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【朗読】異枼


ウィーンガシャン派機関誌 創刊号にて
戯曲が掲載されます


音声に不具合があります
ご了承下さい


初めて朗読劇に向けて本を書きました。

本を書くのと稽古は同時進行で、自分としては素直に楽しめるものになりました。本番中、声を出さないように笑うのが大変でした。期間が極端に短いことなど、いっさい忘れていました。

いつだって斜に構えているわたしは、朗読劇を書いて欲しいと言われ、真っ先に動くことを前提に置いたのですから、役者をしてくれた後輩たちには頭が上がりません。どうやら楽しんでもらえたようなので、命の心配はなさそうです。

自分のことでしか文章や本が書けないと思い続けていますが、今回は特にそのケがありました。書き、吐き出すことで整理できることは多いと思いますが、書くことで少し背中を押されたような気分になったのは、これが初めてです。

なんというか、偽ることが前向きでありました。


没案の少しマシな案をいまになって思いつきまして、当然のように恥ずかしげもなく、付け足してしまっています。そんなこともあったなと、おもいだすときに会えるよう。


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なまもののまま
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