名作といわれる所以のものをみつける楽しさが詰まっているのではないだろうか。
ツナデが阿呆の子ぽくて可愛い。終
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