「木を見て森を見ず」をリアルに体感しハッとした瞬間。【362目】
約2年間放置した庭の茂み。
正確に言えば、
やらねばやらねばと思い
2年が過ぎていました。
名前が分かる木や
雑草など様々な緑が
鬱蒼とした状態。。
いつの間にか大群生の
月桃が今回のメインターゲット。
ここぞとばかりに
電動ノコギリで伐採。
地面を覆い尽くすほどの
月桃は一旦全てお別れ。
多分すぐに生えてくる
と思われるので。
そして、
背の高い木は、
私の目線以下の枝葉を
全て切り落とす。
約3時間かけて、
感じた事ないレベルの
スッキリとした空間に。
個人的には大満足で、
帰宅した妻に
見てもらうと・・・
めちゃめちゃ怒られて
しまいました。
ようは、
切り過ぎて寂し過ぎて、
家の中まで透け透けとのこと。
そう言われると確かに。。
本音
そこまででもないのに・・・。
どうせすぐ生えてくるよ。
てか、まずは感謝じゃないか?泣
それにしても、これぞリアルな
「木を見て森を見ず」
(規模はだいぶ小さいのですが)
私の中では、
木の枝葉ばかりが
気になりバッサバッサと
切り落としていました。
ホント、細かい所ばかりに
目が行き過ぎて困るほど。
今になってそう思います。
この時に一度離れて
遠くから確認しておけば、
判断は変わっていたでしょう。
普段、仕事や生活において、
このようなケースは多々
あるかもしれません。
目先のことに集中すると
俯瞰する事を忘れがち
になると思います。
しかし、
森を作るのは
紛れもなく木です。
葉の総数面積で光の量が〜
そこから微生物が〜
という生態系うんぬんは
置いておいて。
その1本1本を綺麗に
整える事も大事です。
そう考えると、
やはり最終的には
どんな森にしたいのか?
そこから、
何の木を残すのか、
どの高さで切るのかなど
細部に至るまで設計する。
でなければ、
「森を見て木を見ず」に
なってしまいます。
今回、私はただただ
モサっとした雰囲気を
変えたい!と言う理由のみ。
設計図も無く家を
建て始めるのと
何ら変わりはありません。。
行き当たりばったりで、
進めた結果なのです。
見た目などこれっぽっちも
頭になかっただけに、
少しやりすぎたなぁと
今になって思います。
物事の進め方を改めて
見直すとなりました。
今更ではありますが、
この経験を仕事や生活にも
活かしていこうと思います。
リアルだったからこそ、
絵も言葉も脳裏に
焼き付いています。
ありがとうございました。