月景色
私の住まいの空は雲に一面覆われる夜が多いような気がします。昨晩も空一面雲に覆われた鉛色の空でした。そんな鉛色の夜でも楽しめるプライベートな月景色を入手しました。
先日10月に本オープンした古書ギャラリー月さんへ。http://www.koshotsuki.tokyo
久しぶりの外出でした。
京橋のカフェしずくさんが月島にオープンなさった古民家を生かした素敵なギャラリーです。
人数を決めた50分入れ替え制でアルコールや諸々なコロナ対策も万全な体制を取っていらして安心でした。駅からもわかりやすい大通りに面した立地です。
金井一郎さんの個展「月燈ツキアカリ」でした。お月様のある景色は今まで何度も作ってこられていましたが、月をテーマにする個展は初めてとの事でした。金井一郎さんも新たな作品を持参していらっしゃいました。静かな月明かりの世界を楽しみ、私は一つの月景色を連れて帰りました。月夜を楽しめない夜も柔らかな景色を楽しめます。
お月様なのか電球なのか、箱の向こうに思いを馳せ、空のお月様も実は電球だったりしてと思いながら枕元に置いて眺めます。金井一郎さんの景色は郷愁を感じる景色。二階はオーナーさんのコレクションが古い建物の趣きあるお部屋で展示されています。
古書ギャラリー月さんの次回の展示は11月です。
楽しい一日でした。素敵な作品世界を楽しみ、久しぶりにオーナーご夫妻とお目にかかれ金井一郎さんともお話しをしていただき良き一日でした。
コロナ禍の中、どこのお店も皆大変と思います。無事に安全に皆で乗り切る事ができるように自分も含めて切に思います。
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