特別編 銀座カラーの倒産

・通っていた銀座カラーが破産申請して倒産したことを知った。倒産の5日前に、規定回数ぴったりの12回目の施術を受けたところだった。そりゃそうなのかもしれないが、倒産しそうな気配は特になかった。回数通い切れてなかったら、損したと思ったかもしれない。やっぱり27歳のテーマは〜豪運〜…というのは置いておいて、普通にびっくりである。

・一応「永久に通い放題」のプランではあったので、6日前のnoteでも「大きな負の力に負けず13回目に行ってやる」という決意表明をしたところだったが、なんてことはない、そんな個人の思いなど巨大な負の力の前では塵に同じ。この世に永遠など存在しないのだ。

・ギリ通い切れた身としては、「永久に通いたかったのに!ぷんぷん!」とかいう感情はもはやなくて、あの日、「次回の予約は年明けから取れますよ」「まだまだ通えますのでどんどん毛をなくしていきましょうね」「またのお越しをお待ちしてます」などと言ってくれていた、あの綺麗なお姉さんたちの心身がただただ心配である。

・たぶん本当に従業員のお姉さんたちは知らなかったんだろう。今どれだけ思い出しても、騙している人間の言動ではない。心からそう思う。

・この件が今後どうなるのか、一応当事者として気にはなる。そして何より、残った毛はどうしようか。永久に通えるとは言え、脱毛サロンなので完全に毛が消えることはない。だから、ゆるゆると長く通えたらいいかなぐらいの気持ちだった。だいぶ毛が薄くなった今になって、高いお金を払って医療脱毛に通い始めるのもなんか違う気がするし、何よりサロンだろうが医療だろうが業界への信頼は現状地面スレスレだ。家庭用脱毛器でも買おうかな。

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