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ガラケーに保存されていた黒歴史ポエム類を一部有料公開します②

割引あり


 ハローこんにちは、歩く黒歴史、なまむぎなまこです。
 思春期真っ盛りの18年前(2006年〜)に使っていたガラケーに保存されていたクソポエム(全52件)を公開する拷問企画、第二弾になります。

 今回は13作め〜26作めを公開します。
 書かれた時代は2011年〜2010年です。当時、15歳もしくは14歳でした。

 はい。
センシティブガラスハート真っ盛りです。

 今回も冒頭3作品は無料で読めますので、「イタァイ!」と思った方はいいねしていってください。

 また、Xにてこの記事をシェアすると、通常300円のところを200円で買えるように設定してみました(前回はその設定がうまくいかずすみません!)ので、「クッソwwwおなかいたいwwwちょwwwみんな読んでwww」と思ったら、どうぞシェアをお願いします。あの頃の私を笑って成仏させてやってください。

 以下、タイトルの目次です。後半の文字化けはガラケーのメールファイルだったのでJIS記号のままになってしまいタイトル回収できなかったやつです。




 今回どれも長いです。本当すみません。冒頭3作品はできるだけ短いのを選んだんです、これでも。

 はい、それではいきましょう。
 浴びろ!!思春期を!!!!!!!!

14.「光れ、光れ」

Date: Fri, 9 Dec 2011 18:26:35

救われたいならその手を伸ばせ!

至純な生の胎動は血潮を満たす
その命令が光を擲(なげう)つ願望ならば
私はこの脆弱な体を引き摺り行かねばならない

罪業を負う全ての善意ある勇者たちよ
鬼哭(きこく)を車輪にして前へ進め
蕀の峠を柩(ひつぎ)を運びながら裸足で這いずるお前の影に
絶えず花が咲くように私は祈るから
だからどうかその柩車の中では眠らないで

足掻きたければその足を踏み出せ!

たとえ腹部に毒草や死んだ胎児が詰まっていても
その千切れた足を拾い上げておまえの惰弱の墓にしろ!

失墜する高名など取り返しに行かなくていいから
おまえの足を振り上げて粘つく怠惰を噛み裂け!

光れ、光れ、魂よ
この声が未来を寿(ことほ)ぐまで 

ァーーーーーーーー ォーーーー ポフォモーーーーーーーしょっぱなから絶好調ですね
これでも短いやつをえらびました どうやら殺傷力と長さは関係ないようですね!


15.「海へ」

制作: 20101126

暗闇に漣(さざなみ)が幾度も谺(こだま)しては
私の鼓膜を優しく震わせていくので
私はもう海の中へと回帰したい思いで胸が詰まるのです
引いては寄せ 打ち付けては去りゆくあの気まぐれな白い波に
私の心は掠(さら)われてしまいました
一度瞼を閉じようものなら宵闇の中 私は孤独の海へ溺れていくのです
あの水の色をした深い異世界は手招きをして美しい死の淵へ私を誘うのです心はもう海の底で溺れながら覚めぬ眠りに堕ちています
がらんどうの身体が心を捜して死を迷っているだけなのです
私の溺れた心が時たま思い出したように祈る
囁き声が夜になると弱く美しく静かに私の命を優しく揺らして戸惑わせますそれでも夜があまりに綺麗だから
私は目を閉じることが出来ないでいるのです 
私の心は海底に捧げました
私の命は私を惑わせる夜の闇へ捧げます

ピフォスユル
パフォーーーーー(羞恥に耐えきれない悲鳴)


16.「I sink to thinking」

Date: Tue, 26 Apr 2011 22:59:37

救われたいと思って電子の海を漂流しますが
私は溺れて掬い上げられることもされずに
アルコールに浸された心が痛いよ
面倒だ 思考を文字にすることが 思考することが
食事が 歩行が 呼吸が 生きていることが 面倒だ
這い昇る悪寒が私を食い殺すいつかを夢見ている
二度と目覚めたくないよ
一日の眠りと引き換えに私が得たものは
悪夢と憎悪と焦燥といくばくかの文章だった
記憶が嘘を吐く 舌が切り取られる 瞳が笑う 
誰かに私は愚か者だと証明されている
死が救済のような気がしてならない
生きることを望むように死を望んで止まない
わたくしは愚物である
鳴り響くトロイメライが私の意識を引き上げる
希望する恐怖する諦める
死ねなかった私の証明であり今日私が死ぬ可能性の示唆である
海よ 私を沈ませて 私は方舟を降りたのだ
私は助かりながらも未来を希望出来ずに望んで溺死する
意志の大海に絶望の荒波に弱く確かに私は飛び込んだ
わだつみよ助けるな 私は海の底に私の心を拾いにいくのだ
そうして心を拾い上げて二度と落とさぬように抱きしめて
私は海底で生存本能の乖離(かいり)を待つ
暗い海中で留まる明日を夢想する 私は変質する変容する
祈りが砕く光を閉じた目の上 知っている 
mement mori 誰かが囁いている
生を恐れはするけれど 死は柔らかな眠りで 願いで 慈悲で 抱擁で、
私は沈む 混濁する意識がきっとトロイメライを跳ね退けて
鳴り止まない潮騒を受容してくれる
ひりつく生の光明を 
立ち向かう勇気に出来なかった大愚のはなし。

ひりつくぜええええええええええええええ!!!


 ハポョーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーみたいな音が口から出ました。つらい。死ぬ。マジで。本当に。アーーーーーーーッモ”ォォォォ 羞恥のあまり蒸気機関になりそうですシュポポポポポポポ

 ですが!なんと!ここから先は!!!更なる地獄が10作品ほどあなたをお待ち申し上げております!!!!!!!!!

 前回の記事をご購入いただいた方々からは、「深夜にバカ笑いできた」「悔しいほどに面白く詩的だ」「なまこさんの詩からしか摂取できない栄養がある」といったご好評をいただいております!!よかったね!!!ありがとうございます!!!!!オオオオウオオオウ!!!!!!!

 最近笑っていないな、という方はぜひ、ご購入をご検討ください!あの頃の私も浮かばれます!!!!!猫のご飯が豪華になります!!!!!!!!!!!

 それでは、ここでお別れだよという方もぜひ、お気に召しましたら「いいね」をポチッとよろしくお願いします!

 地獄の底までついてきてくださるあなたは、シェアしてくださったら200円、ひっそりと楽しみたい方は300円で地獄にお付き合いください!!!!!!!!!

 準備はいいか!!!!!!!!!!!いくぞッ!!!!!!!!!!!!!!
 くらえ!!濃密な!!思春期を!!!浴びろ!!!!!!!!!!!!!!!

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